CB125R／受注停止の原因や受注再開のタイミング時期は？

しかし、近年、「マジで受注停止になったのか？」「受注再開の時期は？」「もう買えないのか？」といった情報が飛び交い、購入を検討していた多くのライダーを不安にさせています。

果たして、この「受注停止」という情報は真実なのでしょうか？

そして、もし事実だとしたら、その原因は何で、いつ頃再開される見込みがあるのか？

この記事では、CB125Rの受注停止に関する現況を徹底的に掘り下げ、その原因や根本的な理由、そして気になる受注再開の可能性とタイミングについて、多角的な視点から解説していきます！

CB125Rが受注停止になったのはマジなのか？

結論から申し上げますと、はい、事実です！

ただ、現在は新規の受注が再開されています。

ホンダ公式発表と販売店情報

ホンダは、2024年7月1日に公式サイト上で「Honda二輪車のお届け遅延のお詫びとお知らせ
」を掲載しました。

• ホンダ公式サイトでのアナウンス

ホンダの二輪製品情報ページや、顧客向けのお知らせ欄に、明確に受注停止の旨が記載されています。

出典ホンダ公式

この公式発表が、CB125Rが新規購入できない状況であることの確固たる証拠となります。

通常、このような公式のアナウンスは、部品供給の遅延や生産体制の変更など、やむを得ない事情がある場合にのみ行われます。

• 全国のホンダドリーム店、正規取扱店での状況

各都道府県の正規販売店では、すでにCB125Rの販売を行っておりますで、受注再開の目処が経っています。

店頭に展示車が残っている場合や、すでに契約済みの車両が納車待ちの状態である可能性がありますので、新たに注文を入れることができる状況です。

多くの販売店では、顧客からの問い合わせに対し、「現在、販売は再開しています。」と案内しているはずです。

中古車市場への影響と価格動向

CB125Rの新規受注停止は、当然ながら中古車市場にも大きな影響を与えています。

• 中古車価格の上昇傾向

新車が手に入らないとなると、中古車を求める需要が高まります。その結果、中古車市場におけるCB125Rの価格は上昇傾向にあります。

特に、状態の良い低走行車や、人気のカラーリングの車両は、高値で取引されるケースが増えています。

• タマ数の減少と争奪戦

市場に出回る中古車の「タマ数」（在庫台数）も、徐々に減少しています。需要が高まる一方で供給が絞られるため、良い状態の車両が出るとすぐに売れてしまうといった「争奪戦」のような状況が生まれています。

• 新車価格を上回るケースも

稀にではありますが、特に人気の年式やカラー、そしてカスタムが施された車両の中には、新車価格を上回る価格で取引されているケースも見受けられます。

これは、新車が手に入らないことによるプレミアム価格が乗っている状態と言えるでしょう。

これらの状況から、CB125Rが現在、新規で購入することが非常に困難な状況にあることは明白です。

この状況は、単なる一時的な品薄ではなく、メーカーによる明確な「受注停止」という判断が下されていることを意味しています。

なぜ受注停止になったのか？原因や根本的理由

その背景には、複数の複雑な要因が絡み合っていると考えられます。

世界的な半導体不足とパーツの遅れ

最も直接的で、かつ現在の様々な産業に影響を与えているのが、世界的な半導体不足とそれに伴う部品供給の遅延です。

これは、自動車業界だけでなく、家電製品やスマートフォンなど、電子部品を使用するあらゆる製品に共通する課題となっています。

現代のバイクには、燃料噴射装置（FI）、ABS（アンチロック・ブレーキ・システム）、LEDライトの制御、各種センサー、デジタルメーターなど、多くの電子制御システムが搭載されています。

これらのシステムには、多かれ少なかれ半導体が使用されています。CB125Rも例外ではなく、特にABSや液晶メーター、LEDヘッドライトなど、比較的新しい技術が多く採用されているため、半導体への依存度が高いと言えるでしょう。

また、新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界中で工場の一時停止や物流の混乱が発生しました。

その後、巣ごもり需要によるPCやゲーム機などの電子機器の需要急増、さらに自動車産業の回復に伴う半導体需要の再燃が重なり、供給が追い付かない状況が慢性化しています。

半導体だけでなく、特定の金属部品や樹脂部品、ハーネス（配線）など、サプライヤーからの供給が滞っている部品も存在すると考えられます。

特に海外からの輸入部品に依存している場合、国際情勢や物流網の混乱がダイレクトに生産計画に影響を及ぼします。

部品が一つでも欠ければ、製品は完成しません。たとえCB125Rの他の部品がすべて揃っていても、たった一つの半導体や特定のセンサーが届かなければ、生産ラインは停止せざるを得ないのです。

これが、受注停止という最も直接的な原因として挙げられます。

新たな排出ガス規制への対応

もう一つの大きな要因として、新たな排出ガス規制（令和2年排出ガス規制）への対応が挙げられます。これは、日本国内で販売されるすべての新型二輪車に適用される、より厳格な環境基準です。

排出ガス規制とは？

排出ガス規制とは、国土交通省が定める道路運送車両法によって規定される、排気ガス濃度を規制する施策のことを指します。測定される排気ガスは一酸化炭素（CO）、炭化水素（HC）、窒素酸化物（NOx）の3種類で、車検の際に測定される排気ガスが保安基準の数値内かどうかが確認されます。

出典グーバイク

令和2年排出ガス規制は、国際的な排出ガス規制である「Euro 5」に準拠しております。

■EURO 5とは？

EURO 5 は、欧州連合 (EU) が自動車に対して設定した 5 回目の排出ガス基準を指します。これらの規格は、内燃エンジンを搭載した自動車から排出される有害な汚染物質のレベルを規制および制限するように設計されています。

出典https://ja.mycarimport.co.uk/

この規制は、2020年12月以降に新型生産される車両から順次適用され、既存モデルについても2022年11月以降に生産される車両からは適用されています。

• 規制対応のコスト

新しい排出ガス規制に対応するためには、エンジンの燃焼効率の改善、排気システムの改良（触媒の高性能化など）、燃料噴射システムの最適化、O2センサーの増設など、多岐にわたる技術的な改修が必要です。

これらの改修には、莫大な開発費用と、設計・テスト・認証取得までの長い期間を要します。

• 小排気量モデルの難しさ

特に125ccのような小排気量エンジンでは、限られたスペースとコストの中で、厳格な排出ガス規制に対応するのが非常に難しいとされています。

パワーや燃費を犠牲にせず、排出ガスをクリーンにする技術は高度であり、ホンダとしても対応に時間を要している可能性があります。

CB125Rの受注停止は、この新しい規制への適合作業が、部品供給の遅延と相まって、生産スケジュールに大きな影響を与えている可能性が高いと言えます。

規制対応モデルへの切り替え準備のため、一時的に既存モデルの受注をストップしていると推測されます。

生産体制の見直し

上記の要因に加えて、ホンダ社内における生産体制の見直しや、今後のグローバル戦略的な判断も、受注停止の背景にあると考えられます。

世界的な部品供給の不安定さや、各国の市場動向の変化に対応するため、生産拠点の見直しや、特定のモデルの生産ラインの集約が行われることがあります。

これにより、一時的に生産が滞ったり、生産車種の優先順位が変更されたりする可能性があります。

• 電動化へのシフト

ホンダは、2040年までにすべての二輪製品を電動化するという目標を掲げています。この大きな方向転換の中で、リソース（人員、資金、技術力など）をガソリン車から電動車への開発・生産にシフトさせている可能性も否定できません。

限られたリソースの中で、どのモデルに生産能力を割り振るかという戦略的な判断が行われている可能性があります。

• モデルラインアップの再編

競争の激しい二輪市場において、常に最適なモデルラインアップを維持することは重要です。

CB125Rが一時停止している間に、次期モデルの開発を進めていたり、他のモデルの生産を優先させたりといった、より広範な視点での判断が働いていることも考えられます。

これらの複合的な要因が絡み合い、CB125Rの新規受注停止という現状に至っていると考えられます。

単一の原因ではなく、複数の課題が同時期に発生した結果である可能性が高いでしょう。

CB125Rが受注再開！ 最新モデルはフルカラーTFTメーター搭載

ホンダの過去の事例と市場の需要

ホンダは過去にも、人気モデルの生産が一時的に滞り、受注停止になった事例がいくつかあります。

しかし、ほとんどの場合、部品供給の目処が立ち次第、あるいはマイナーチェンジなどの形で受注が再開されています。

ホンダは世界的な二輪メーカーであり、人気車種を供給できない状態を長期化させることは、企業として大きな機会損失に繋がります。

特にCB125Rは、原付二種クラスにおいて、スタイリッシュなデザインと最新装備で一定のファンを獲得しているモデルです。潜在的な需要が依然として高いことを、ホンダも十分に認識しているはずです。

• 市場におけるCB125Rの立ち位置

125ccクラスは、維持費の安さや手軽さから、若年層の入門用バイクや、ベテランライダーのセカンドバイクとして堅調な需要があります。

この市場で存在感を示すためにも、CB125Rのような魅力的なモデルを供給し続けることは、ホンダにとって重要な戦略の一部と考えられます。

• 規制対応モデルへの移行

前述の排出ガス規制への対応が主な理由であれば、規制に適合したモデルへの切り替えが完了すれば、現在（2025年）の生産が再開されています。

これらの点を踏まえると、今後はCB125Rが完全に生産終了となる可能性は低いと考えるのが妥当です。そして、現在、受注再開され多くのライダーの興味を惹いてる状態です。

現在は受注再開してる状態

出典ホンダ公式

CB125Rが、現在受注再開しており、多くのバイクファンからの注目を集めています。特に2024年4月に発表された最新モデルは、大幅な進化を遂げ、その魅力がさらに高まっています。

最新のCB125Rは、2021年型の高い基本性能を受け継ぎつつ、さらに充実した装備が特徴です。

継続色のブラックは、フロントフォーク、シュラウド、ホイールがブラックに変更され、より精悍な印象を際立たせています。

これらの変更により、CB125Rは原付二種クラスとは思えないほどの高級感と機能性を手に入れました。

CB125Rは、その本格的な装備と高い走行性能で、デビュー以来高い評価を得ています。

124ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンは、最高出力15PSを発揮し、高回転まで気持ちよく吹け上がるフィーリングが魅力です。

ショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークは、125ccクラスでは異例ともいえる本格的な倒立フロントフォークを採用し、安定した走行性能と高い質感を実現しています。

軽量な車体であり、車両重量130kgと軽量なため、街中での取り回しやすさはもちろん、ワインディングでのスポーツ走行も存分に楽しめます。

現在、多くの販売店で受注を再開しており、新車の在庫も確認できる状況です！

本格的な装備と優れた走行性能を兼ね備えたCB125Rは、通勤・通学からツーリングまで、幅広いシチュエーションで活躍する一台となるでしょう。

購入を検討されている方は、お近くのホンダ二輪車正規取扱店にお問い合わせください。

受注再開のタイミングや時期は？

このタイミングで、新しい仕様のモデルの受注が開始されたと考えられます。

メーカーとしては、新型モデルの発表と同時に販売店での受注を開始することが一般的ですので、2024年4月上旬～中旬には受注が始まったと見て良いでしょう。

通常、ホンダのモデルは年間生産計画に基づき製造・出荷されますが、人気のモデルや特定の部品供給状況によっては、一時的に受注がストップしたり、納期が長くなったりする場合があります。

今回の「受注再開」という表現は、一時的に受注が停止していた期間があったことを示唆している可能性があります。

しかし、現在（2025年）の時点では、最新の2024年モデルが販売されており、多くの販売店で受注が可能になっている状況です。

もし購入を検討されているのであれば、お近くのホンダ二輪車正規取扱店に直接問い合わせて、納期や在庫状況を確認することをおすすめします。

過去の事例と規制対応のサイクル

ホンダの過去のモデルチェンジや規制対応のサイクルを見ると、以下のような傾向が見られます。

• 規制対応モデルへの切り替え期間

厳格な排出ガス規制への対応は、通常1年〜1年半程度の開発期間を要することが一般的です。

CB125Rが受注停止になったのが2023年7月と考えると、規制対応の開発が開始されたのがそれ以前であったとしても、認証取得までにはある程度の時間がかかります。

• 部品供給の問題の長期化

半導体不足の問題は、各方面で「少なくとも2024年いっぱいは続くだろう・・」あるいは「2026年までかかる・・」といった見方がされていました。

現在（2025年時点）では、多少は改善傾向にあるものの、予断を許さない状況が続いています。

• モデルチェンジ発表の時期

ホンダは、例年秋から冬にかけて、翌年モデルの発表や既存モデルのマイナーチェンジを発表することが多いです。

これは、東京モーターショー（ジャパンモビリティショー）や大阪モーターサイクルショーなどのイベントに合わせて行われることもあります。

これらの傾向を総合的に考慮すると、最も現実的なモデルチェンジ時期は、2026年後半にかけてとなる可能性が高いと推測されます。

ホンダの生産計画と市場状況

ホンダは、グローバル企業として世界中の市場にバイクを供給しています。そのため、単一モデルの生産再開時期は、全体の生産計画や市場状況を考慮して決定されます。

• 優先順位の調整

複数のモデルで部品供給の問題が発生している場合、ホンダはどのモデルの生産を優先するかを決定します。

収益性の高い大型モデルや、特定市場での需要が非常に高いモデルが優先される傾向にあるかもしれません。

• サプライヤーとの連携

部品供給の目処が立ったとしても、安定供給が確保されるまでの期間は、生産を大幅に増やすことはできません。サプライヤーとの綿密な連携を通じて、生産計画が立てられます。

• 需要の予測

再開後の需要を正確に予測し、適切な生産台数を設定することも重要です。需要が回復しても、過剰生産になれば在庫リスクを抱えることになりますし、生産が少なすぎれば再び品薄になる可能性があります。

これらの要素が複雑に絡み合うため、具体的な再開時期を特定するのは非常に困難です。販売店もメーカーからの正式な通達がない限り、正確な情報を顧客に伝えることはできません。

そのため、現時点では「未定」という回答が一般的です。

今後何かあれば公式発表を待つのが最善策

結局のところ、CB125Rに関する最も確実な情報は、ホンダからの公式発表を待つしかありません！

• 情報の確認方法

ホンダの二輪公式サイト、またはお近くのホンダドリーム店、正規取扱店からのアナウンスを定期的に確認することが最も確実です。

SNSや非公式な情報源からの情報は、信憑性に欠ける場合があるため、注意が必要です。

• 先行予約や予約リストの有無

基本的には、受注再開が近づくと、一部の販売店では先行予約や予約リストの受付を開始する場合があります。ただし、これも店舗によって対応が異なるため、直接問い合わせて確認するのが良いでしょう。

ホンダがこの人気モデルを完全に手放すとは考えにくいため、希望を持って公式発表を待つのが賢明な選択と言えます。

「CB125R・買えない」のワードは受注停止にリンクしてる？

購入検討者の不満と情報収集

新車購入を検討していたライダーが、販売店で「現在、新規の受注は停止しています」と告げられたり、ホンダの公式サイトで受注停止の案内を見たりすると、「あれ？買えないの？」という疑問が真っ先に頭に浮かびます。

そこで、多くの人々がその状況を確認するために、Googleなどの検索エンジンで「CB125R 買えない」「CB125R 受注停止」「CB125R 生産中止」といったキーワードで情報収集を行います。

同様に、SNS上でも「CB125Rが買えない・・」「欲しかったのに残念・・」といった投稿が増え、情報がさらに拡散されていきます。

これらの検索ワードや投稿が、インターネット上で「CB125Rは買えない」という印象を決定づけています。

CB125Rの場合、スタイリングや性能のスペック自体は高く評価されており、市場における人気自体は依然として高いと考えられます。

しかし、メーカー側の生産上の都合により、供給がストップしているために「買えない」状況に陥っているのです。

これは、人気があるのに手に入らないという、いわば「嬉しい悲鳴」のような状態と言えます。

したがって、「CB125R 買えない」という検索ワードは、CB125Rが単に「売れてない」という事実を示すものではなく、むしろ新車が手に入らない現状に対するライダーの強い関心や、購入意欲の表れであると解釈できます。

最後に統括

この状況は、購入を検討していた多くのライダーにとって、大きな障壁となっていることでしょう。

受注停止の主な原因としては、以下の複合的な要因が考えられます。

しかし、これらの要因は、CB125Rが「不人気だから」生産停止になったわけではありません！

むしろ、需要があるにもかかわらず供給が追いつかない状況であり、多くのユーザーが「買えない」ことに不満を抱き、情報収集をしているのが現状です。

実際にCB125Rが受注再開される可能性は高いと見ています。ホンダがこの魅力的なモデルを完全にラインアップから外すとは考えにくいからです。

排出ガス規制への対応が完了し、部品供給が安定すれば、新たなモデルとして再登場するでしょう。

気になる受注再開のタイミングや時期については、残念ながら現時点ではホンダからの公式発表がないため、断定はできません。

しかし、過去の事例や規制対応のサイクル、そして部品供給の状況を鑑みると、2026年後半にかけてのモデルチェンジが最も現実的なシナリオとして考えられます。

購入を希望される方は、お近くのホンダドリーム店から一度試乗しましょう。より進化したCB125Rが手に入ることに期待！

この記事を書いた人

Taku

二級二輪整備士：大型二輪免許取得：愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています！

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