アクシスZのバッテリー交換方法を完全オリジナルで伝授!

ヤマハ車

※このページのリンクにはプロモーションが含まれています。

Taku
Taku

ヤマハの人気スクーター、アクシスZ。日常の足として活躍してくれるアクーターだからこそ、バッテリーの状態は常に良好に保ちたいもの。そこで今回は、アクシスZのバッテリー交換方法を完全オリジナルで伝授します!

「バッテリー交換って難しそう・・」「バッテリーが上がりやすい・・」そう考えているオーナーが、自分でバッテリー交換ができるよう、バッテリーの場所、位置から交換方法、最適な交換時期、さらには弱ってきたサインの見分け方、おすすめバッテリーまで徹底的に解説します。

さあ、あなたも今日からアクシスZのバッテリー交換マスターです!

■この記事でわかること

  • まずはアクシスZのバッテリーの場所や位置から
  • アクシスZのバッテリー交換方法を完全伝授!
  • アクシスZ/バッテリー交換時期はどれくらいのサイクル?
  • セルが弱い場合はバッテリーが弱ってるサイン?
  • アクシスZに適合するオススメのバッテリーはコレ!
  • 最後にまとめ

まずはアクシスZのバッテリーの場所や位置から

Taku
Taku

アクシスZのバッテリーは、一般的なスクーターと比較してもアクセスしやすい場所にあります。バッテリー交換を始める前に、まずはその正確な位置を確認しましょう。

アクシスZのバッテリーは、メットインの中にある奥のカバーに格納されています。

✅️メットインを確認

アクシスZのメットインを開き、奥のスペースにバッテリーが収納されています。

✅️奥のカバーを開ける

四角いプラスチック製のカバーがあります。通常、このカバーはプラスのネジで固定されています。

プラスドライバーを使って、このカバーを固定しているネジを全て慎重に緩めて外します。ネジは小さいため、紛失しないようにトレーなどに入れておくと良いでしょう。

カバーを外すと、その奥にバッテリーが格納されているのが確認できます。

この位置にあることで、バッテリーの点検や交換が比較的容易に行えるよう設計されています。古いバッテリーを取り外す時は、多少引っ張らないと出にくいですが、非常に理にかなったレイアウトと言えるでしょう。

アクシスZのバッテリー交換方法を完全伝授!

Taku
Taku

アクシスZのバッテリー交換は、手順を一つずつ確認しながら進めれば、自分でも十分可能です。安全第一で、落ち着いて作業しましょう。

安全対策と事前準備

バッテリー交換作業は、電気が関わるため、特に安全対策が重要です。感電やショートを防ぐために、以下の準備を必ず行ってください!

【安全対策】

  • エンジンを停止しキーを抜く

作業中に誤ってエンジンがかかることを防ぎ、電気回路を遮断します。

  • 軍手または絶縁手袋を着用する

素手でバッテリー端子に触れるのは危険です。

  • 金属製の工具の扱いに注意する

工具がバッテリーのプラス端子と車体(マイナス)に同時に触れると、ショートして火花が散ったり、バッテリーが破損したりする危険があります。工具は丁寧に扱い、絶対に同時に両方の端子に触れないようにしましょう。

  • 服装に注意する

ネックレスや腕時計などの金属類は外しておきましょう。

  • 換気の良い場所で作業する

バッテリーからは微量の水素ガスが発生することがあります。密閉された空間での作業は避け、換気を確保してください。

  • 火気厳禁

バッテリー周辺ではタバコなどの火気の使用は絶対に避けてください!

【必要な工具と材料】

  • プラスドライバー
  • メガネレンチ(10mm)またはボックスレンチ
  • 廃バッテリーを一時的に置く場所
  • 新品バッテリー
  • バッテリーターミナル保護グリス

これらの準備が整ったら、いよいよバッテリー本体の取り外し作業に進みます。

取り外しとマイナス端子から外すのが鉄則

安全対策を再確認したら、古いバッテリーの取り外しに入ります。

ここでの最重要ポイントは、必ずマイナス(-)端子から外すことです。

  • バッテリーカバーを外す

フロアボード右側のカバーをプラスドライバーで外します。

  • マイナス(-)端子から外す

バッテリーのマイナス(-)端子に接続されているケーブルのネジ(またはナット)をプラスドライバーかメガネレンチで緩めます。

完全に外れたら、ケーブルがバッテリー本体に触れないように、奥の方へよけておきます。この際、工具がプラス端子に触れないように細心の注意を払ってください。

  • プラス(+)端子を外す

次に、バッテリーのプラス(+)端子に接続されているケーブルのネジ(またはナット)を緩めて外します。これもケーブルがバッテリー本体や車体に触れないように、奥へよけておきます。

  • バッテリー固定バンドを外す

アクシスZの場合、バッテリーはゴム製のバンドなどで固定されていることが多いです。このバンドを外します。

  • 古いバッテリーを取り出す

慎重に古いバッテリーを持ち上げて、バッテリーケースから取り出します。バッテリーは意外と重いので、落とさないように注意してください。

液漏れしている場合は、直接触れないように手袋を着用し、ウエスなどで拭き取ります。

取り付けとプラス端子から繋ぐのが鉄則

清掃が終わったら、いよいよ新しいバッテリーの取り付けです。

取り外しとは逆の手順で、今度は必ずプラス(+)端子から接続するのが鉄則です。

  • 新しいバッテリーをセット

清掃したバッテリーケース内に、新しいバッテリーを慎重にセットします。正しい向きに置かれていることを確認してください(端子の位置)

  • バッテリー固定バンドで固定する

バッテリーが動かないように、ゴムバンドなどでしっかりと固定します。

  • プラス(+)端子を接続する

バッテリーのプラス(+)端子に、車体側のプラスケーブルを接続します。ネジ(またはナット)をしっかりと締め付けます。

この時、**工具がマイナス端子や車体に触れないように細心の注意を払ってください!**必要であれば、端子にバッテリーターミナル保護グリスを薄く塗布しておくと良いでしょう。

  • マイナス(-)端子を接続する

次に、バッテリーのマイナス(-)端子に、車体側のマイナスケーブルを接続します。ネジ(またはナット)をしっかりと締め付けます。

  • バッテリーカバーを取り付ける

全ての接続が終わったら、バッテリーカバーを元通りに取り付け、ネジでしっかりと固定します。

動作確認と最終チェック

バッテリーの取り付けが終わったら、最終確認を行い、正常に動作するかチェックしましょう。

  • キーを差し込みONにする

キーをキーシリンダーに差し込み、「ON」の位置まで回します。この時、メーターパネルのランプ類が正常に点灯するか、燃料ポンプの作動音が聞こえるかを確認します。

  • セルを回してエンジン始動

ブレーキを握りながらセルボタンを押し、エンジンがスムーズにかかるか確認します。元気よくセルが回り、エンジンがかかれば、バッテリー交換は成功です。

  • 電装品の動作確認

ヘッドライト、テールランプ、ウインカー、ホーンなど、各電装品が正常に作動するか確認します。

バッテリー周辺に異常がないか、ケーブルがしっかりと接続されているか、カバーがきちんと閉じられているかなどを再度確認します。

これでアクシスZのバッテリー交換作業は完了です!

アクシスZ/バッテリー交換時期はどれくらいのサイクル?

Taku
Taku

バッテリーには寿命があります。定期的な交換は、突然のエンジントラブルを防ぐ上で非常に重要です。

アクシスZのバッテリーは、どれくらいのサイクルで交換するのが適切なのでしょうか?

一般的なバッテリー寿命とメーカー推奨サイクル

バイク用バッテリーの一般的な寿命は、約2~3年と言われています。

もちろん、これは使用状況や保管方法によって大きく変動します。

アクシスZのメーカーであるヤマハは、具体的なバッテリー交換時期を走行距離で明記していることは稀ですが、新車購入から2~3年経過したら、バッテリーの点検や交換を検討する時期に入ると考えて良いでしょう。

バッテリーの寿命が近づくと、蓄電能力が低下し、セルモーターを回す力が弱まったり、電装品への供給が不安定になったりといった症状が現れ始めます。

バッテリー寿命を縮める要因と長持ちさせるコツ

バッテリーの寿命は、日頃の使い方や保管方法によって大きく変わります。

以下に、寿命を縮める主な要因と、長持ちさせるためのコツをまとめました。

寿命を縮める要因

✅️「チョイ乗り」が多い

短距離走行が多いと、バッテリーが十分に充電される前にエンジンを停止するため、常に充電不足の状態になりがちです。

✅️長期間乗らない

バイクに乗らない期間が長いと、自然放電が進み、過放電状態に陥りやすくなります。過放電はバッテリーに大きなダメージを与えます。

✅️電装品の使いすぎ

エンジン停止中にハザードランプを長時間つけたり、USB電源でスマホを充電したりすると、バッテリーに負担がかかります。

✅️冬場の低温環境

バッテリーは低温環境に弱く、化学反応が鈍くなるため、特に冬場は性能が低下しやすくなります。

長持ちさせるコツ

✅️定期的に長距離走行をする

週に一度は30分~1時間程度の走行を行い、バッテリーを十分に充電する機会を与えましょう。

✅️乗らない時は充電する

長期間乗らない場合は、バイク用バッテリー充電器を使って定期的に充電(補充電)を行いましょう。特に冬場は重要です。

✅️電装品のつけっぱなしに注意

エンジン停止時には、不要な電装品は消灯するように心がけましょう。また、極端な高温多湿、低温環境を避け、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。

✅️バッテリーターミナルの清掃

定期的に端子に腐食がないか確認し、必要であれば清掃して保護グリスを塗布しましょう。

これらの対策を行うことで、バッテリーの寿命を最大限に引き延ばし、突然のバッテリー上がりのリスクを減らすことができます。

セルが弱い場合はバッテリーが弱ってるサイン?

Taku
Taku

「あれ?最近、セルの回りが弱いな…」と感じたら、それはバッテリーが弱っているサインかもしれません。

バッテリーが弱っている時の具体的な症状と、その対処法について見ていきましょう。

バッテリーが弱っている時の症状5選

セルを回すときのフィーリング以外にも、バッテリーが弱っていることを示すサインはいくつかあります。

セルの回りが弱い&重い

最も分かりやすいサインです。普段よりも「キュルル…」という音が長く続いたり、途中で途切れたりする場合は、バッテリーの電圧が低下している可能性が高いです。

寒い朝など、外気温が低い時に顕著に現れることが多いです。

エンジンがかかりにくい&またはかからない

セルが弱々しく回り、最終的にエンジンがかからなくなることがあります。特に、数回セルを回してもかからない場合は、バッテリーが限界に近い状態かもしれません。

ヘッドライトやウインカーが暗い&点滅が遅い

エンジンをかける前や、アイドリング中にヘッドライトやウインカーの光量が明らかに弱かったり、ウインカーの点滅間隔が遅かったりする場合は、バッテリーの電圧が不足している兆候です。

アクセルを回してエンジン回転数を上げると明るくなる場合は、バッテリーが弱っている可能性が高いです。

ホーンの音が小さい&頼りない

普段よりもホーンの音が小さく、弱々しく感じる場合も、バッテリーの電圧不足が原因であることがあります。

メーターパネルの表示が不安定&または消える

電圧が極端に低下すると、メーターパネルの液晶表示が薄くなったり、点滅したり、エンジン始動時に一時的に消えたりすることがあります。

これらの症状が一つでも現れたら、バッテリーの点検や交換を検討する時期が来ていると判断して良いでしょう。

バッテリーが弱った時の対処法:充電?交換?

バッテリーが弱っているサインに気づいたら、状況に応じた対処が必要です。

軽度の充電不足であれば、バイク用バッテリー充電器を使って充電することで回復する可能性があります。

特に、「チョイ乗り」が多くて充電不足になりがちな場合や、長期間乗っていなかった場合は、まず充電を試してみましょう。

充電器は、バッテリーに合わせた種類(MFバッテリー対応など)を選び、取扱説明書に従って正しく使用してください。

また、出先でバッテリーが上がってしまい、エンジンがかからない場合は、他の車両(車やバイク)からブースターケーブルを繋いでエンジンを始動させることができます。

しかし、これはあくまで緊急時の対処法であり、根本的な解決にはなりません

エンジンがかかったら、バイクショップへ向かうか、帰宅してバッテリーの点検・交換を検討しましょう。

そして、充電してもすぐに症状が再発する、充電器の表示が「充電完了」にならない、あるいはバッテリー液の量が極端に減っている(液入りバッテリーの場合)といった場合は、バッテリー自体の寿命が来ている可能性が高いです。

この場合は、新しいバッテリーへの交換が最も確実な解決策となります。無理に使い続けると、突然のバッテリー上がりで思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。

バッテリーの寿命は、突然尽きるものではなく、徐々に性能が低下していきます。

このようなサインを見逃さず、早めに対処することで、快適なバイクライフを維持できるでしょう。

アクシスZに適合するオススメのバッテリーはコレ!

Taku
Taku

アクシスZのバッテリー交換をDIYで行う場合、最も重要なのが「どのバッテリーを選べばいいのか?」という点です。

ここでは、アクシスZに適合するバッテリーの選び方と、いくつかのおすすめバッテリーを紹介します。

具体的なブランドとしては、以下のものが有名で信頼性も高いです。

✅️スーパーナット

有名なバッテリーメーカーで、多くのバイクメーカーで純正採用されています。安定した品質と性能が魅力です。アクシスZ専用のバッテリーを生産している点も安心できる選択肢の一つです。

✅️AZバッテリー

老舗バッテリーメーカー。こちらも信頼性が高く、バッテリー寿命が長いと評判です。

✅️台湾ユアサ(Taiwan YUASA)

125ccスクーター大国である台湾で生産されているユアサブランドのバッテリー。純正採用されている場合も多く、コストパフォーマンスに優れています。

最後にまとめ

Taku
Taku

アクシスZのバッテリー交換について、その場所から交換手順、最適な交換時期、そして弱っているサインやおすすめバッテリーまで、徹底的に解説しました。

バッテリーは、バイクのエンジンを始動させるだけでなく、ヘッドライトやウインカー、メーターなどのあらゆる電装品に電力を供給する、まさにバイクの心臓部とも言える存在です。

この重要な部品のメンテナンスを適切に行うことで、アクシスZを長く、そして安全に乗り続けることができます。

バッテリー交換は、適切な工具と少しの知識があれば、自分でも十分可能なメンテナンスです。

特に、マイナス端子から外してプラス端子から繋ぐという鉄則と、安全対策を徹底することが何よりも重要です。この記事で紹介した手順を参考に、自信を持って作業に挑戦してみてください。

また、バッテリーは消耗品であり、その寿命は使用状況によって大きく変動します。

一般的な寿命は約2~3年ですが、「チョイ乗り」が多い場合や長期間乗らない場合は、特に注意が必要です。

セルの回りが弱い、ヘッドライトが暗いといったバッテリーが弱っているサインを見逃さず、早めに充電や交換といった対処を行うことで、突然のトラブルを未然に防ぐことができます。

アクシスZに適合するおすすめのバッテリーは、主に「スーパーナット」「AZバッテリー」「台湾ユアサ」といった信頼性の高いブランドから、ご自身の予算やニーズに合ったものを選びましょう。

このブログ記事が、アクシスZオーナーの皆さんのバッテリーメンテナンスの助けとなり、より快適で安心なバイクライフを送るための一助となれば幸いです。

バッテリーを良好な状態に保ち、アクシスZとの毎日を存分に楽しんでくださいね!

この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

コメント