【センスない】バイクが向いてない人とはこう言う人の事だ!

豆知識
Taku
Taku

バイクに乗ることは、自由で楽しく、人生を彩る大きな趣味になる一方で、決して誰にでも向いているものではありません。

車と違い、外界にむき出しの状態で走るバイクは、操作の繊細さやリスク管理、そして精神的な余裕までが求められる乗り物です。

私自身、長年バイクに乗ってきて、ツーリング仲間やツーリングクラブで出会った多くのライダーを見てきましたが、正直「この人はバイクに向いてないな・・」「この人はバイクのセンスないな・・」と思う人は必ずいました。

最初は気合十分でも、結局半年以内に降りてしまう人もいれば、メンテナンス不足で事故を起こしてしまう人もいます。

この記事では、バイクが向いてない人の特徴や、バイクのセンスがない原因を私なりの主観でまとめ、逆にセンスのあるライダーの共通点も徹底的に掘り下げていきます。

これから免許を取ろうか迷っている人、すでに乗っているけど不安を感じている人は、自分に当てはまるかどうか確認しよう!

■この記事でわかること

  • バイクが向いてない人とはこう言う人の事だ!
  • バイク乗り/上手い人の特徴はこうだ!
  • バイクのセンスがない人はこう言う人の事だ!
  • 逆にバイクのセンスがある人はこう言う人の事だ!
  • 最後に統括

バイクが向いてない人とはこう言う人の事だ!

Taku
Taku

「自分は本当にバイクが好きかどうかわからない・・」と感じているライダーもいるだろう。

それはもしかしたら、バイクに乗る上での「センス」が、まだ自分の中で芽生えていないからかもしれない。

この記事では、私自身の経験と、これまでの様々なライダーとの出会いから感じた「バイクが向いていない人」の特徴を、個人的な主観で語っていく。

それは技術的なことだけでなく、バイクとの向き合い方、心の持ち方に深く関係している。もし、この記事に挙げられた特徴に心当たりがあっても、落ち込む必要はない。

むしろ、自分自身を客観的に見つめ直し、これからのバイクライフをより豊かにするためのヒントにしてほしい。

危険予測ができない「自分本位」な人

バイクにおいて最も重要なのは「危険を予測する力」です。

信号が青でも突っ込む、前の車が完全に止まるわけがないと決めつける、歩行者が急に飛び出してくるなんて想像すらしない…。

こういう「自分の都合しか考えない運転」をする人は、ほぼ間違いなく事故を起こします!

たとえば私が以前見たケースですが、直進道路を走っていたライダーが「青だから安心」と思って速度を落とさず交差点に入ったところ、右折車と接触しました。

法律的にはライダー側が優先ですが、結果的に骨折して痛い思いをしたのはバイクの方です。バイクは「正しいかどうか」よりも「自分が死なないかどうか」が大事なのです。

危険予測ができない人は、正直バイクに乗るべきではない。

面倒くさがりで「準備を怠る」人

バイクは走る前の準備が本当に大事です。

ヘルメットのあご紐を締めない、プロテクターを省略する、オイル交換をサボる、タイヤの空気圧なんて一度も確認したことがない…。

こういう人を私はたくさん見てきましたが、大抵どこかで痛い目を見ます。

ある友人は「空気圧なんてガソリンスタンドで勝手に見てくれるでしょ・・」と言ってチェックを怠り、結果的にタイヤの偏摩耗からスリップダウンしました。

幸い軽傷で済みましたが、あと1歩間違えれば命を落としていたと思います。

面倒くさがりは、バイクとの相性が最悪です。バイクに乗るということは「準備を怠らない」こととセットだと考えるべきです。

忍耐力がない「すぐ諦める」人

バイクは「スポーツ」の要素が強く、最初から上手に乗れる人はほとんどいません。

低速のクラッチ操作、取り回し、雨の日の走行、峠道でのコーナリング・・。全部練習と経験でしか身につきません。

でも「立ちゴケ1回で心が折れる」「Uターンができないからもう乗りたくない」とすぐに諦める人もいます。

バイクは「失敗を楽しめる人」に向いています。

最初は転んで当たり前、立ちゴケは通過儀礼。

そういう気持ちを持てない人は残念ながら続かないでしょう。

他人と比べすぎる「見栄っ張り」な人

「友達がリッターバイクに乗っているから自分も買う」「250ccなんてダサいから乗りたくない」…。こういう人は本当に多いです。

でも実際にリッターバイクを買っても「重くて乗れない」「維持費が高すぎる」と嘆き、結局手放すケースを何度も見てきました。

バイクは人それぞれに合ったサイズがあります。

小排気量が恥ずかしいと思う人は、そもそもバイクの本質を理解していないのだと思います。他人と比べるのではなく「自分が楽しめるかどうか」が全てです!

人のアドバイスに耳を傾けずプライドが高い人

バイクは常に学びの連続。初心者であれば、教習所や先輩ライダーから教わることばかり。

ベテランになっても、新しい技術や知識、そして何より安全運転への意識をアップデートしていく必要がある。

しかし、中には「俺はもうベテランだから!」「他人の意見なんて聞く必要ない!」と、プライドが邪魔をして人の話を聞かない人がいる。

こういう人は、新しいことを吸収できず、いつまでたっても同じミスを繰り返してしまう。公道はサーキットではない。

常に予測不能な状況が起こりうる。

他人のアドバイスを「自分への攻撃」と受け取るのではなく、「安全のためのヒント」と捉えられない限りバイクに乗ることは危険です。

バイク乗り/上手い人の特徴はこうだ!

Taku
Taku

では逆に、バイクに「向いている人」や「運転が上手い人」には、どんな特徴があるのだろうか?

私が思う、真のバイク乗り像について語っていく。

常に先を読んだ運転ができる

運転が上手い人は、今見えている景色だけで判断しないだろう。

信号の変わり目、交差点の影から飛び出してくるかもしれない歩行者、車線変更をしようとしている車の動き・・。

常に「次は何が起こるか?」を予測して、それに対応できる心の準備ができている。

彼らは、アクセルやブレーキの操作がスムーズで、無駄な挙動がない。これは、単にテクニックがあるからではないです。

周りの状況を把握し、余裕をもって行動できるからこそ、自然と滑らかな運転になるのだ。

彼らとツーリングに行くと、安心して後を追うことができる。

バイクと会話しているかのように一体化している

上手い人のライディングは、一見すると普通に見えるかもしれない。

しかし、よく見ると、バイクの動きとライダーの身体の動きが完全にシンクロしている。

まるで、バイクが身体の一部になったかのように自然なんです。

カーブを曲がる時、減速する時、加速する時。彼らはバイクの挙動を肌で感じ取り、それに合わせて重心や姿勢を微調整している。

それは、頭で考えているというより、身体が勝手に反応しているような感覚に近い。

この「バイクと一体になる感覚」こそが、真のバイク乗りの醍醐味であり、運転技術の高さを示していると言えます。

どんな状況でも慌てない冷静さがある

バイクに乗っていれば、予期せぬトラブルは必ず起こります。

突然の雨、急な向かい風、道路の凹凸・・。そんな時、慌ててパニックになってしまうと、思わぬ事故に繋がる。

しかし、運転が上手い人は、どんな状況でも冷静さを失わないです。

雨が降れば、無理せずペースを落とし、スリップに備える。

横風が吹けば、バイクを安定させるように身体を傾け、対処する。彼らは、突発的な事態にも「どうすれば安全か」を瞬時に判断し、実行できる。

この冷静さこそが、経験と自信に裏打ちされた本物のスキルです。

自分の限界を理解している

運転が上手い人は、決して無理をしない。

自分のバイクの性能、そして自分の運転技術の限界を正確に把握している。無理なスピードを出したり、危険なチャレンジをしたりすることはしないです。

彼らは、他人にどう思われるかではなく、自分の安全を第一に考える。

たとえ周りの車が煽ってきても、自分のペースを守って走る。無理な追い越しを強要されても、危険だと判断すれば道を譲る。

この「自分を客観視できる能力」こそが、長く楽しくバイクに乗り続けるための最も重要な資質です。

バイクのセンスがない人はこう言う人の事だ!

Taku
Taku

さて、ここからはさらに深掘りして「センス」という観点から、バイクに向いてない人の特徴を具体的に見ていきたい。

センスとは単に運転技術だけを指すのではなく、バイクとの向き合い方、楽しみ方、そして周囲への配慮など、総合的な人間力が問われる部分だと私は考えています。

バイクをただの「足」としか思わない人

バイクのセンスがない人は、愛車をただの「移動手段」や「足」としか思っていない。

だから、メンテナンスも最低限で、洗車もしない。

バイクが汚れていても気にしないし、異音にも無関心!

しかし、センスがある人は、バイクをまるで生き物のように扱う。

洗車をすれば、小さな傷や異常に気づく。

チェーンにオイルを注す時は、「いつもありがとう」と心の中で語りかけているかもしれない。

そうやって手間をかけて可愛がるからこそ、バイクは最高のパフォーマンスを発揮し、最高の景色を見せてくれています。

安全装備を軽視する人

「ヘルメットは義務だから被るけど、プロテクターはダサいし暑いから着ない・・」と考える人は、バイクのセンスがないです。

彼らは、転倒した時のリスクを真剣に考えていない。

バイクは、転倒すれば身体がむき出しになる乗り物だ。

ほんの少しの不注意が、一生ものの怪我に繋がることもある。ヘルメットはもちろん、グローブ、ブーツ、そしてプロテクターは、自分を守るための鎧です。

それを「見た目」や「暑さ」だけで判断する人は、バイクに乗る覚悟が足りない。本当のセンスがある人は、格好良さと安全性をもれなく両立させています。

仲間や周囲への配慮が欠けている人

ツーリング中に、自分だけ勝手に先に行ってしまったり、休憩中に大声で騒いだり、タバコの吸い殻をポイ捨てしたり・・。

こうした行為は、バイク乗りとしての品格を問われる。

バイクは、一人で楽しむこともできるが、仲間と走ることでさらに面白くなる。

しかし、自分のことしか考えられない人は、仲間から信頼されず、孤立します。

また、バイク乗りは世間から「危ない」「うるさい」といったイメージを持たれがち!

だからこそ、常に周りへの配慮を忘れてはいけない。

住宅街ではアクセルを控えめにする、歩行者がいればスピードを落とす。

こうした小さな気遣いが、バイク乗りのイメージを良くし、ひいては自分たちの居場所を守ることにも繋がります。

逆にバイクのセンスがある人はこう言う人の事だ!

Taku
Taku

では、反対にバイクのセンスがある人には、どのような特徴があるのだろうか?

それは、ただ運転が上手いだけでなく、バイクとの向き合い方が深く、そして周囲への配慮もできる人だと私は考えます。

バイクに乗ることで自分と向き合える人

センスがある人は、バイクに乗ることを「自分を見つめ直す時間」だと捉えている。

ヘルメットを被り、一人きりで走っていると、日常の喧騒から離れ、自分自身の内側にある声に耳を傾けることができます。

新しい景色を見たり、道を間違えたり、思わぬハプニングに遭遇したりする中で、自分の冷静さ、判断力、そして人間性が試される。

そうした体験を通して、自分の弱点や強みを知り、成長していく。

バイクは、ただの趣味ではなく、自己探求のツールです!

謙虚で常に学び続ける姿勢がある人

運転技術は、どれだけ経験を積んでも完璧にはならない。

だからこそ、センスがある人は、常に謙虚な気持ちでバイクと向き合う。

教習所の基本を忘れず、安全運転の意識を常に高く保つ。

他のライダーの走りを見て、「この人はどうしてこんなにスムーズなんだろう?」と観察し、良いところを盗もうとする。

雑誌やSNSで新しい情報を仕入れ、自分のバイクライフに取り入れます。

こうした探求心と向上心があるからこそ、彼らはいつまでもバイクを楽しく乗り続けることができています。

バイクの「ストーリー」を大切にする人

センスがある人は、自分のバイクに強い愛着を持っている。

そのバイクとの出会い、初めてツーリングに行った時の思い出、修理やカスタムの歴史・・。

一つ一つの出来事が、そのバイクだけの特別なストーリーを紡いでいく。

彼らは、愛車を売却する時も、ただの「中古品」として手放すのではなく、そのバイクの「歴史」を語り、次のオーナーに託そうとする。

バイクは、単なる乗り物ではなく、人生を共にする「相棒」です。

仲間を大切にし輪を広げようとする人

バイクの楽しみ方は、決して一人だけのものではない。

センスがある人は、ツーリングで出会った仲間を大切にし、新しい仲間と出会うことを楽しむ。

彼らは、自分の知識や経験を惜しみなく共有し、困っている仲間がいれば手を差し伸べますね。

ツーリングの計画を立てる時も、みんなの意見を聞き、誰一人として置いてけぼりにしない。そうやって、バイクという共通の趣味を通して、人との繋がりを深めていく。

この「仲間を大切にする心」こそが、バイクのセンスを測る上で最も重要な要素の一つだと思う。

最後に統括

Taku
Taku

ここまで、個人的な主観を交えながら、バイクが向いていない人、向いている人の特徴を語ってきました。

バイクは、決して簡単な趣味ではない。

お金もかかるし、怪我のリスクもある。それでも多くの人がバイクに乗り続けるのは、そこにしか得られない「自由」と「喜び」があるから。

もし、この記事を読んで、「自分は向いてないかもしれない・・」と感じた人がいるなら、どうか落ち込まないでほしい。

ここで挙げた特徴は、あくまで個人的な意見であり、絶対的なものではない。

大事なのは、それに気づきこれからどうしていくかです!

バイクとの付き合い方は、人それぞれ。

もし少しでも「バイクが好きだ」という気持ちがあるなら、今回挙げた「センスがある人の特徴」を参考に、少しずつでもいいから意識しよう。

バイクは、乗り手を選べない。ただ、乗り手自身がバイクに真摯に向き合うことを求めているだけです。

さあ、ヘルメットを被って、次の目的地へ向かおう。

君だけの、最高のバイクライフが待っています!

この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

コメント