
バイク用品店として全国に店舗を構えるレッドバロンは、多くのライダーにとって信頼のおける存在です。
整備の安心感や豊富な在庫から、「バイクを買うならレッドバロン」と考える方も少なくありません。
しかし、その一方で、「レッドバロンは値引き交渉に厳しい」という噂も耳にします。
特に、人気のPCXのような車種では、値引きは期待できないのか?
本記事では、「レッドバロンはPCXの値引きに良心的ではないのか?」という疑問に対し、徹底的な調査に基づいた真相を解き明かします。
実際にレッドバロンでPCXを購入した知人の声、他店との価格比較、そして値引き交渉を成功させるための秘訣まで、「少しでも安くPCXを手に入れたい!」そう願う全てのライダーは必見!
■この記事でわかること
- まずはレッドバロンでPCXを新車購入する際の価格を知ろう
- レッドバロンでPCXを値引きしてもらう事は可能なのか?
- レッドバロンはPCXの値引きに良心的ではない?
- レッドバロンのPCX値引きに関するリアルな実情を調査
- レッドバロンでPCXをお得に買うための裏技とは?
- 他店との価格差を知り最適な購入先を見極めよう
- 最後に統括
まずはレッドバロンでPCXを新車購入する際の価格を知ろう

ホンダPCXの新車価格は、メーカー希望小売価格が設定されています。
現在、PCXのメーカー希望小売価格は**379,500円(税込)**です。
出典ホンダ公式
しかし、レッドバロンでバイクを購入する際には、この車両本体価格に加えて様々な諸費用が発生します。
レッドバロンでの購入時にかかる主な費用
✅️車両本体価格・PCXのメーカー希望小売価格です。
✅️登録費用・ナンバー登録や自賠責保険の手続き費用です。
✅️自賠責保険料・法令で加入が義務付けられている保険です。
✅️任意保険料・任意で加入する保険です。
✅️重量税・法律で定められた税金です。
✅️整備費用・納車前の点検・整備にかかる費用です。
✅️レッドバロン独自の費用・盗難保険やロードサービスなどの費用です。
これらの費用を合計すると、最終的な支払総額はメーカー希望小売価格よりもかなり高くなります。
レッドバロンでは、これらの諸費用が明瞭に提示されるため、事前に総額を把握しやすいという利点があります。
しかし、逆に言えば、この諸費用の中に値引きの余地があるのかどうかが、値引き交渉のポイントとなります。
レッドバロンでPCXを値引きしてもらう事は可能なのか?

結論から言うと、レッドバロンでPCXを値引きしてもらうことは「不可能ではないが、過度な期待はしない方が良い!」というのが私の見解です。
過度な期待はするな!
レッドバロンは、全国に直営店を展開し、統一されたサービスを提供することで信頼を築いています。
そのビジネスモデルは、車両本体価格をギリギリまで抑えるのではなく、独自のサービスや保証、そして適正な諸費用を上乗せすることで収益を確保しています。
例えば、盗難保険やロードサービス、全国の店舗での整備保証といったサービスは、レッドバロンならではの強みです。
これらのサービスは、価格に転嫁されていると考えるのが自然でしょう。
つまり、値引きをすると、これらのサービスの価値が損なわれるため、レッドバロンとしては積極的に値引きをしない方針だと考えられます。
定価販売が基本の「PCXの圧倒的な人気」
PCXは、通勤・通学からレジャーまで幅広い用途で活躍するスクーターとして、常に高い需要があります。
需要が高い商品は、わざわざ値引きをしてまで販売する必要がありません。
レッドバロンとしても、値引きをしなくても売れるPCXを、わざわざ値引きするメリットはないのです。
レッドバロンはPCXの値引きに良心的ではない?

個人的な見解になりますが、レッドバロンがPCXの値引きに良心的ではないと感じる理由は以下の4点です。
諸費用の内訳が不明瞭なことがある
レッドバロンの諸費用は明瞭だと述べましたが、その内訳について細かく説明されないことがあります。
例えば、「整備費用一式」として計上され、その中身がブラックボックスになっていることがあります。これは、値引き交渉の余地をなくすための戦略かもしれません。
営業担当者の裁量が少ない
レッドバロンは全国統一のサービスを提供するため、個々の営業担当者の裁量が少ないと言われています。
値引き交渉に応じる権限が限定されているため、担当者レベルでの大幅な値引きは難しいでしょう。
下取り金額で調整する戦略
レッドバロンは、車両本体価格を値引きする代わりに、下取り金額で調整する戦略を採ることがあります。
しかし、これは「値引き」ではなく「下取り金額の上乗せ」であり、純粋な値引きとは異なります。
値引きをしないことでブランドイメージを保つ
レッドバロンは、価格競争に陥ることなく、独自のサービスと安心感で勝負しています。
値引きをしないことで、「レッドバロンで買えば適正価格で高品質なサービスが受けられる」というブランドイメージを保っていると考えられます。
レッドバロンのPCX値引きに関するリアルな実情を調査

知人がレッドバロンでPCXを新車で購入した体験談から、レッドバロンでのPCX購入において、値引き交渉に成功したケースは稀です。
しかし、全く値引きができないわけではありません。
【知人の体験談】正直な商談がもたらした小さな成果
知人から直接聞いた話ですが、レッドバロンでPCXを購入した際、値引き交渉を試みたそうでその時の担当者は非常に誠実な方で、こちらの希望を正直に伝えたところ、以下のような回答をしてきたそうです。
この時、知人はヘルメットやロック、カバーなどの購入を検討していたため、これらの商品を合計で1万円分ほどサービスしてもらうことができたそうです。
これは、現金での値引きではありませんでしたが、最終的な支払総額を抑えるという意味では、十分な成果と思います。
交渉の成功と失敗の分かれ道を分析
知人は、レッドバロンの決算期である2月にPCXの購入を検討しました。
すでにその日のうちに契約する意思を伝え、「今日決めるので、なんとか少しでも安くなりませんか?」と強く交渉したところ、諸費用から5,000円程度の値引きに成功しました。
これは、店舗の売り上げ目標達成に貢献するという明確なメリットがお店側にあったためと考えられます。
別のある知人は、他店での見積もりを提示し、「他のお店ではもう少し安かったのですが・・」と交渉しました。
しかし、レッドバロンの担当者からは「他店様とはサービス内容が全く異なります。当社のサービスに納得いただけないようでしたら、無理におすすめはできません」と、きっぱり断られてしまったそうです。
これは、レッドバロンが価格競争ではなく、独自のサービスで勝負しているという姿勢の表れと言えるでしょう。
夫婦でPCXの購入を検討していた知人は、同時に2台購入することで交渉に臨みました。この場合、1台あたりの値引き額はわずかでしたが、合計で1万円以上の値引きに成功しました。
複数台購入は、お店にとってまとまった売り上げになるため、交渉の余地が生まれやすいと言えます。
これらの事例からわかるように、レッドバロンでの値引きは、車両本体価格ではなく、「サービス」や「諸費用」という形で実現することが多いです。
そして、その成功の鍵は、お店側のメリットをいかに提示できるかにあると言えるでしょう。
レッドバロンでPCXをお得に買うための裏技とは?

レッドバロンでPCXを少しでもお得に手に入れるには、車両本体価格の値引きだけに固執せず、複数の交渉ポイントを探ることが賢明です。
知人の経験から、以下の4つの「裏技」を実践することで、最終的な支払総額を抑えることが可能です。
諸費用を抑える交渉術
レッドバロンの諸費用は明瞭ですが、中には交渉の余地がある項目も存在します。
例えば、自賠責保険料や重量税といった法定費用は値引きできませんが、納車整備費用や登録代行費用など、ショップが独自に設定している費用については交渉の余地があります。
特に、自分でできる手続き(ナンバー登録など)を申し出たり、「この費用を少しだけでもサービスしてもらえませんか?」と正直に交渉することで、数千円~1万円程度の値引きに繋がる可能性があります。
下取り車両の査定額アップを狙う
もし現在所有しているバイクを下取りに出す予定があるなら、これは最大の交渉カードになります。
レッドバロンは下取りに非常に力を入れており、車両本体価格の値引きが難しい代わりに、下取り価格を上乗せしてくれるケースが多々あります。
事前に複数の買取専門店で査定を受けて、その最高額をレッドバロンの担当者に提示してみましょう。
他店の金額を伝えることで、査定額の引き上げ交渉を有利に進めることができます。
サービス品や用品の交渉
現金での値引きが難しい場合でも、用品のサービスを交渉してみましょう。
ヘルメットやバイクカバー、盗難防止ロック、スマホホルダーなど、バイクに乗る上で必須となるアイテムはたくさんあります。
これらの用品をサービスとしてつけてもらうことで、実質的な値引き効果を得られます。
特に、納車時にまとめて購入する予定の用品があれば、その分のサービスを交渉するチャンスです。
支払方法の工夫
レッドバロンのローンではなく、できれば1番の理想は現金一括!
現金一括で支払う事で、相手に購買意欲の「本気度」が一気に伝えることができます!
又は最悪でも、低金利な銀行のマイカーローンなどを利用することで、金利負担を大きく減らすことができます。
ローンの金利は、支払総額に大きく影響します。特に、長期ローンを組む場合は、金利差が数十万円になることも珍しくありません。
事前に金利の低いローンを調べておくことで、結果的にPCXをお得に手に入れることができるのです。
これらの裏技は、レッドバロンのビジネスモデルを理解した上で、賢く交渉するためのものです。
単に「安くしてくれ」と頼むだけでなく、お店側にもメリットがある提案をすることで、より良い結果を得られるでしょう。
他店との価格差を知り最適な購入先を見極めよう

バイクを購入する際、レッドバロン一店舗だけで決めるのはもったいない選択かもしれません。
特に、値引きが期待しにくいPCXのような人気車種では、他のバイク店と比較検討することで、総額で数万円単位の差が出ることも珍しくありません!
正規ディーラーでの購入
ホンダの正規ディーラーは、PCXを扱う上で最も信頼できる選択肢の一つです。メーカーの看板を背負っているため、整備技術や保証体制は非常に安心できます。
彼らはメーカー独自のキャンペーンや、PCX専用のオプションパーツの取り付けサービスなどを提供していることが多いです。
値引きはレッドバロン同様、車両本体価格から大幅なものは期待できませんが、その代わりに純正パーツやアクセサリーのサービス、あるいは低金利ローンの提案など、別の形でメリットを提示してくれる場合があります。
地域密着型のバイクショップでの購入
個人経営のバイクショップは、店舗によって価格設定やサービス内容が大きく異なります。
一見するとレッドバロンよりも高価に見えることもありますが、これは諸費用が内訳として含まれていたり、オーナーの丁寧な整備やアフターサービスに対する費用が上乗せされていたりするためです。
最大の魅力は、店主との人間関係を築けること。顔の見える関係だからこそ、万が一のトラブル時にも親身になって相談に乗ってくれることが期待できます。
また、交渉次第では、車両本体価格からではなく、諸費用や用品のサービスで値引きに応じてくれるケースも存在します。
レッドバロンよりも柔軟な対応が期待できるため、ぜひ一度、足を運んでみる価値はあります。
オンラインショップでの購入
近年、オンラインでバイクを購入する選択肢も増えてきました。
多くのオンラインショップは、店舗を持たないため人件費や固定費が抑えられ、その分、車両価格が安価に設定されていることが多いです。
表示されている価格は非常に魅力的ですが、注意が必要です!
購入後の整備や保証、納車までの手続きなどを自分で行う必要があったり、追加で別途費用が発生したりする可能性があります。
また、実車を確認せずに購入するため、「想像と違った・・」、というリスクもゼロではありません。
賢く選ぶためのポイント
PCXを少しでもお得に、そして後悔なく購入するためには、それぞれの購入先に足を運び、必ず「見積もり」を取りましょう。
その際、車両本体価格だけでなく、諸費用やオプション、サービスを含めた「総支払額」を比較することが重要です。
また、単に価格だけでなく、店舗の雰囲気や担当者の対応、自宅からの距離なども考慮に入れましょう。
バイクは購入後も定期的なメンテナンスが欠かせないため、信頼できるお店を見つけることが、長期的なバイクライフを楽しむための最も重要なポイントです。
最後に統括

レッドバロンでホンダPCXを新車購入する際、過度な値引きは期待しない方が良いというのが、筆者の個人的な見解です。
レッドバロンは、車両本体価格での値引きではなく、独自のサービスや下取りで勝負するビジネスモデルを採っています。
しかし、これは「レッドバロンが悪い」というわけではありません。むしろ、全国どこでも安心してサービスを受けられるという、他のバイク店にはない大きなメリットがあるからです。
もしあなたが「とにかく安くPCXを手に入れたい!」と考えるなら、レッドバロンだけでなく、複数のバイク店を回って見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
逆に、「多少高くても安心感と充実したサービスが欲しい」と考えるなら、レッドバロンは非常に良い選択肢です。
最適なPCXと出会い、素晴らしいバイクライフを送れることを願っています!
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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!
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