
東京からわずか1時間ほどの場所に、こんなにも豊かな自然と時間が流れる場所がある。
それが三浦半島!
広大な空とどこまでも続く青い海、そして新鮮な海鮮グルメやランチがライダーたちを魅了してやまない。
そこで今回は、125ccで三浦半島をツーリングして、穴場スポットや定番スポット、そしてツーリングマップをフルに使って、三浦半島の魅力を丸ごと味わい尽くす旅へ出ました!
この記事では、そんな125ccの魅力を最大限に活かした三浦半島へツーリングに行くには絶対に外せない絶品海鮮グルメ情報まで、徹底的にご紹介します。
■この記事でわかること
- 125ccで三浦半島をツーリング!まずはマップの確認
- 定番スポットを再確認
- 125ccで三浦半島ツーリングの穴場スポット!
- 125cc三浦半島ツーリング/海鮮グルメがヤバすぎる!
- ランチもヤバい!
- 125ccで三浦半島をツーリングする際の注意点
- 最後に統括
125ccで三浦半島をツーリング!まずはマップの確認

三浦半島は、東京や横浜からもアクセスが良く、日帰りツーリングにもってこいの場所だ。
しかし、どこをどう走るか、事前に計画を立てておかないと、せっかくの時間を無駄にしてしまうことも。まずは、ざっくりと三浦半島のツーリングルートをイメージしてみよう。
三浦半島のツーリングルートは、大きく分けていくつかのパターンがあります。
- 国道134号線沿いの王道ルート
湘南エリアから逗子、葉山を通り、三浦半島をぐるりと巡るルートです。海沿いを走る爽快感はまさに圧巻!
波の音を聞きながら、風を全身に受けて走るこの道は、一度は体験しておきたい。ただ、週末や連休は渋滞がひどくなるため、時間に余裕を持った計画が必要。

国道134号線沿いの王道ルート
- 県道215号線(三浦海岸線)を巡るルート
三浦海岸から剱崎方面へ向かうルート。ここを走ると、目の前に広がるのは広大なキャベツ畑や大根畑。海とはまた違う、のどかで牧歌的な風景がライダーの心を癒してくれる。
特に春には、満開の菜の花畑が黄色い絨毯のように広がり、息をのむ美しさ。

県道215号線(三浦海岸線)を巡るルート
このルートは、三浦半島の海と自然を満喫できる絶景ルートです。時間や好みに合わせて、休憩や食事の場所を自由に選んでみてください。
- 横須賀市街地を探検するルート
アメリカ海軍基地がある横須賀は、異国情緒あふれる独特な雰囲気を持っている。横須賀海軍カレーやネイビーバーガーを味わい、ドブ板通りの雑踏を散策するのも面白いでしょう。
基地の周辺では、海外のナンバープレートをつけた車や、アメリカンな雰囲気のバーを多く見かけることができます。
125ccの最大の利点は、これらの幹線道路だけでなく、ちょっとした脇道にも気軽に挑戦できること。
気になる路地裏や、見晴らしが良さそうな丘へ続く道など、地図を片手に自由に探索してみるのも、三浦半島ツーリングの醍醐味と言えます。

横須賀市街地を探検するルート
125ccツーリングに最適な三浦半島ルート設定のコツ
125ccのバイクは高速道路を走れないため、下道をメインにルートを組み立てる必要があります。
しかし、三浦半島は比較的交通量が多い場所もあるため、渋滞を避ける工夫も大切です。
- 平日ツーリング
もし可能であれば、週末や連休を避けて平日にツーリングを計画するのが一番のおすすめです。交通量が少なく、観光地も比較的空いているため、ゆったりと自分のペースで旅を楽しむことができます。
- 早朝出発
交通量が少ない早朝に出発することで、快適なツーリングを楽しめます。特に、日の出の時間帯に海沿いの道を走ると、水平線から昇る朝日を眺めることができ、感動的な体験になるでしょう。
- 抜け道を探す
スマホのナビアプリなどで、幹線道路の渋滞情報を確認し、積極的に裏道や抜け道を活用しましょう。三浦半島には、農道や昔ながらの集落を結ぶ道が網の目のように走っています。
こうした道は、時に素晴らしい景色や、意外な発見をもたらしてくれます。
定番スポットを再確認

まずは、三浦半島ツーリングで絶対に外せない定番スポットをご紹介します。
初めて三浦半島を訪れる方でも、これらのスポットを押さえておけば間違いなしです。
城ヶ島
三浦半島の最南端に位置する島で、三崎港から橋を渡ってアクセスします。島内に入ると、波の浸食によってできたダイナミックな岩礁や、白い灯台がライダーを迎えてくれます。
特に、馬の背洞門と呼ばれる天然のトンネルは、自然が作り出した芸術作品です。夕暮れ時、洞門越しに夕日が差し込む光景は、息をのむほどの美しさ。
ツーリングの締めくくりに訪れるのもいいでしょう。
観音崎
東京湾の入り口に位置する観音崎は、その歴史的な背景から多くの史跡が残されています。観音崎灯台は、日本で最初にできた洋式灯台の一つで、今もなお東京湾を行き交う船を見守っています。
灯台の上からは、房総半島や晴れた日には遠く東京湾を行き交う大型船の姿も確認できます。周辺には砲台跡などもあり、歴史好きにはたまらないスポットです。
横須賀海軍カレー
横須賀のソウルフードと言えば、やはり海軍カレーです。明治時代、日本海軍がイギリス海軍から伝わったカレーを、独自のレシピで広めたのが始まりと言われています。
市内には「横須賀海軍カレー」ののぼりを掲げた店が数多くあり、それぞれが工夫を凝らしたカレーを提供しています。ツーリングのランチに、ぜひ本場の味を試してみてください。
葉山しおさい公園
葉山御用邸の隣にあるこの公園は、静かで落ち着いた雰囲気です。日本庭園を散策したり、海を眺めながらベンチで一休みしたり、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりです。
園内にある博物館では、御用邸にゆかりのある品々や、相模湾の海洋生物に関する展示を見ることができます。
逗子マリーナ
異国情緒あふれるリゾート地として知られる逗子マリーナ。ヤシの木が並び、白く輝くヨットハーバーは、まるで海外にいるかのような気分を味わえます。
愛車をバックに記念撮影をすれば、SNS映えすること間違いなし。併設されたレストランやカフェで、海を眺めながら休憩するのもおすすめです。
125ccで三浦半島ツーリングの穴場スポット!

定番スポットもいいけれど、せっかく125ccの小回りの良さを活かすなら、地元の人しか知らないような穴場スポットを巡ってみないか?
ここでは、そんな知る人ぞ知る三浦半島の穴場スポットを5つ厳選してご紹介します。
剱崎(つるぎざき)
三浦半島の最東端に位置する剱崎は、城ヶ島とはまた違った、荒々しい岩肌の海岸線が広がります。
駐車場から灯台まで、少し起伏のある道を歩く必要がありますが、その先に広がる景色はまさに絶景です。
波しぶきを上げるダイナミックな海と、遠く房総半島を望む景観は、写真好きのライダーにはたまらないでしょう。
特に、日の出の時間帯は感動的で、東の空が刻々と色を変えていく様子は、一生の思い出になるはずです。
和田長浜海岸
三浦海岸から少し南下したところにある、比較的静かなビーチです。シーズンオフにはほとんど人がおらず、ゆったりと過ごしたい方におすすめ。
遠浅のビーチは、夏には海水浴客で賑わいますが、秋から春にかけては、静かな波の音を聞きながら、心地よい時間を過ごすことができます。
ビーチから見る富士山も絶景で、特に冬の空気が澄んだ日には、その姿をくっきりと見ることができます。
ソレイユの丘
連休ラストは三浦半島はソレイユの丘まで!キッズ振替休日を使って平日ののんびりタイム。
さて、今日を終えたら連休は8月までお預け。それまでまた楽しみながら仕事します。
よっしゃ、今日も一発、やったるで! pic.twitter.com/8B0VSWE2Me— 新藤 実徳 | トレーナー独立道場 (@ShindoMinori) June 23, 2025
三浦半島の中央部にある広大な公園で、動物と触れ合ったり、季節の花々を楽しんだりできます。
特に、春には菜の花、夏にはひまわりが咲き誇り、フォトジェニックな写真を撮ることができます。
園内にはキャンプ場やグランピング施設も併設されており、ツーリングの拠点として利用するのもいいでしょう。
三浦富士・武山
ハイキングコースとして知られる三浦富士と武山。125ccで麓までアクセスし、そこから歩いて山頂を目指すのがおすすめです。
山頂からは、三浦半島の街並みや海を一望でき、360度のパノラマビューが楽しめます。程よい運動になり、ツーリングの休憩にもぴったりです。
立石公園(横須賀市)
葉山町と間違われがちですが、こちらは横須賀市にある立石公園です。
夕日の絶景スポットとして知られ、富士山と立石、そして海が織りなす景色は、息をのむほどの美しさです。
波打ち際にそびえ立つ奇岩「立石」は、葛飾北斎の浮世絵にも描かれたという由緒ある景勝地。夕暮れ時、空がオレンジ色に染まる時間帯を狙って訪れるのがベストです。
125cc三浦半島ツーリング/海鮮グルメがヤバすぎる!

三浦半島ツーリングで外せないのが、なんといっても海鮮グルメ。これが本当にヤバすぎるんです!
とくに三崎港周辺は、全国的にも有名なマグロの産地。港町の雰囲気を感じながら歩けば、マグロ丼、刺身定食、マグロカツなど、ライダーの食欲を直撃するメニューがずらりと並びます。
中でも驚くのは、刺身の鮮度とボリューム。分厚く切られたマグロは口に入れた瞬間にとろけ、旨味が広がります。さらに、その日水揚げされた地魚の刺身盛りは、プリプリとした食感が別格。
漁港直営の食堂では、朝獲れの魚をすぐに捌いてくれるため、スーパーや回転寿司では絶対に味わえないレベルの鮮度を堪能できます!
125ccバイクなら港近くまでスイスイと走り、混雑する観光地でもラクに駐輪できるのも大きな魅力。
海沿いの道を走りながら、気になった食堂や屋台にふらっと立ち寄れるのもツーリングならではの楽しみです。
くろば亭
三崎港にあるマグロ料理の老舗「くろば亭」。三崎と言えばマグロ、というほど有名ですが、この店は地元の人にも観光客にも絶大な人気を誇ります。
新鮮な刺身や豪快なマグロ丼はもちろん、マグロのカマ焼きや希少部位を使った創作料理も楽しめます。
特に、マグロの希少部位を盛り合わせた「マグロ珍味定食」は、ここでしか味わえない逸品です。平日でも行列ができる人気店なので、開店直後の早めの来店がおすすめです。
紀の代
地元の漁師さんが通うことで知られる、三崎の定食屋「紀の代」。派手な看板はありませんが、その味は本物です。
朝獲れの新鮮な魚介を使った刺身定食や煮魚定食は、シンプルながらも素材の良さが際立ちます。
特に、その日に水揚げされた魚を使った「地魚定食」は、何を食べるか迷ったらこれを選んでおけば間違いないでしょう。
漁港の活気を感じながら、豪快な漁師めしを堪能したいライダーにはぜひ訪れていただきたいです。
地魚料理 魚敬
葉山にある「地魚料理 魚敬」は、地元で獲れた新鮮な地魚料理が楽しめるお店です。葉山漁港から直送される魚介類は、どれも鮮度抜群です。
お刺身の盛り合わせは、その日の水揚げによって内容が変わるため、いつ行っても新しい味に出会えます。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめるのも嬉しいポイントです。
✅️追記
地魚料理 魚敬は2024年5月26日をもって閉店してしまったようですね。。
地魚料理 松輪
松輪サバで有名な松輪漁港にある「地魚料理 松輪」。ここでは、幻のサバと言われる松輪サバの刺身を味わうことができます。
松輪サバは、他のサバとは一線を画すほど脂がのっていて、とろけるような食感が特徴。数量限定なので、この味を楽しみたいなら早めの来店が必須です。
サバ以外にも、新鮮な地魚を使った料理が豊富に揃っています。
ランチもヤバい!

125ccバイクで行く三浦半島ツーリングは、手軽さと景色の良さが魅力ですが、実は「ランチ」がヤバいほど楽しいポイントなんです。
都心からでもアクセスしやすく、海沿いを爽快に走れば、目の前には三浦の海と広がる青空。そして何より、三浦半島は海鮮グルメの宝庫。
特に三崎港周辺では、新鮮なマグロ料理を出す食堂や定食屋がひしめき合い、どこに入るか迷ってしまうほどです!
三浦半島ツーリングの醍醐味は、景色とグルメを一度に味わえること。特にランチは、ただの休憩ではなく旅のクライマックスになるほどの充実度。
走って良し、食べて良し、そして帰り道も海風を感じながら心地よく走れる――まさに125ccツーリングの理想形がここにあります。
かねよ食堂
漁村の奥にひっそりと佇む、海沿いの古民家食堂「かねよ食堂」。ここでは、カレーやパスタなどの洋食メニューを、潮風を感じながら味わえます。
特に、海に面したテラス席は、まるで時間が止まったかのような、特別な空間です。海を眺めながら、ゆったりと流れる時間の中でランチを味わうのは、最高の贅沢と言えるでしょう。
TSUNAMI
横須賀ドブ板通りにある、米海軍公認のハンバーガーレストラン「TSUNAMI」。アメリカンな雰囲気の店内で、ボリューム満点のネイビーバーガーを堪能できます。
ジューシーなパティと新鮮な野菜、特製のソースが絡み合い、一口食べれば大満足間違いなし。ツーリングで消費したカロリーを補給するのに最適です。
ラ・マーレ
逗子マリーナにある、オーシャンビューのイタリアンレストラン「ラ・マーレ」。絶景を眺めながら、地元の新鮮な食材を使った本格的なイタリアンを堪能できます。
ランチコースは、前菜からデザートまで、どれも繊細で美しい盛り付け。特別な日や、ちょっと贅沢なランチを楽しみたい時にぴったりのお店です。
葉山コロッケ 旭屋牛肉店
葉山の街を散策するなら、外せないのが「旭屋牛肉店」の葉山コロッケ。
サクサクの衣とホクホクのじゃがいも、甘い玉ねぎのバランスが絶妙で、小腹が空いたときにテイクアウトして、海辺で食べるのがおすすめです。
地元の人々にも愛される、昔ながらの懐かしい味わいです。
VENTO LEONE ソレイユの丘のレストラン
ソレイユの丘内にあるバイキングレストランでは、地元の三浦野菜をふんだんに使った料理を、心ゆくまで楽しむことができます。
季節ごとに変わるメニューは、どれも新鮮でヘルシー。広大な敷地の散策で疲れた体を、美味しい食事で満たしてくれるでしょう。
125ccで三浦半島をツーリングする際の注意点

125ccで三浦半島をツーリングする際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
安全で快適なツーリングのために、出発前にしっかりと確認しておきましょう。
- 道幅の狭い道
三浦半島には、農道や漁村の道など、道幅が狭い場所が多数あります。対向車とのすれ違いや、急なカーブには十分注意が必要です。
特に、地元の車は慣れているため、スピードを出していることもあるので、無理なすれ違いは避け、安全な場所で道を譲るようにしましょう。
- 駐輪スペース
人気の観光地や飲食店では、バイクの駐輪スペースが限られている場合が多いです。事前に駐輪場の有無を確認しておくか、駐車しやすい場所を探すようにしましょう。
路上駐車は、地元住民の迷惑になるだけでなく、交通の妨げになることもあるので絶対に避けるべきです。
- 天候の変化
三浦半島は海に面しているため、天候が変わりやすい傾向にあります。特に、急な雨や風には注意が必要です。レインウェアなどの雨具の準備をしておくと、いざという時でも安心です。
- 交通渋滞
週末や連休は、国道134号線を中心に交通渋滞が発生しやすいです。時間に余裕を持った計画を立てるか、混雑を避けるルートを選ぶようにしましょう。
ナビアプリの渋滞情報をこまめにチェックし、柔軟にルートを変更するのも賢い方法です。
- ヘルメットの着脱
観光地を巡る際、ヘルメットの着脱回数が多くなります。気軽に脱着できるジェットヘルメットや、システムヘルメットがおすすめです。
また、ツーリングの途中で休憩を挟む際、ヘルメットをバイクにロックしておくことも忘れずに行いましょう。
最後に統括

125ccで三浦半島をツーリングする旅、いかがでしたか?
この記事でご紹介した以外にも、三浦半島には魅力的なスポットやグルメがたくさんあります。
軽快な125ccだからこそ、思いのままに道を選び、新たな発見を求めて旅を続けることができるのです。
三浦半島は、ただ走るだけでも気持ちがいい場所ですが、そこに美味しい食事や絶景が加わることで、旅の思い出は何倍にも膨らみます。
風を感じ、潮風を浴び、絶品の海の幸に舌鼓を打つ。そんな贅沢な時間が、あなたの心を豊かにしてくれるでしょう。
さあ、あなただけの三浦半島ツーリングに出かけようではないか!

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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!
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