
スズキGSX-S125は、そのシャープなデザインとネイキッドバイクとして多くのライダーから注目を集めています。
しかし、ネットでGSX-S125をググると、なぜか「GSX-S125 後悔」といったネガティブなワードが目に付くことがあります。
「欠点が多いから?」「故障しやすいの?「何が原因で後悔するの?」と、これから購入を考えているライダーや、現在乗っているオーナーにとっては、非常に気になる情報ではないか?
この記事では、なぜGSX-S125が「後悔」というキーワードと結びつけられるのか、その最大の要因とされる「欠点」に焦点を当てて深掘りしていきます。
また、「ヘッドライトが暗い」という実用面での声まで、GSX-S125のネガティブな側面を徹底的に検証します!
■この記事でわかること
- GSX-S125/ググると「後悔」の検索ワードが?
- GSX-S125/後悔の最大の要因は欠点が多いからか?
- GSX-S125はぶっちゃけ故障が多いのか?
- 「ダサい」との声も多数ある・・
- 純正のヘッドライトが暗いとの声も・・
- 最後にまとめ
GSX-S125/ググると「後悔」の検索ワードが?

GSX-S125に関して「後悔」という検索ワードが多く見られる背景には、いくつかの要因が考えられます。
これは決してGSX-S125が「悪いバイク」であるということではなく、特定のユーザー層や使用状況において、期待とのギャップが生じやすい特性を持っているためと言えるでしょう。
期待値とのギャップ
最も大きな要因の一つは、ライダーがGSX-S125に対して抱く期待値と、実際の走行性能や使用感との間にギャップがあることです。
GSX-S125は、そのアグレッシブなスタイリングから、まるで250ccクラスのようなパワフルな走りや、快適な長距離巡航性能を期待して購入するライダーも少なくありません。
GSX-S125の比較対象がCB125Rで選ぶ理由が5万2800円安いからだと後悔しか残らなさそう
— ko-he- (@zildjian79590) January 24, 2023
しかし、実際には125ccという排気量の制約上、250ccやそれ以上の排気量のバイクと比較すると、やはり絶対的なパワーやトルクは劣ります。
特に、高速道路での合流や追い越し、長距離走行における余裕のなさ、あるいは二人乗り(タンデム)時の非力さを感じた際に、
- 「もっとパワーのあるバイクにすればよかった・・」
- 「こんなはずではなかった・・」
といった後悔に繋がりやすいのです。
また、GSX-R125譲りのスポーティーなシャシーを持つがゆえに、サーキット走行やスポーツ走行をしないライダーにとっては、その性能をフルに活かしきれないと感じることもあります。
一般的な街乗りやツーリングでは、もう少し快適性や積載性を重視したモデルの方が良かったと後から感じるケースも考えられます。
用途とライフスタイルとのミスマッチ
しかもグロムもいいなぁとか、GSX-S125もいいなぁとか思ったり。用途が全然違うから絶対後悔するから、速攻選択肢から外したのにねw
— 柴犬 (@shibainu192) October 22, 2020
もう一つの大きな要因は、GSX-S125が、購入者の具体的な用途やライフスタイルとミスマッチを起こしてしまうケースです。
GSX-S125は、純粋なスポーツネイキッドとしての性格が強く、そのデザインや機能が特定の用途に特化している側面があります。
例えば、以下のようなケースで「後悔」に繋がることがあります。
- 通勤・通学メインでの使用
毎日、渋滞の中をすり抜けたり、狭い駐輪場に停めたりする場合、GSX-S125の低いハンドルや、前傾気味の姿勢、少ない積載スペースは、スクーターやアップライトなネイキッドと比べて不便に感じることがあります。
特に、雨の日や冬場の走行では、ネイキッドゆえの風防効果の低さがストレスになることも。
- 長距離ツーリング
125ccクラスで長距離ツーリングを計画する際に、GSX-S125のスポーティーなポジションや少ない積載性、高速道路でのパワー不足などが顕著になり、疲労や不便さを感じて後悔する場合があります。
- タンデム(二人乗り)の機会が多い
リアシートが小さく、同乗者用のグリップも簡素なため、タンデムでの快適性は決して高くありません。
頻繁に二人乗りをする予定がある場合、同乗者からの不満や、ライダー自身の疲労増大に繋がり、「タンデムに向かないバイクだった・・」と後悔するケースがあります。
このように、純粋なスポーツ走行を楽しむ以外の目的でGSX-S125を購入した場合、その特性が裏目に出てしまい、「こんなはずではなかった・・」と後悔の念が生まれることがあります。
GSX-S125/後悔の最大の要因は欠点が多いからか?

GSX-S125が「後悔」という検索ワードと結びつけられるのは、いくつかの欠点が指摘されることも事実です。
これらの欠点は、特定のユーザーにとっては大きな不満となり、後悔の念に繋がりやすい要因となります。ここでは、特に多く挙げられる欠点を4つご紹介します。
低速トルクの細さ
GSXS125 慣らし終わって、オイル交換して、回転数気にせずに走れるようになったからこないだの週末は大変快適だった。まぁ低速トルクは無いから、渋滞ノロノロはカクついて左手めちゃ疲れるけど。
— 【鈍行】百鬼夜行 (@donkohyakkiyako) November 24, 2020
GSX-S125のエンジンは、GSX-R125と共通のDOHC単気筒エンジンで、高回転までスムーズに吹け上がり、非常にパワフルな特性を持っています。
しかし、その一方で、低速トルクが細いという点がしばしば欠点として挙げられます。
具体的には、アクセルをしっかり開けて回転数を上げて発進しないと、エンストしやすいと感じるライダーもいます。
特に初心者や、トルクフルなバイクからの乗り換えでは、この点がストレスになることがあります。
頻繁な発進停止が続く街中では、クラッチ操作とアクセルワークに気を遣う必要があり、スムーズな走行が難しいと感じる場合があります。
勾配のきつい坂道での発進では、さらに神経を使う必要があり、タンデム時や荷物を積んでいる場合は、よりその非力さを感じるでしょう。
この低速トルクの細さは、小排気量スポーツバイクの宿命とも言えますが、特に街乗りメインで考えているライダーにとっては、大きな不満点となる可能性があります。
積載性の低さ
お疲れ様です。
みかん入れたらまさに…上手い事言いますね(笑)最近のバイクはジャンル関係無く収納スペースはほぼ無いですからねぇ。
GSX-S/R125なんか、書類入れる事でさえひと苦労ですし😅#gsxs125#gsxr125— ヒロリ (@Rinda_wassan) November 26, 2023
GSX-S125は、ネイキッドモデルでありながら、積載性が非常に低いという欠点があります。
シート下の収納スペースはほとんどなく、ETC車載器や書類、工具程度しか入りません。ヘルメットを収納することはまず不可能です。
荷物を固定するためのフックも少なく、シートバッグやネットなどを固定しにくい構造です。
リアシート自体も非常に小さく、同乗者の快適性を著しく損なうだけでなく、荷物を積むスペースとしても限定的です。
通勤・通学でカバンを積みたい、ツーリングで荷物を持っていきたい、といった際に、積載性の低さは大きなストレスとなり、「もっと荷物が積めるバイクにすればよかった」と後悔する原因となることがあります。
サイドバッグサポートやリアキャリアの取り付けを検討する必要がありますが、スタイリングを損なうと感じる人もいるでしょう。
シートの硬さと長距離走行時の疲労
GSX-S125のシートは、スポーティーなライディングに適したスリムな形状ですが、その反面、**シートのクッション性が低い(硬い)**と感じるライダーが少なくありません。
- お尻の痛み
長時間の走行では、お尻が痛くなる、いわゆる「尻痛」を引き起こしやすいです。特に体重が軽い方や、路面からの振動が直接伝わりやすい状況では、顕著に感じられます。
- 腰への負担
前傾気味のライディングポジションと相まって、硬いシートは腰への負担を増大させ、腰痛の原因となることがあります。
- 長距離ツーリングの不向き
これらの要因から、GSX-S125は長距離ツーリングにはあまり向いているとは言えません。
短距離の移動やワインディングでのスポーツ走行を楽しむ分には問題ありませんが、何百キロも走るようなツーリングでは、疲労が蓄積しやすいでしょう。
シートのカスタム(ゲルシート加工など)で改善することは可能ですが、追加費用が発生することを考慮する必要があります。
高速走行時の風圧
ネイキッドバイク全般に言えることですが、GSX-S125も例外なく、高速走行時の風圧が大きな欠点となります。
- 身体への負担
高速道路やバイパスなど、スピードレンジの高い場所では、全身に受ける風圧が非常に大きく、特に上体が起こされたポジションであるため、その影響を強く受けます。
ライダーは風に煽られないよう、常に身体に力を入れて耐える必要があり、これが腕、肩、首、そして体幹の疲労に繋がります。
- 最高速度への影響
強すぎる風圧は、エンジンのパワーロスにも繋がり、最高速度の伸びを妨げる要因にもなります。
- 疲労の蓄積
長時間の高速巡航は、風圧による疲労の蓄積が激しく、ツーリング後半になるにつれて集中力の低下にも繋がる可能性があります。
純正オプションや社外品のスクリーンを取り付けることで、ある程度の改善は見込めますが、フルカウルのGSX-R125と比較すると、やはり風防効果は限定的です。
GSX-S125はぶっちゃけ故障が多いのか?

GSX-S125に関する「後悔」の声の中には、「故障が多いのではないか?」という不安を抱く方もいるかもしれません。
しかし、結論から言えば、GSX-S125が特別に故障が多いバイクであるという明確なデータや、広範なユーザーからの共通した声は、現時点では見受けられません。
むしろ、125ccクラスのバイクとしては信頼性が高く、日常使いからハードな走行までこなせるタフさを持っています。
しかし、一部の事例や個体差、あるいは誤解から「故障が多い」と感じられるケースもあります。
電装系のマイナートラブル
その時は突然に・・・エンジンが始動できなくなったGSX-S125。FIランプ点灯。。故障コードC-12クランクポジションセンサー異常。。。
原因は・・・セルモーターアウト~👍
マグネットが剥がれてました。
部品交換で無事解決🙌 pic.twitter.com/eWIPc1jR3B— 竹馬モータース 店長 (@chikubamotors) July 13, 2024
一部のオーナーからは、電装系のマイナートラブルが報告されることがあります。例えば、
- メーターの表示不具合
一時的に表示がおかしくなる、または消えるといったケース。
- インジケーターランプの誤点灯
特に理由なく警告灯が点灯するといったケース。
- セルモーターの回り方
冬場やバッテリーが弱っている時にセルモーターの回りが悪いと感じるケース。
これらは、特定の年式のロットや個体差によるもので、全体的に見て多数の車両で発生しているわけではありません。
また、多くは保証期間内に修理対応が可能であったり、バッテリーの状態や配線の接触不良といった、比較的軽微な原因であることが多いです。
ただし、新車で購入したばかりでこういったトラブルに遭遇すると、不安に感じて「故障が多い」という印象を持つかもしれません。
エンストしやすいと感じるオーナーもいる
gsx-s125 #gsx 謎のエンスト症状で入院中のジスペケ(-。-; 取り付け工賃サービスって事なのでヨシムラ管に交換してもらいました。 pic.twitter.com/1AwAoZR6xg
— 俺だけど‥ (@maguna_50_bk) May 19, 2022
前述の「低速トルクの細さ」とも関連しますが、「エンストしやすい」と感じるライダーもいます。
これは故障というよりも、エンジンの特性とライダーの操作習熟度の問題である場合がほとんどです。
- エンジンの特性
GSX-S125の高回転型エンジンは、低回転域での粘りが少ないため、アイドリング付近でのクラッチミートやアクセルワークがシビアに感じられます。
- ライダーの慣れ
特にMT車に乗り慣れていない初心者や、大排気量車からの乗り換えの場合、半クラッチの範囲やアクセルの開け方でエンストしやすいと感じることがあります。
この「エンストしやすい」という感覚が、まるで「エンジンに不具合がある」かのように誤解され、「故障が多い」という印象に繋がることも考えられます。
適切なアクセルワークと半クラッチ操作を習得すれば、ほとんど問題なくスムーズに走行できます。
アフターパーツの少なさ
これは故障とは直接関係ありませんが、発売当初はアフターパーツ(カスタムパーツ)の選択肢が少なかったという点も、一部のユーザーにとっては不満点となり、後悔に繋がった可能性があります。
- カスタムの選択肢が少ない
せっかく購入したのに、自分の好みに合わせてカスタムできるパーツが少ないと感じると、バイクへの愛着が薄れたり、期待していたカスタムライフが送れなかったりと、不満が募ることがあります。
- 情報不足
カスタムに関する情報や、特定のトラブル事例に対する解決策の情報が少なかったため、ユーザーが孤立感を感じ、ネガティブな印象を持つこともあったかもしれません。
しかし、現在では、GSX-R125/S125の人気の高まりとともに、マフラー、フェンダーレスキット、スクリーン、レバー、バックステップなど、主要なカスタムパーツは充実してきています。
この点は、もはや現在の欠点とは言えないでしょう。
総じて、GSX-S125が「故障が多い」というよりは、車種の特性やユーザーの操作習熟度、あるいは個体差によるマイナートラブルが、一部で「後悔」の要因として捉えられていると考えるのが適切でしょう。
適切なメンテナンスと乗り方、そしてもしもの時のディーラーや信頼できるショップのサポートがあれば、安心して長く乗れるバイクです。
「ダサい」との声も多数ある・・

GSX-S125のデザインについては、インターネット上で「ダサい」という意見を目にすることもあるかもしれません。
デザインの好みは非常に主観的なものであり、人それぞれ意見が分かれるのは当然ですが、なぜそのような声が上がるのか、いくつかの要因を考察します。
斬新すぎるデザインが「好み」を分ける
GSX-S125は、兄貴分のGSX-Sシリーズと共通の、非常にシャープでエッジの効いた斬新なデザインを採用しています。特に、ヘッドライト周りのデザインは、好みが分かれる大きなポイントです。
✅️先進的すぎる?
従来のネイキッドバイクのような丸いヘッドライトや、シンプルなデザインを好むライダーにとっては、そのアグレッシブすぎる造形が「やりすぎ」「バランスが悪い」と感じられることがあります。
✅️個性的すぎる?
他のメーカーの125ccネイキッドと比較しても、GSX-S125は特に個性が際立っています。そのため、「個性的すぎてダサい」と感じる人もいれば、「この個性が良い」と評価する人もいます。
このように、GSX-S125のデザインは、非常に「攻め」の姿勢で設計されており、多くの人の目を引く一方で、その斬新さが「好み」を二分し、「ダサい」という厳しい評価に繋がるケースがあると考えられます。
写真と実物の印象の違い
GSX-S125じゃんww
マジでダサい https://t.co/TlCvaAbNeS— Masaya (@HcRR250) February 13, 2019
インターネット上の写真や動画でGSX-S125を見た際と、実際に実車を見た際とで、印象が大きく異なることもあります。
- 写真では伝わりにくい質感
写真だけでは、車両全体のバランスや、各パーツの質感、塗装の深みなどが十分に伝わらないことがあります。
特に、コンパクトな車体であるにも関わらず、複雑なカウルやフレームのラインを持つため、写真では情報が圧縮されてしまい、実車が持つ躍動感や洗練された印象が伝わりにくい可能性があります。
実車を見ると、そのコンパクトな車体に凝縮されたデザインと、質感の高さに驚く人も少なくありません。
購入を検討する際は、必ず実車を見て、自分の目でデザインを確認することをおすすめします。
好みのデザインの多様化
現在のバイク市場では、様々なデザインのバイクが存在します。クラシックなスタイル、シンプルなネイキッド、未来的なスポーツモデルなど、ライダーの好みも多様化しています。
GSX-S125は、間違いなく「現代的なストリートファイター」というジャンルに属します。
そのため、クラシックやトラディショナルなデザインを好むライダーにとっては、その尖ったデザインが「自分の好みではない=ダサい」という評価になるのは自然なことです。
最終的に、バイクのデザインは個人の好みが全てです。「ダサい」という意見がある一方で、「このデザインこそが最高!」と感じるライダーも多数存在します。
あなたがGSX-S125のデザインを気に入っているのであれば、他人の評価は気にせず、自信を持って乗ることが一番です。
純正のヘッドライトが暗いとの声も・・

GSX-S125に関するユーザーレビューや掲示板などで、しばしば指摘されるのが「純正のヘッドライトが暗い」という点です。
これは、特に夜間走行を頻繁に行うライダーにとっては、大きな懸念材料となるでしょう。
LEDだが照射範囲と光量に課題
補助灯追加🙄ノーマルのLEDヘッドライトが絶望的に暗いので取り付け。かなり見やすくなりました。カッコイイかは🤤別問題。もうちょっとどうにかしたい。#GSXS125 pic.twitter.com/lKka29leYa
— ゆき (@TA08Racing) February 27, 2024
GSX-S125の純正ヘッドライトは、省電力で長寿命なLEDを採用しています。これは現代のバイクとしては標準的な装備であり、一見すると先進的に見えます。
しかし、実際に夜間走行をしてみると、その照射範囲や光量に不満を感じるライダーが多いのが実情です。
- 照射範囲の狭さ
特に、左右への広がりが不足していると感じる声が多く、カーブを曲がる際や、見通しの悪い交差点などで、路面の状況や障害物を早期に視認しにくいという問題があります。
- 光量の不足
対向車を幻惑しない配慮がある一方で、ライダーが「十分な明るさがない」と感じる光量不足が指摘されます。
特に、街灯の少ない郊外の道や、雨天時の夜間走行では、路面状況の把握が困難になることがあります。
これは、コストや配光特性のバランス、あるいは規制への適合を考慮した結果であると考えられますが、ライダーの安全確保という点では改善の余地があると言えるでしょう。
夜間走行時の不安感
gsx-s125マジで最高のバイクなんだけどヘッドライトの視認性がクソ過ぎて夜間の運転が危険なのだけが欠点なのよな。ゆっくりだったら多分大丈夫なんだろうけどなまじスピード出るから余計危険。
— 靴磨きマン (@steelheart0428) July 22, 2023
純正ヘッドライトの暗さは、夜間走行時のライダーの不安感に直結します。
- 路面状況の把握の遅れ
暗い路面では、マンホールや路面の窪み、あるいは落下物などの障害物を発見するのが遅れ、ヒヤリとする場面が増える可能性があります。
- 視認性の低下
自身のバイクが周囲から視認されにくいと感じるライダーもいるかもしれません。
前方が見えにくい状況では、ライダーはより集中して視線を凝らす必要があり、これが眼精疲労や精神的な疲労の蓄積に繋がります。
特に、仕事やプライベートで夜間の移動が多い方にとっては、このヘッドライトの暗さは「後悔」の大きな要因となる可能性が高いです。
対策は可能だが追加費用が発生
このヘッドライトの暗さについては、対策が可能です。純正バルブよりも高輝度のLEDバルブに交換することで、光量や照射範囲を改善できる場合があります。
フォグランプやドライビングランプといった補助ライトを別途取り付けることで、大幅な視認性の向上が期待できます。
しかし、これらの対策には当然ながら追加費用が発生します。また、自分で交換する自信がない場合は、ショップに依頼する必要があり、工賃もかかります。
新車購入後にすぐにライトカスタムが必要になると感じるオーナーにとっては、これも「後悔」の要因となるかもしれません。
最後にまとめ

スズキ GSX-S125に関する「後悔」という検索ワードの多さは、決してGSX-S125が「悪いバイク」だからではありません。
むしろ、その特定の特性(スポーティーさ、デザイン)と、ユーザーの期待値や用途、ライフスタイルとの間にギャップが生じやすいことが最大の要因であると考えられます。
主な「欠点」として挙げられるのは、
- 低速トルクの細さ
特に街中での発進や坂道で神経を使う
- 積載性の低さ
日常使いやツーリングで荷物を積む際に不便
- シートの硬さと長距離疲労
長時間走行でお尻が痛くなりやすい
- 高速走行時の風圧
風圧による疲労が蓄積しやすい
- デザインの好みが分かれる
斬新なデザインが受け入れられない人もいる
- 純正ヘッドライトの暗さ
夜間走行時に不安を感じやすい
これらの点は、GSX-S125が持つ純粋なスポーツネイキッドとしての性格の裏返しでもあります。「故障が多い」という明確な事実はありませんし、むしろ信頼性の高いバイクです。
GSX-S125は、
- シャープなデザインが好き
- 高回転まで回して走るのが好き
- ワインディングや短い距離のスポーツ走行がメイン
- 街乗りでもスポーティーなバイクに乗りたい
- カスタムして自分だけの一台にしたい
といったライダーにとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
重要なのは、購入前にGSX-S125のメリットとデメリットをしっかりと理解し、自分の用途やライフスタイルと照らし合わせることです。
試乗が可能であれば、ぜひ一度乗ってみて、実際の走行フィールやポジション、取り回しなどを体験することをおすすめします。
この記事で挙げた「欠点」が、あなたのバイクライフにおいて許容できる範囲であれば、GSX-S125はきっとあなたにとって「後悔」ではなく「最高の相棒」となるでしょう。
ぜひ、GSX-S125の真の魅力を見極め、後悔しないバイク選びをしてください!
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