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この記事では、スズキGSX-R125の適切で正しいマフラー交換方法から、おすすめのマフラー、うるさいマフラーか、静かなマフラーかの選び方、パワーアップしたらどうなるのか?を解説していきます。
さらに、マフラー交換時においての注意点や、JMCA認定品のマフラー選びまで徹底的に解説していきます。
あなたのGSX-R125が、さらに魅力的な一台になるための理想のマフラーを見つけてください!
■この記事でわかること
- GSX-R125/適切で正しいマフラー交換方法を伝授!
- GSX-R125に推奨するオススメのマフラーはコレ!
- うるさいマフラーはどうなのか?静かな方がいいのか・・
- ヨシムラマフラーを封印解除したらヤバい?
- マフラーまでパワーアップ化したらどうなる?
- 最後にまとめ
GSX-R125/適切で正しいマフラー交換方法を伝授!

GSX-R125のマフラー交換は、バイクのカスタムの中でも比較的ポピュラーな部類に入りますが、ただ付け替えるだけでは十分ではありません。
適切な方法で交換しないと、性能が発揮できなかったり、トラブルの原因になったりすることもあります。
ここでは、GSX-R125のマフラーを適切かつ正しく交換するための5つのポイントを解説します。
適合確認と必要工具の準備
まず最も重要なのが、交換しようとしているマフラーがあなたのGSX-R125に適合しているかどうかの確認です。
年式や型式によって適合が異なる場合があるため、必ずメーカーの適合表を確認しましょう。
フルエキゾースト(エキゾーストパイプからサイレンサーまで一体型)なのか、スリップオン(サイレンサー部分のみ交換)なのかも確認が必要です。
次に、交換に必要な工具の準備です。一般的に必要となるのは、以下のものです。
- ソケットレンチセット(8mm、10mm、12mm、14mmなど)
- メガネレンチまたはスパナセット
- 六角レンチセット
- プライヤー
- トルクレンチ
- 液体ガスケットまたは排気漏れ防止剤
- パーツクリーナー、ウエス
- 潤滑剤(CRC5-56など)
- 軍手や作業用手袋
これらの工具を事前に準備することで、作業中の「あれがない!」というストレスを減らし、スムーズに作業を進めることができます。
マフラーの取り外し手順
純正マフラーの取り外しは、車種によって多少異なりますが、基本的な手順は以下の通りです。
- エンジンが冷えていることを確認する
熱い状態で作業すると火傷の危険があります。
- カウルの固定ボルト・バンドを緩める・外す
まずは、を車体に固定されているカウルやボルトやバンドを緩めて外します。サイレンサーバンドも、多くの場合ゴムブッシュを挟んで固定されています。
- エキゾーストパイプの固定ボルト・ナットを緩める・外す
エンジン側のエキゾーストポートに接続されているフランジ部のナット(多くは10mmや12mm)を緩めて外します。
非常に熱くなる部分なので、固着していることも多いです。潤滑剤を吹き付けてしばらく放置すると緩みやすくなります。
- O2センサーの取り外し(該当する場合)
近年の一部モデルでは、排気ガス中の酸素濃度を測定するO2センサーがエキゾーストパイプに装着されています。
カプラーを外し、センサー本体を専用工具やレンチで慎重に外します。無理に回すと断線する恐れがあります。
- マフラー全体を慎重に取り外す
全ての固定が外れたら、マフラーを落とさないように注意しながら、車体から引き抜くようにして取り外します。
特にフルエキゾーストの場合は、車体の下側やスイングアームなどに干渉しないよう、慎重に作業しましょう。
取り外したボルトやナットは、種類ごとにまとめておくなどして、紛失しないように管理しましょう。
社外マフラーの取り付けと注意点
社外マフラーの取り付けは、取り外しの逆の手順で行いますが、いくつか注意点があります。
- ガスケットの交換
エキゾーストパイプとエンジンの接合部には、排気漏れを防ぐためのガスケットが使用されています。このガスケットは一度潰れると再利用できないため、必ず新品に交換しましょう。
ほとんどのマフラーキットには付属していますが、付属していない場合は別途購入が必要です。ガスケットは排気漏れ防止の要なので、絶対にケチらないでください。
- O2センサーの取り付け
O2センサーがある場合は、新しいマフラーに付属しているO2センサーボスに取り付け、配線を接続します。締め付けトルクはメーカー指定を確認しましょう。
- 仮締めで位置決め
全てのボルトやナットをいきなり本締めせず、まずは仮締めで各部を緩く固定し、マフラーが正しい位置に収まっているかを確認します。
サイレンサーの角度や、他のパーツとの干渉がないかなどを確認しながら、少しずつ位置を調整します。
- トルクレンチでマフラーの本締め
全てのパーツが正しい位置に収まったら、トルクレンチを使用して、各ボルト・ナットを規定トルクで本締めします。
締め付けトルクは、マフラーの取扱説明書やサービスマニュアルに記載されています。締め付けが甘いと脱落や排気漏れの原因になりますし、締め付けすぎるとボルトが折れたり、部品を破損させたりする恐れがあります。
特にフランジ部のナットは、対角線上に均等に締め付けていくのがポイントです。
- 排気漏れの確認
取り付けが完了したら、エンジンを始動し、マフラーの各接合部から排気漏れがないかを確認します。
排気漏れがあると、本来の性能が発揮できないだけでなく、異音や燃調不良の原因にもなります。
ガスケットの交換や液体ガスケットの使用、そして規定トルクでの締め付けを徹底していれば、ほとんどの場合問題ありません。
手で触って排気ガスの漏れがないか、石鹸水を塗って泡が出ないかなどで確認できます。
適切なセッティング
マフラーを交換すると、吸排気の効率が変わるため、エンジンの燃料噴射量(燃調)や点火時期のセッティングが狂うことがあります。
特にフルエキゾーストに交換した場合や、吸気系(エアクリーナーなど)も同時に変更した場合は、セッティングの見直しがほぼ必須となります。
セッティングを怠ると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- アフターファイヤー(パンパンという音)
未燃焼ガスがマフラー内で爆発する現象。
- 失火や息つき
アクセルを開けた際にスムーズに吹け上がらない。
- パワーダウン
本来得られるはずのパワーが引き出せない。
- 燃費の悪化
不適切な燃焼状態により燃料の消費が増える。
- エンジンの故障
極端な空燃比のずれは、エンジンの焼き付きなど深刻なダメージに繋がる可能性があります。
GSX-R125の場合、インジェクション車なので、サブコン(燃料コントローラー)の導入や、ECUの書き換えによってセッティングを行うのが一般的です。
専門知識を持ったショップで、シャシダイナモ(パワーチェック機)を使って適切なセッティングを行ってもらうことを強くお勧めします。
これにより、マフラー交換によって得られる本来の性能を最大限に引き出すことができます。
点検と増し締め
マフラー交換後も、定期的な点検と増し締めを怠らないようにしましょう。特に、新しいマフラーは熱によって膨張・収縮を繰り返すため、取り付け当初はボルトやナットが緩みやすい傾向があります。
- 初回点検
交換後、数十km~100km程度の走行で一度、全てのボルトやナットの緩みがないかを確認し、必要であれば増し締めを行いましょう。
- 定期点検
その後も、オイル交換時や洗車時など、定期的にマフラーの各固定部や接合部に緩みがないか、排気漏れがないかなどを目視と手で確認する習慣をつけることが大切です。
- サイレンサーの汚れや損傷
サイレンサーにカーボンが蓄積したり、転倒などで傷がついたりしていないかもチェックしましょう。特にカーボンサイレンサーは、損傷すると危険な場合もあります。
これらの点検を怠ると、マフラーの脱落や、最悪の場合、走行中の事故に繋がる可能性もあります。安全のためにも、日頃からのメンテナンスを心がけましょう。
GSX-R125に推奨するオススメのマフラーはコレ!

GSX-R125のマフラーは多くのメーカーから様々な種類が販売されており、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、性能、サウンド、デザイン、そして人気の高さから、特にGSX-R125におすすめしたいマフラーを3つ厳選してご紹介します。
ヨシムラ R-77Sサイクロン
言わずと知れた日本のマフラーメーカーの雄、ヨシムラ。その中でもGSX-R125向けにラインナップされている「R-77Sサイクロン」は、デザイン、サウンド、性能の三拍子が揃ったマフラーとして非常に高い人気を誇ります。
材質はステンレス、チタン、カーボンなど複数のバリエーションがあり、好みに合わせて選べます。特にサイレンサーエンドのカーボンの質感が、GSX-R125のスポーティーなルックスと非常にマッチします。
音量は比較的ジェントルでありながら、純正とは一線を画す歯切れの良いエキゾーストノートが特徴です。アイドリング時は控えめですが、回転数を上げていくとヨシムラらしい心地よいサウンドを奏でます。
スリップオンとフルエキゾーストの両方がラインナップされており、予算や目的に合わせて選べます。特にフルエキゾーストは、大幅な軽量化とパワーアップが期待できます。
✅️おすすめポイント
ヨシムラはレース活動で培った技術を市販品にフィードバックしており、その品質と性能には絶大な信頼があります。
パワーアップ、軽量化、デザイン、サウンドの全てが高次元でバランスされており、初めての社外マフラーとしても非常に選びやすい一本です。
多くのモデルがJMCA(全国二輪車用品連合会)の認定を受けており、安心して公道で使用できます。
リアライズ 22レーシングチタン
独特の美しい曲線を描くサイレンサーが特徴的なリアライズのマフラーは、GSX-R125のスタイリッシュなデザインをさらに引き立てます。丸みを帯びた「レーシングチタンタイプ」もあります。
ヨシムラと同様に、ステンレスやチタンなどの材質が選べ、軽量化にも貢献します。
サウンドは、ヨシムラと比べてやや低音で、迫力がありながらも耳障りではない、心地よいサウンドが特徴です。高回転域では乾いたレーシーなサウンドを響かせます。
こちらもスリップオンとフルエキゾーストがラインナップされており、特にフルエキゾーストは、GSX-R125のキャラクターをさらに引き出すポテンシャルを秘めています。
✅️おすすめポイント
サイレンサーの形状が個性的で、カスタム感を強くアピールできます。ヨシムラと比較して、比較的リーズナブルな価格設定でありながら、高い性能と品質を誇ります。
レースで培われた技術が投入されており、スムーズな吹け上がりと中高回転域でのパワーアップが期待できます。
ビームス R-EVOヒートチタンマフラー
ビームスの「ヒートチタン」シリーズは、独自の「パワーボックス」構造(エキゾーストパイプの途中に膨張室を設ける)が特徴で、特に低速トルクの向上とレスポンスの改善に定評があります。
GSX-R125用には、サイレンサーと組み合わせる「POWER BOX パイプ」と、専用サイレンサーがセットになった「R-EVOヒートチタンマフラー」があります。
デザインはシンプルですが、その分機能美が光ります。
サウンドは、耳に優しいジェントルな音量ながら、トルクフルな排気音が特徴で、街乗りからツーリングまで、幅広いシチュエーションで快適に走行できます。
✅️おすすめポイント
特に低速域でのモタつきが改善され、街乗りや信号待ちからの発進が非常にスムーズになります。排気量の小さい125ccにとっては、このトルクアップは非常に大きなメリットです。
また、低速からの立ち上がりが良くなることで、ギクシャク感が減り、ストレスなくバイクを操ることができます。
爆音ではないながらも、純正とは異なる心地よい排気音は、長距離ツーリングでも疲れにくいでしょう。
これらのマフラーは、いずれもGSX-R125の性能を向上させ、ライディングをより楽しくしてくれるでしょう。
自分の好みや予算、目的(パワー重視、サウンド重視、見た目重視など)に合わせて、最適な一本を選んでみてください。
うるさいマフラーはどうなのか?静かな方がいいのか・・

マフラー交換を検討する際、多くの人が悩むのが**「音量」**の問題です!
「せっかく交換するなら、迫力のあるサウンドがいい!」と思う一方で、「うるさすぎて迷惑をかけたくない・・」という気持ちも当然あるでしょう。
うるさいマフラーのメリット・デメリット
✅️メリット
レーシーなサウンドは、ライダーの気分を高揚させ、所有欲を満たします。特にスポーツ走行時には、より高揚感を得られます。
交通量の多い場所で、歩行者や車にバイクの存在をアピールしやすくなり、ある意味での安全性向上に繋がるという意見もあります(ただし、これは限定的な効果です)
✅️デメリット
住宅街での暖気運転や早朝・深夜の走行は、近隣住民にとって大きな騒音となり、トラブルの原因になりかねません。
また、長時間の走行では、耳障りな大音量がライダー自身の疲労を増大させ、集中力を低下させる可能性があります。ヘルメット内のこもり音なども気になる場合があります。
道路運送車両法の保安基準で定められた騒音規制値(近接排気騒音など)を超えているマフラーは、交通違反となり、車検にも通りません。摘発の対象となるリスクがあります。
過度な騒音は、静かな環境を求める人々や自然環境への配慮という点でも問題視されます。
静かなマフラーのメリット・デメリット
✅️メリット
住宅街での使用でも周囲に迷惑をかけにくく、気兼ねなくバイクに乗れます。
長時間の走行でも耳が疲れにくく、会話や音楽も聞き取りやすくなります。精神的なストレスも軽減されます。
JMCA認定品など、保安基準に適合した静かなマフラーを選べば、車検や交通違反の心配がありません。社会的な視点からも、静かなマフラーはより受け入れられやすい傾向にあります。
✅️デメリット
社外品に交換したにも関わらず、純正とあまり変わらない音量だと、カスタムした満足感が得られないと感じる人もいます。
静かすぎるがゆえに、特に交通量の多い場所でのバイクの存在感が薄れると感じる人もいます。
結論:バランスが重要
GSX-R125のマフラー選びにおいて、音量は非常に重要な要素です。結論としては、**「うるさすぎず、静かすぎず、心地よい音量と音質」**が最も理想的と言えるでしょう。
具体的には、JMCA認定のマフラーを選ぶことを強くお勧めします。JMCA認定品は、日本の厳格な騒音規制をクリアしており、安心して公道で使用できます。
これらのマフラーは、純正よりは確実に歯切れの良い、心地よいサウンドを奏でながらも、近隣に迷惑をかけるほどの爆音にはなりません。
自分のライフスタイル(住環境、走行頻度、走行時間帯など)を考慮し、他のライダーや近隣住民への配慮も忘れずに、最適な音量のマフラーを選びましょう。
ヨシムラマフラーを封印解除したらヤバい?

ヨシムラマフラーに関して、「封印解除したらヤバい!」という声を聞くことがありますが、これは一体何を指しているのでしょうか?
多くの場合、これはレース用部品、特に**「レース用フルエキゾースト」や「消音器(バッフル)の取り外し」**にまつわる話です。
✅️「封印解除」とは?
一般的に「封印解除」という表現は、以下のような状況を指すことが多いです。
ヨシムラなどのマフラーメーカーは、公道走行不可のレース専用部品を販売していることがあります。
これらは公道の騒音規制や排ガス規制をクリアしておらず、サーキットでの最高のパフォーマンスを引き出すことを目的として作られています。
これを公道で使用することは、違法行為であり、「封印解除」という言葉で表現されることがあります。
そして、社外マフラーの中には、音量を抑えるための**バッフル(消音器)**が脱着式になっているものがあります。
公道での使用を前提としたJMCA認定品でも、バッフルを取り外すと音量が規定値を超え、違法となる可能性があります。このバッフルを取り外す行為も「封印解除」と呼ばれることがあります。
- 「レース専用品」の表示がある部品の使用
マフラー本体や説明書に「For Race Use Only」「公道使用不可」といった表示があるにも関わらず、これらを公道で使用する行為全般を指す場合もあります。
「ヤバい」とは何がヤバい?
封印解除したらヤバくなる理由はこちらです。
- 音量が「爆音」になる
レース用マフラーやバッフルを外したマフラーは、公道用とは比較にならないほどの大音量になります。
これにより、周囲に甚大な迷惑をかけ、近隣トラブルや警察の取り締まりの対象となるリスクが格段に上がります。
- 圧倒的なパワー
レース用マフラーは、徹底的な排気効率の追求と軽量化が施されているため、車両のポテンシャルを最大限に引き出します。
特に、GSX-R125のような小排気量車では、その恩恵が大きく、「これまでのマフラーは全く違う!」という感覚になるため、「ヤバい」という表現が使われることがあります。
ただし、これは適切なECUセッティングがあってこそです。
- エンジントラブルのリスク
セッティングが出ていない状態でレース用マフラーを使用すると、燃料供給が不足したり、排気効率が変わりすぎたりして、エンジンに過大な負荷がかかる可能性があります。
最悪の場合、エンジンが焼き付いたり、深刻な故障に繋がったりするリスクがあるため、この点でも「ヤバい」のです!
- 法的な問題
前述の通り、公道での使用は違法行為です。罰金や検挙の対象となり、バイクの運行ができなくなる可能性もあります。
結論:公道では絶対にNG
「ヨシムラマフラーを封印解除したらヤバい」という表現は、裏を返せばそれだけ公道での使用は危険であり、違法であるということを示しています。
もしGSX-R125をサーキット走行専用にするのであれば、適切な知識とセッティングのもとでレース用マフラーを使用することも選択肢に入ります。
しかし、公道を走る限りは、JMCA認定品など、保安基準に適合したマフラーを使用することが大前提です。
周囲への配慮、そして何よりもライダー自身の安全と法的な責任を考えれば、「封印解除」は絶対に避けるべき行為です!
合法的な範囲内で、GSX-R125の魅力を最大限に引き出すマフラー選びを心がけましょう。
マフラーまでパワーアップ化したらどうなる?

GSX-R125の「パワーアップ化」と聞いて、多くの方はエンジンチューニング(ECU書き換えやボアアップなど)を想像するかもしれません。
しかし、実はマフラーの交換も、非常に効果的なパワーアップ化の一部であり、全体のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
マフラーを交換することで、具体的にどのような変化がもたらされるのでしょうか。
トルクの向上
社外マフラー、特にフルエキゾーストマフラーに交換することで、排気効率が大幅に向上します。純正マフラーは排ガス規制や騒音規制、コストなどの制約があるため、排気抵抗が比較的大きく作られています。
これを抜けの良い社外品に交換することで、エンジンの排気ガスがよりスムーズに排出されるようになります。
これにより、エンジンはより効率的に燃焼できるようになり、結果として最高出力とトルク(加速力)の両方が向上します。
特に、GSX-R125のような小排気量エンジンでは、排気効率の改善が体感できるほどの変化をもたらすことが少なくありません。
中高回転域でのパワーの伸びが良くなったり、低回転域でのトルクが増したりと、マフラーの特性によって様々な効果が期待できます。
ただし、マフラー交換によるパワーアップは、あくまで吸排気効率の改善によるものです。最大限の性能を引き出すには、セッティングが不可欠です。
適切なセッティングを行うことで、マフラー交換の恩恵を最大限に享受し、本来のポテンシャルを引き出すことができます。
加速性能の向上
多くの社外マフラーは、純正マフラーと比較して大幅な軽量化を実現しています。
特に、ステンレス製のエキゾーストパイプからチタンやカーボン製のサイレンサーに変更するフルエキゾーストの場合、数キログラムの軽量化は当たり前です。中には5kg以上軽量化できるマフラーも存在します。
この加速性能は、GSX-R125の運動に劇的な影響を与えます!
車体が軽くなることで、取り回しが楽になり、カーブでの切り返しがよりスムーズになります。ヒラヒラと軽快に倒し込む感覚が強まり、ワインディング走行がさらに楽しくなります。
特に、マフラーは車体の比較的低い位置に取り付けられていることが多いため、重心の移動にも影響を与え、より安定した運動性能に貢献します。
サウンドとデザインによる所有欲の向上
パワーアップといった性能面だけでなく、マフラー交換はサウンドとデザインによって、ライダーの所有欲を大きく満たしてくれます。
純正とは異なる、歯切れの良い、または迫力のあるサウンドは、ライディングの楽しさを格段に向上させます。
ライダーは聴覚からもバイクとの一体感を感じることができ、単なる移動手段ではない、趣味としてのバイクの醍醐味を味わえます。
社外マフラーは、その美しい造形や独特のサイレンサー形状、材質によって、車両全体の雰囲気を一変させます。
スポーティーなフルカウルのGSX-R125に、レーシーなマフラーを装着することで、さらに本格的なレーシングマシン感を演出できます。自分だけのオリジナルな一台を作り上げる喜びも大きいです。
最後にまとめ

GSX-R125のマフラー交換は、単なるカスタムではなく、愛車のポテンシャルを最大限に引き出し、ライディングをより楽しく、そして安全にするための重要なステップです。
適切な交換方法を学び、適合確認から工具の準備、正しい取り付け手順、そして何よりも適切なセッティングを怠らないことが、トラブルを避け、最高のパフォーマンスを引き出すための鍵となります。
おすすめのマフラーとしては、ヨシムラ、リアライズ、ビームスなどがあり、それぞれが異なる特性を持ちながらも、GSX-R125の魅力を高めてくれます。
自分のライディングスタイルや求める要素に合わせて、最適な一本を選びましょう。
そして、音量については、周囲への配慮を忘れずに、JMCA認定品など、合法で心地よいサウンドのマフラーを選ぶことが大切です。
迫力を求めるあまり、近隣に迷惑をかけたり、法的なリスクを負ったりすることは避けましょう。
「ヨシムラマフラーを封印解除したらヤバい」という声は、性能の裏に潜むリスクと違法性を物語っています。
マフラー交換によるパワーアップ化は、トルクの向上、加速性能の向上、そしてサウンドとデザインによる所有欲の向上という、多岐にわたる恩恵をもたらします。
ぜひこの記事を参考に、あなたのGSX-R125に最適なマフラーを見つけ、最高のバイクライフを送ってください。
そして、マフラー交換がもたらす「新しいGSX-R125」との出会いを存分に楽しんでください!
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