
その堂々としたボディデザインと快適な乗り心地で、多くのライダーを魅了したヤマハのマジェスティ125。
しかし、時が経つにつれ、その陰にはいくつかの気になる声も聞こえてくるようになりました。
「マジェスティ125のデメリットは深刻らしい・・」「寿命は意外と短い?」「何か特有の持病を抱えているバイクなの?」「なぜ故障しやすいのか?」
この記事では、そんなマジェスティ125の知られざる側面にスポットライトを当て、そのデメリットが「ヤバい」と言われる理由、気になる寿命の実態、そして噂される「持病」の真相を徹底的に調査・解明していきます!
■この記事でわかること
- マジェスティ125のデメリットが「ヤバい」と言われるのはなぜなのか?
- マジェスティ125の寿命は一体どれくらいなのか?
- 何か特有の「持病」も持っているバイクなの?
- なぜ一部で「故障しやすい」と言われることがあるのか?
- 結論のまとめ
マジェスティ125のデメリットが「ヤバい」と言われるのはなぜなのか?

その堂々としたスタイリングとゆったりとした乗り心地で、一世を風靡したYAMAHAのマジェスティ125。
しかし、中古市場では比較的安価で見かけることもあり、「デメリットがヤバい」という声も耳にすることがあります。
なぜ、かつての人気モデルがそのような評価を受けることがあるのでしょうか?
その背景には、設計に起因する構造的な問題、維持費の高さ、そして避けられない経年劣化の傾向など、複数の要因が複合的に絡み合っていると考えられます。
ここでは、マジェスティ125のデメリットが「ヤバい」と言われる理由を、これらの視点から徹底的に分析していきます。
独特な構造ゆえの整備性の悪さ
ZZとマジェスティ125のどちらかを買おうと思っているのですが、二つ比べるとどちらがいいと思いますか?メリット・デメリットを含めて教えてください。… http://t.co/Iou0eIpe
— Q&A集約サイトiQuestion (@iquestionjp) November 30, 2011
マジェスティ125は、その独特なスタイリングを実現するために、他のスクーターとは異なる複雑な構造を持っている部分があります。
例えば、外装パーツの多さや、アクセスしにくい箇所などが挙げられます。
このような構造は、日常的なメンテナンスやDIYでの修理を行う際に、手間がかかったり、専門的な知識や工具が必要になったりする場合があります。
整備性の悪さは、維持費の増加や、自分で手軽にメンテナンスを行いたいライダーにとっては大きなデメリットとなり、「ヤバい」と言われる理由の一つになっている可能性があります。
125ccクラスとしては高めの維持費
あざますっ🙇♂️
本当はマジェスティSが欲しかったんですが、維持費と保険が上がってしまうので、とりまジョグ125にして見ました🫡
小さくて稼働にはとてもいいサイズですね👍— 普段はUber@たま〜にWoltの横浜副業配達員 (@fudan_uber) January 23, 2024
原付二種であるマジェスティ125には車検はありませんが、それでも維持費が「ヤバい」と言われることがあります。
その理由として考えられるのは、比較的高価な純正部品の価格や、複雑な構造ゆえの修理の手間とそれに伴う工賃の高さです。
また、経年劣化によるパーツ交換の頻度が高い場合も、維持費を押し上げる要因となります。125ccクラスのスクーターとしては、維持費がやや高めになる傾向があることが、「ヤバい」と言われる理由の一つかもしれません。
具体的なパーツ代や修理事例などを参考に、維持費の実態を探ります。
マジェスティ125はその見た目のデザインの高級感や装備の充実さが魅力ですが、実際に維持していくとなると、思った以上にコストがかかると感じる場面が多いです。
一番に感じるのが、消耗品の交換頻度と部品代の高さです!
特にブレーキパッドや駆動系パーツ、タイヤなどの消耗が早い印象があり、リフレッシュのたびにそれなりの費用が発生します。
また、車体が大柄な分、タイヤも一般的な125ccより大きめで、交換時の出費がやや高めです。さらに、年式が古いモデルが多いため、故障リスクも無視できません。
電装系トラブルやキャブレターの不調、インジェクションモデルでもセンサー類の故障など、経年劣化による修理費用が想定外にかさむことがあります。
中古部品が入手しづらくなってきており、正規の新品パーツを使うと割高になるケースも珍しくありません。
それに加えて、燃費も他の125ccスクーターと比べて若干悪い印象があります。。
もちろん乗り方やメンテナンス状況にもよりますが、車体重量があるため、街乗り中心だとリッター30kmを切ることもあり、ガソリン代も地味に響いてきます。
総じて言えば、マジェスティ125は非常にボディが大きく魅力的なバイクではありますが、「コストを抑えて気軽に乗れる125cc」という感覚で選ぶと、思った以上に維持費がかかって驚くことがあると思います。
維持に手間とコストがかかっても構わないというバイク好きな方にこそ、向いているモデルだと感じています。
経年劣化による故障の多さ
日頃の足のマジェスティ125が故障なので、不便です。
一番乗りやすく楽しい身体の一部見たいなのですよね。— テッシー (@tesima) October 3, 2022
生産から年数が経過しているマジェスティ125の中古車も多く流通しています。
古い車両の場合、避けられないのが経年劣化による故障のリスクです。
樹脂パーツの劣化、電装系のトラブル、足回りや駆動系の不具合など、様々な箇所で故障が発生する可能性があり、それが「ヤバい」と言われることに繋がっていると考えられます。
特に、過去のモデル特有の弱点などが存在する場合、そのリスクはさらに高まります。
マジェスティ125の寿命は一体どれくらいなのか?

かつて一世を風靡したマジェスティ125ですが、中古車市場では年式の古い車両も見られます。
そこで気になるのが、その「寿命」です。
バイクの寿命は、走行距離だけでなく、年式や日頃のメンテナンスの状況によって大きく左右されます。
ここでは、マジェスティ125の寿命が一般的にどれくらいなのか、走行距離の目安、年式による寿命の違い、そして寿命を延ばすためのメンテナンスのポイントなどを徹底的に調査していきます。
一般的な走行距離の目安
バイクの寿命を測る一つの指標となるのが走行距離です。
一般的に、125ccクラスのスクーターの場合、適切なメンテナンスを行っていれば、数万キロ以上の走行も十分に可能です。マジェスティ125の場合、どの程度の走行距離が一つの寿命の目安となるのでしょうか?
年式による寿命の違い
マジェスティ125🛵
もう7年以上乗ってるから寿命かなあ🤔— おうまさん@R1250RT (@oumasan_MC) March 29, 2018
バイクの寿命は、走行距離だけでなく、経過年数も重要な要素となります。
年式の古いマジェスティ125の場合、走行距離が少なくても、ゴムパーツや樹脂パーツの劣化系のトラブルなどが発生しやすくなります。
寿命を延ばすためのメンテナンス
マジェスティ125の寿命をできるだけ長く保つためには、日頃のメンテナンスが非常に重要です。
エンジンオイルの定期的な交換、冷却水の管理、タイヤやブレーキの点検チェックなど、適切なメンテナンスを行うことで、故障のリスクを減らし、長く乗り続けることができます。
何か特有の「持病」も持っているバイクなの?

中古車市場で流通しているマジェスティ125の中には、年式や走行距離に関わらず、特定の箇所でトラブルが発生しやすい、いわゆる「持病」のようなものが存在するのでしょうか?
まず、注意しておきたい、乗り手を悩ませる傾向のある不具合はいくつかあると感じています。
まず、電気系統の故障は、比較的よく耳にするように思います。
特に、点火装置や電圧調整器の故障は、私の周りでも何度か話を聞きました。突然エンジンがかからなくなったり、走行中に停止したりといった症状は、ライダーを困らせることが多いです。
最近のバイクに比べると、電気系統の信頼性に、やや不安を感じる人がいるのかもしれません。
次に、エンジン周りでは、油漏れの報告を多く聞く印象があります。
特に年式の古い車両では、密封部品の劣化などにより、油が滲んだり漏れたりする事例があるようです。異音に関しても、人によって様々な報告があり、一概には言えませんが、注意する必要がありそうです。
足回りに関しても、柔らかい緩衝装置の設定が使いすぎを招き、早期に性能低下を招くことがあるかもしれません。
また、駆動系のベルト切れも、走行距離が増えた車両では注意が必要だと感じています。
これらの不具合は、必ずしも全てのマジェスティ125に当てはまるわけではありませんし、手入れ次第で回避できるものも多いと思います。
しかし、過去に乗っていた方々からの意見を総合的に見ると、電気系統、エンジン周り、そして足回り・駆動系には、慎重になっておくべき傾向があると言えるかもしれません。
よく聞かれるCDIやレギュレーターの故障が多い?
マジェスティ125のオーナーの声の中で、比較的多く聞かれるトラブルの一つがCDI(Capacitor Discharge Ignition)やレギュレーターといった部品の故障に関する意見が見られることがあります。
CDIとは?
C.D.I.(Capacitive Discharge Ignition)とは点火装置の一種。CDI点火装置はフライホイール・マグネットと呼ぶ永久磁石を回転させ、電源コイルに発電させた電気を蓄電し、一種の磁気的な共鳴を利用して瞬間的にイグニッションコイルに流し、高電圧(2~3万V)を発生させ点火する方式。
出典ヤマハ公式
レギュレーターとは?
このレギュレータは、バッテリーを充電するのに重要な役割を果たします。これが故障するとエンジンが始動できなくなったり走行中に停止する原因になります。
これらの部品が故障すると、エンジンの始動不良や走行中のエンストといった症状が現れることがあります。
これらのトラブルは、マジェスティ125特有の「持病」と言えるのではないでしょうか?
エンジン周りのトラブル
😓マジェスティ125 の持病
オイル漏れ…ジェネレーターカバー、対策済み品番のOリングに交換#三密回避#おうち時間#コマジェ https://t.co/ld7qSwGzUg pic.twitter.com/uxfYRAiTu7
— 楓丸@ ゅぃG3 (@nannkuru_yuiyui) January 23, 2021
エンジン周りのトラブルに関する意見も一部で聞こえます。オイル漏れが発生したり、走行中に異音が聞こえるといった症状が報告されることがあります。
これらのトラブルは、経年劣化によるものなのか、それともマジェスティ125の設計上の弱点に起因するものなのか?
乗り心地や走行性能に影響を与える足回りや駆動系のトラブルも、古いマジェスティ125では注意が必要です。
サスペンションのオイル漏れや性能低下、駆動ベルトの摩耗や切れといったトラブルが発生する可能性があります。
これらのトラブルは、走行距離やメンテナンスの状況に大きく左右されますが、マジェスティ125特有の傾向なんでしょうかね。。
なぜ一部で「故障しやすい」と言われることがあるのか?

なぜ、あの風格のあるマジェスティ125が、『故障しやすい・・』と言われるのか?
メーカーの公式見解だけでは語られない、私が個人的に感じてきた、そのリアルな理由を、今回は独断と偏見を交えつつ、徹底的に語り尽くしたいと思います。
もちろん、全てのマジェスティ125がそうだとは限りません。
丁寧にメンテナンスされ、大切に乗られている車両も多く存在することは承知しています。
しかし、それでも耳にする「故障しやすい・・」という声の背後には、無視できない何かが潜んでいると感じるのです。
それは、設計思想、部品の選定、時代の流れ、そして乗り方やメンテナンスに対する意識など、様々な要素が複雑に絡み合って生じている現象なのではないかと、個人的には考えています。
この記事では、私が長年の経験を通じて個人的に感じてきた、マジェスティ125が一部で「故障しやすい」と言われる理由を、遠慮なく、そして深く掘り下げていきます。
データに基づいた客観的な分析というよりは、あくまで一個人の主観的な見解としてお読みいただければ幸いです。
それでは、マジェスティ125の「故障しやすい」という側面に、私の個人的なフィルターを通して迫っていきましょう。
ゆったりとした乗り心地を重視した設計?
今晩は😊
今日も無事に1日を終える事が出来そうです😌
しかし昨日から色々調べたら、マジェスティの燃料ポンプが故障やすい事らしいとのが気になって仕方がないのです😅
『気にしすぎ君』な自分なのでした😅
# マジェスティ125 pic.twitter.com/Fc5nxRrZjX— マロンとくるみのお父さん (@yumiyuki050919) May 11, 2023
マジェスティ125の最大の魅力の一つは、そのゆったりとした、まるでソファに座っているかのような快適な乗り心地だと個人的には感じています。
しかし、この「快適性至上主義」とも言える設計思想が、もしかしたら故障リスクを高める一因になっているのではないかと、個人的には考えています。
例えば、乗り心地を重視するために、サスペンションが低く設定されている場合、路面の凹凸を吸収しやすい反面、過積載や高速走行をした際には、底突きしやすく、サスペンション自体やフレームに負担がかかりやすいのではないでしょうか。
また、車体全体も、ゆったりとしたクルージングを前提とした設計になっているため、スポーティーなモデルのように、高負荷な走行を想定した頑丈な作りにはなっていないのかもしれません。
さらに、個人的に気になるのは、その独特のフォルムを実現するための外装パーツの多さです。
確かに見た目は優雅なのですが、これらのパーツは、転倒時などに吸収しやすく、修理にも手間と費用がかかる印象があります。
スポーティーなモデルのように、必要最低限の吸収力であればダメージの範囲も少なく済むのではないでしょうか?
もちろん、これは私の個人的な推測に過ぎませんが、「快適性」を追求した設計が、結果的に「耐久性」という面で犠牲になっている部分があるのではないかと、長年の経験から感じています。
純正部品の品質と経年劣化
生産から年数が経過しているマジェスティ125の場合、純正部品の品質や経年劣化が故障の大きな要因となっている可能性があります。
特に、ゴムや樹脂製の部品は、時間の経過とともに劣化しやすく、ひび割れや硬化などが起こりやすくなります。
また、経年劣化による故障のリスクが高まります。バイクの故障の多くは、オーナーによる定期的なメンテナンス不足が原因となることがあります。
エンジンオイルや冷却水の交換を怠ったり、定期的な点検を行わなかったりすると、部品の劣化を早め、故障のリスクを高めてしまいます。
マジェスティ125のオーナー層のメンテナンス意識が、故障の多さに影響を与えている可能性についても考慮します。
結論のまとめ

マジェスティ125のデメリット、寿命、持病、故障しやすい点、などを理解した上で、それでも愛せる魅力があるか?
結論として、マジェスティ125にはいくつかの注意すべき点があるものの、それを上回る魅力も持ったスクーターと言えるでしょう。
整備性の悪さや、125ccクラスとしてはやや高めの維持費は、購入前に理解しておくべきデメリットです。
寿命は走行距離や年式、メンテナンス状況によって大きく左右されます。
エンジン周り、足回りなどに、注意しておきたいポイント(「持病」とまでは言えないまでも)が存在します。
故障のしやすさには、設計思想や部品の経年劣化、オーナーのメンテナンス意識も影響します。しかし、その堂々としたスタイリング、ゆったりとした乗り心地は、今も多くのファンを魅了しています。
中古車市場では比較的安価に入手できるため、デメリットを理解した上で、それでもその魅力に惹かれるのであれば、所有する価値は十分にあるでしょう。
最終的にマジェスティ125を選ぶかどうかは、あなたが何を重視するか?これだと思います!

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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!
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