ハンターカブ好きと言えばヒロミ!カスタム&ヘルメット調査!

ホンダ車
Taku
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DIYの達人であり、遊びの天才として知られるタレントのヒロミ。彼がYouTubeで披露する数々の愛車の中でも特にCT125ハンターカブはイカしている。

単なる移動手段としてのバイクではなく、大人の趣味として徹底的にカスタムされたヒロミのハンターカブは、純正の良さを活かしつつも、ワンランク上の高級感と遊び心が凝縮された一台に仕上がっている。

彼のハンターカブを見て、「ヒロミが付けているマフラーはどこのメーカーなんだ?」、「あのヘルメットのブランドを知りたい!」と思ったハンターカブオーナーも多いのではないか?

ここでは、ヒロミ流ハンターカブカスタムの全貌を徹底的に調査し、使用されているパーツのブランドから、愛用しているヘルメットの特定、そしてそのスタイリングの極意までを余すところなく解説していこう!

■この記事でわかること

  • ヒロミのハンターカブはなぜイカしているのか?
  • 【特定】ヒロミ流ハンターカブカスタムの装着パーツ一覧
  • ヒロミがハンターカブに合わせて愛用しているヘルメットは?
  • ヒロミ流カスタムから学ぶ失敗しない3つの鉄則
  • 自分でできるところはDIY!愛着を深めるプロの流儀
  • ヒロミだけじゃない!ハンターカブ愛好家の芸能人たち
  • 最後に統括

ヒロミのハンターカブはなぜイカしているのか?

Taku
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ヒロミのハンターカブがなぜこれほどまでに多くのライダーを魅了するのか?、その理由は単にお金をかけて高いパーツを付けているからではありません。

そこには明確なコンセプトと、長年バイクや車に触れてきた経験からくる引き算の美学が存在します。まずは、そのカッコよさの秘密を紐解いていきましょう。

YouTubeで話題!大人の遊び心が凝縮

ヒロミのYouTubeチャンネル「Hiromi Factory」は、ガレージライフを楽しむ大人のための教科書のような存在です。

出典YouTube

その中で紹介されたハンターカブは、納車直後からノーマルのまま乗ることはせず、すぐに「自分色」に染め上げるプロセスが公開されました。

視聴者が惹きつけられるのは、ヒロミが本当に楽しそうにレンチを握り、時には失敗しそうになりながらも、自分の手でバイクをいじっている姿そのものです。

プロのショップに丸投げするのではなく、自分で汗をかいてカスタムすることで、マシンへの愛着が生まれ、そのストーリーがバイクの雰囲気に深みを与えています。

ピカピカの展示車のような美しさではなく、使い込まれた道具感とオーナーの愛情が滲み出ているからこそ、ヒロミのハンターカブはカッコいいのです。

コンセプトは「やんちゃ過ぎず乗って様になる」スタイル

ヒロミのカスタムには一貫したテーマがあります。

それは「大人が乗って恥ずかしくない、程よいやんちゃさ」です。

若い頃のように派手な色使いや爆音マフラーで周囲を威圧するのではなく、あくまでシックに、そして機能的にまとめるのがヒロミ流です。

純正の赤いボディカラーをベースにしつつ、黒いパーツを効果的に配置して全体を引き締めたり、乗り心地を改善するためにサスペンションに投資したりと、見た目と実用性のバランスが絶妙です。

この「余裕のある大人のカスタム」こそが、多くのハンターカブオーナーが目指すべき到達点として支持されている理由でしょう。

【特定】ヒロミ流ハンターカブカスタムの装着パーツ一覧

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それでは、具体的にヒロミが愛車に装着しているカスタムパーツを一つずつ見ていきましょう。これらのパーツをチョイスするあたりに、バイクを知り尽くしたヒロミならではの「通」な視点が光っています。

マフラー:SP忠男「PURE SPORT」でトルクと音を楽しむ

カスタムの主役とも言えるマフラーにヒロミが選んだのは、SP忠男の「PURE SPORT(ピュアスポーツ)」シリーズです。

SP忠男といえば、目玉のマークでお馴染みの老舗マフラーメーカーですが、彼らが作るマフラーは単に音が大きくなるだけではありません。

「気持ちイー!」というキャッチコピーの通り、走り出した瞬間から笑顔になれるようなトルク特性の向上が最大の特徴です。

ヒロミが装着しているモデルは、エキゾーストパイプがとぐろを巻くような独特のループ形状をしており、これにより排気管長を稼ぎ、低中速域のトルクを太くしています。

街乗りや林道での扱いやすさが格段に向上し、さらに心地よい低音サウンドが楽しめるこのマフラーは、大人のカスタムにふさわしい逸品です。

シート:K-SPEED(Diablo)でスタイリッシュに引き締める

バイクのシルエットを大きく左右するシートには、タイのカスタムパーツブランド「K-SPEED」の「Diablo(ディアブロ)」シリーズが採用されています。

K-SPEEDは、ハンターカブブームの火付け役とも言える存在で、純正の野暮ったさを一掃するスタイリッシュなデザインが世界中で人気を博しています。

ヒロミが選んだシートは、純正よりも薄型でステッチが入ったデザインのもので、これにより車体全体が低く長く見える効果が生まれています。

また、足つき性も若干向上するため、見た目だけでなく実用面でのメリットもあります。黒いシートに交換することで、赤いボディとのコントラストがより強調され、全体が引き締まった印象に変わります。

リアサスペンション:ナイトロン(NITRON)で極上の乗り心地へ

ここがヒロミのこだわりの真骨頂とも言える部分ですが、リアサスペンションにはイギリス発祥の高級サスペンションメーカー「ナイトロン(NITRON)」をチョイスしています。

原付二種クラスのバイクに、大型バイクにも使われるような高級サスペンションを入れるのは勇気がいることですが、ヒロミは乗り心地には妥協しません。

純正のサスペンションはコストダウンの影響もあり、どうしても突き上げ感が強くなりがちですが、ナイトロンに変更することで路面追従性が劇的に向上し、まるで高級車のようなしっとりとした乗り味に変化します。

長距離ツーリングでも疲れにくくなるこの投資は、長く乗り続けることを考えれば非常に理にかなった選択と言えます。

その他パーツ(キャリア・ハンドル周り・ガード類)のこだわり

主要パーツ以外にも、細部にわたってこだわりが詰まっています。

例えばハンドル周りには、剛性を高めるためのブレースバーを装着し、そこにスマートフォンホルダーやドリンクホルダーを機能的に配置しています。

また、オフロード走行を想定してエンジンガードやヘッドライトガードを追加することで、ハンターカブ本来の「タフな道具」としての魅力を底上げしています。

これらのガード類は、万が一の転倒時に車体を守るだけでなく、見た目のアドベンチャー感を高めるドレスアップパーツとしても機能しています。さらに、リアキャリアには実用的なボックスを載せることも想定しつつ、普段はスタイリッシュに見えるよう工夫されています。

ヒロミがハンターカブに合わせて愛用しているヘルメットは?

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バイク本体と同じくらい注目を集めているのが、ヒロミが被っているヘルメットです。

ファッションアイコンとしても影響力のあるヒロミのヘルメット選びには、バイクとのコーディネートを楽しむためのヒントが隠されています。

「ダックテール」のメットスタイル

ヒロミがハンターカブに乗る際によく着用しているのは、ヘルメットブランドの「ダックテール 」のヴィンテージモデルと思われます。

ダックテールはそのクラシカルなチンガード(顎部分)の形状は、ハンターカブのようなネオクラシックなバイクと相性抜群です。

最新の空力特性を追求したレーシーなヘルメットではなく、あえて時代を感じさせる無骨なデザインを選ぶことで、バイクの雰囲気と自身のファッションを完璧にリンクさせています。この「あえてのレトロ」選びが、大人の余裕を感じさせるポイントです。

あえての「ジェットタイプ×サングラス」も渋い

たまに、ジェットタイプのダックテールにサングラスというラフなスタイルで乗っているヒロミ。

これはヒロミのトレードマークでもあるサングラス姿を活かしたスタイルで、アメリカ西海岸のバイクカルチャーを感じさせます。

ジェットタイプは視界が広く、風を直接感じられるため、スピードを出さない街乗りやのんびりとしたツーリングには最適です。ヒロミのように、TPOやその日の気分に合わせてヘルメットを使い分けるのも、バイクライフを長く楽しむための秘訣と言えるでしょう。

真似するならこれ!現行モデルで買えるおすすめヘルメット

ヒロミが愛用しているようなヴィンテージヘルメットは、サイズ合わせが難しかったり、安全基準が現行のものと異なったりするため、初心者にはハードルが高い場合があります。。

そこで、ヒロミのスタイルを真似しつつ、現代の安全性と快適性を兼ね備えたおすすめのモデルを紹介します。筆頭候補は「FX2の半キャップタイプ」です。

クラシックなオフロードスタイルを取り入れながらも、最新の機能を持っています。また、丸みを帯びたクラシックなフォルムでハンターカブによく似合います。

これらのヘルメットを選べば、安全性に妥協することなく、ヒロミ流のクールなスタイルを手に入れることができます。

ヒロミ流カスタムから学ぶ失敗しない3つの鉄則

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ヒロミのカスタムをただ真似するだけでなく、その根底にある考え方を理解することで、あなた自身のカスタムスキルも向上します。ここでは、ヒロミ流から学ぶべき「失敗しないカスタムの鉄則」を3つにまとめました。

全体の配色は「モスグリーン×ブラック(純正色)」でシンプルにまとめる

カスタム初心者が陥りやすいミスの一つに、色を使いすぎて全体が散漫になってしまうことがあります。

しかし、ヒロミのハンターカブをよく観察すると、使われている色は基本的に「ボディのモスグリーン」と「パーツのブラック」、の2色程度に抑えられています。

特に、シートやマフラー、ハンドル周りを黒で統一することで、全体の印象を引き締め、大人っぽい雰囲気を演出しています。あれもこれもと派手な色のアルマイトパーツを付けるのではなく、まずは色数を絞ってシンプルにまとめることが、センスの良いカスタムへの第一歩です。

機能性(乗り心地・トルク)を犠牲にしないパーツ選び

見た目のかっこよさは重要ですが、それによってバイク本来の性能をスポイルしてしまっては本末転倒です。

ヒロミは、マフラーでトルクを上げ、サスペンションで乗り心地を良くし、ガード類で防御力を高めるというように、すべてのカスタムが「走りを良くする」方向に向いています。

極端に車高を下げすぎてコーナーが曲がりにくくなったり、爆音マフラーで近所迷惑になったりするようなカスタムは避けています。大人のカスタムとは、見た目の美しさと、道具としての使いやすさを高い次元で両立させることなのです。

自分でできるところはDIY!愛着を深めるプロの流儀

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そして最後の鉄則は、できる限り自分の手を動かすことです。ヒロミの動画からも伝わってくるように、パーツを取り付ける過程そのものがエンターテインメントであり、趣味の時間です。

もちろん、ブレーキやエンジン内部などの重要保安部品に関してはプロのショップに任せるべきですが、ミラーの交換やアクセサリーの取り付けなど、簡単な作業から自分でやってみることをおすすめします。

自分で取り付けたパーツには特別な思い入れが生まれ、バイクに乗るたびにその満足感を味わうことができます。

ヒロミだけじゃない!ハンターカブ愛好家の芸能人たち

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ヒロミの影響もあってか、芸能界でもハンターカブ愛好家、いわゆる「芸能人カブ主」が増殖しています。彼らのカスタムもまた個性的で、参考になる部分がたくさんあります。

井戸田潤

バイク芸人として有名なスピードワゴンの井戸田潤も、ハンターカブオーナーの一人です。

彼の愛車といえば、ハーレーダビッドソンを鮮やかなピンク色に塗装した通称「ソープランドピンク号」が有名ですが、なんとハンターカブも同様のド派手なピンク色にカスタムしています。

ヒロミのシックなスタイルとは対極にありますが、「自分の好きな色にとことんこだわる」という姿勢は、カスタムの楽しさを体現しています。

賛否両論あるかもしれませんが、誰になんと言われようと自分の「好き」を貫く姿勢は、ある意味で最もバイク乗りらしいと言えるかもしれません。

濱口優

よゐこの濱口優も、夫婦でハンターカブを楽しんでいる様子がメディアで取り上げられています。

彼のスタイルは、キャンプやツーリングといったライフスタイル重視型です。過度なカスタムはせず、実用的なボックスやキャリアを活用して、南明菜と一緒にトコトコと走る姿は、ハンターカブの本来の楽しみ方を象徴しています。

他にも、俳優やモデルなど、多くの著名人がハンターカブの魅力にハマっており、それぞれのSNSで発信される個性豊かなカブライフは、見ているだけで新しいカスタムのアイデアが湧いてきます。

清木場俊介

ロックンロールな生き様と旧車愛好家として知られる清木場俊介。

カワサキのZやCB400FOURなど、男臭い硬派なヴィンテージバイクのイメージが強い彼ですが、実はホンダのCT125ハンターカブも所有しています。

選んだカラーは、彼のスタイルに完璧にハマる「マットフレスコブラウン」。派手な赤ではなく、あえて渋いアースカラーをチョイスするあたりに、キャンプやアウトドアを本気で楽しむ「大人の遊び心」が感じられます。

カスタムは実用性を重視し、キャンプ道具をガンガン積めるようトップケースを装着。鑑賞用ではなく、あくまで「現場で使い倒すギア」として愛用しています。

最後に統括

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ヒロミのハンターカブカスタムについて調査してきましたが、その魅力の本質は「自分自身が心から楽しむ」という姿勢にあることが分かりました。

SP忠男のマフラーで鼓動を感じ、K-SPEEDのシートでスタイルを決め、ナイトロンのサスペンションで快適に走る。そして、ダックテールのヘルメットでファッションまで抜かりなく楽しむ。

これら一つ一つの選択が、大人の余裕と遊び心を形作っています。

これからハンターカブのカスタムを始めようとしているあなたにおすすめしたいのは、まずはマフラー交換か、あるいはお気に入りのヘルメットを見つけることから始めてみることです。

最初からすべてを完璧にする必要はありません。ヒロミのように、少しずつ自分の手でパーツを変え、変化を楽しみながら、時間をかけて自分だけの一台を育てていってください。

その過程で得られる知識や経験、そして愛車への愛着こそが、何にも代えがたい財産となるはずです。

工具を手に取り、あなただけの「ファクトリー」で、最高のハンターカブ作りをスタートさせよう!

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この記事を書いた人
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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

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