
バイクと言うのは、エンジンがかからなくなればただの不動車で鉄の塊だ!
これを処分するには一体いくらかかるのか?、それともどこかの業者が無料で引き取ってくれれば御の字だろうか?、そんな事で悩むオーナーも少なくない。。
しかし!
ここで声を大にして言いたいのは、その不動車、カチエックスで買取してくれる!
嘘だろ?、と疑いたくなる気持ちはわかるが、そこにはバイク業界の裏側を知る者だけが納得できる、非常に合理的で熱いシステムが存在している。
■この記事でわかること
- 【嘘だろ!】カチエックスは不動車も買い取ってくれるのか!?
- なぜカチエックスは不動車や訳あり車でも高値がつくのか?
- これって売れるの?カチエックスが対応可能な訳あり車の定義
- カチエックスで不動車を売却する際のに落とせない事
- 不動車と訳あり車を少しでも高く評価させる術
- 逆にカチエックスでも売れないケースとは?
- 最後に統括
【嘘だろ!】カチエックスは不動車も買い取ってくれるのか!?

私たちがバイクの価値を測る際、どうしてもエンジンがかかるかどうか?、公道を走れる状態にあるかどうか?、という点に固執してしまいがちです。
しかし、プロの業者、特にカチエックスのオークションに参加しているような百戦錬磨の買い手たちの視点は全く異なります。
彼らにとって、バイクの価値は走ることだけではないのです。たとえエンジンが焼き付いていようと、フロントフォークが曲がっていようと、その車両を構成する数千点に及ぶパーツ一つひとつには、依然として需要が存在し続けています。
カチエックスが不動車を歓迎しているのは、それが単なる中古車としてではなく、貴重な資源や部品、あるいは再生のベース車両としての価値を持っていることを熟知しているからです。
バイクの価値を根本から覆すカチエックスの査定

バイクの価値は、必ずしも現状の状態だけで決まるものではありません。
絶版車であれば、動かない車両から取り出したネジ一本、カウル一枚が、世界中のどこかで同じバイクを直そうとしている誰かにとっての救いになります。
また、近年の世界的なバイクブームも手伝って、日本の中古パーツに対する信頼性は私たちが想像する以上に高まっています。
カチエックスというプラットフォームは、こうしたニッチな需要を抱える専門業者を全国規模で繋いでいます。
そのため、近所のバイクショップでは処分費用を請求されるようなボロボロの車両であっても、カチエックスのオークションに出した途端、複数の業者による激しい争奪戦が繰り広げられるという現象が起きるのです。
不動車でも買い取るカチエックスのシステムがヤバい

不動車や訳あり車を抱えているとき、最も精神的に堪えるのは、愛車をゴミとして扱う心苦しさではないか?
しかしカチエックスを利用することは、愛車に最後の大仕事を任せることでもあります。
あなたのバイクが部品として誰かの車両を復活させたり、プロの手で再び息を吹き返したりする。そのための架け橋となるのがカチエックスのシステムです。
なぜカチエックスは不動車や訳あり車でも高値がつくのか?

なぜ、動かないバイクにまで高値がつくのか?その理由は、カチエックスが構築した独自のネットワークと、中古バイク市場の多層的な構造にあります。
国内だけでなく海外へと広がる強大な販売ルート

日本のバイクは世界中で圧倒的な人気を誇ります。
それは最新モデルに限った話ではありません。たとえ日本では古いと見なされ、排ガス規制などで走れなくなったバイクや、修復不可能なダメージを負った不動車であっても、海外市場では全く別の価値が付与されます。
東南アジアやアフリカ、中東などの地域では、日本車は頑丈で修理しやすいという絶対的な信頼があり、不動車であっても現地の凄腕メカニックたちが驚くべき技術で再生させてしまいます。
日本では廃車同然の125ccスクーターであっても、海外ではエンジンさえ生きていれば、あるいはフレームさえしっかりしていれば、喉から手が出るほど欲しがられる商品になります。
パーツ取り(部品転売)専門の業者がプロってる
もう一つの強力な要因は、「パーツ取り」というビジネスモデルの存在です。
彼らにとって、不動車は宝の山に見えます!


特に1980年代から90年代の古いバイクや、生産終了から時間が経過したモデルの場合、メーカーからの純正部品の供給が止まっていることが少なくありません。
こうしたバイクを維持しているオーナーにとって、頼みの綱となるのは中古パーツです。カチエックスのオークションには、こうした中古パーツを解体・洗浄・動作確認して販売する専門の業者が数多く参加しています。
自社で修理・再生できる整備業者が直接入札する強み
カチエックスが一般的な一括査定と異なるのは、落札者がエンドユーザーに販売する店舗だけでなく、自社工場を持つ整備のプロである場合が多い点です。
彼らは、他店であれば外注に出さなければならないような重整備、例えばエンジンのオーバーホールやフレームの修正などを自社で行うことができます。
これにより、修理コストを極限まで抑えることが可能になり、その分を仕入れ価格である査定額に転嫁できるのです。
プロの整備業者は、写真からバイクの不具合の原因をある程度予測します。これはキャブの清掃だけで直るな、とか、この年式の定番の故障だから部品は在庫にあるな、といった具合です。
これって売れるの?カチエックスが対応可能な訳あり車の定義

一口に不動車や訳あり車と言っても、その状態は千差万別です。
カチエックスの懐の深さを実感していただくために、具体的にどのような状態であれば対応可能なのか、私が知る限りのケースを整理してみました。
数年間放置してエンジンがかからない長期放置車

最も多いケースが、この長期放置車でしょう。以前は乗っていたけれど、仕事が忙しくなったり家族が増えたりして、気づけば数年が経過していたというパターンです。
ガソリンは劣化して異臭を放ち、キャブレターは詰まり、バッテリーは完全に放電。もちろんタイヤもひび割れています。こうしたバイクは、一般的な買取店では大幅な減額対象となるか、引き取りを拒否されることもあります。
しかしカチエックスでは、こうした放置車はごく一般的な査定対象です!
放置されている期間が長くても、屋根下で保管されていたのであれば、外装の劣化が少ないため、再始動のための整備費用を差し引いても十分に価値が残ります。
転倒や衝突でボロボロになった事故車・損壊車

不運にも事故に遭ってしまい、フロント周りが大破したり、カウルがバキバキに割れてしまったりしたバイク。。
これこそカチエックスが真価を発揮する領域です。
事故車の場合、多くの人は修理見積もりの高さに絶望し、そのまま廃車を考えます。
カチエックスのオークションには、こうした事故車を積極的に買い取る業者がいます。
彼らは使えるパーツを剥ぎ取るだけでなく、生きているエンジンを別の健康なフレームに乗せ替えてニコイチ車両を製作することもあります。
また、フレームに歪みがあったとしても、それを修正する専用の設備を持つ業者が入札すれば、部品取り以上の価格がつくこともあります。
サビだらけ・カウル割れ・原型を留めないジャンク車両

雨ざらしの庭先でサビにまみれ、シートは破れてスポンジが露出し、もはや何の車種か分からないようなジャンク状態の車両。。
これに関しても、カチエックスを諦める理由にはなりません。
例えば、往年の名車や人気のある旧車であれば、フレームが錆びていようが、エンジンが固着していようが、その骨格自体に価値があります。
特に、近年高騰している空冷4発のモデルや、2ストロークの車両などは、どんなに状態が悪くてもパーツ一つひとつが黄金のような価値を持ちます。
書類を紛失した手続き困り車
車両の状態とは別に、書類関係や権利関係で訳ありとなっているバイクもあります。こうした手続き上のハードルも、カチエックスなら相談可能です。
カチエックスの提携業者はこうした事務手続きのプロでもあります。
書類紛失時の再発行手続きや、残債処理を含めた売却スキームを提案してくれる業者が多いため、自分一人で悩んでいたことが拍子抜けするほどスムーズに解決することがあります。
カチエックスで不動車を売却する際のに落とせない事

不動車を売るという行為は、実車を確認してもらうのが難しいため、通常は非常に手間がかかるものです。しかし、カチエックスというシステムを通すことで、その弱点が逆に大きな利点へと転換されます。
自宅まで無料の引き取りサポート

最大の物理的な壁は、どうやってバイクを運ぶかという問題です。
エンジンがかからないバイクを自分で買取店まで運ぶには、軽トラックをレンタルしたり、ラダーレールを用意したりする必要があります。
また、専門の陸送業者に頼めば、それだけで数万円の出費を覚悟しなければなりません。カチエックスで売却が成立した場合、基本的に車両の引き取りは落札した業者が自宅まで来てくれます。
この引き取り費用は、多くの場合、査定額に含まれているか無料の範囲内で行われます!
強引な営業を避け冷静に価値を判断できる
一括査定サイトを利用したことがある人なら分かると思いますが、査定士が自宅に来るタイプの場合、不動車だと分かった瞬間に「これは価値がありませんね・・」「逆に処分費用をいただきますが、今なら特別に無料で引き取りますよ・・」といった、その場での即決を迫る営業トークが始まることがあります。
バイクに詳しくないライダーや、押しに弱いライダーは、ついそのまま納得してしまいがちです。
カチエックスなら、そうした対面でのプレッシャーが一切ありません。
写真は事前にアップロードし、価格提示は画面上で行われます。全国の業者が競った結果の最高値を、自分の部屋でコーヒーを飲みながら冷静に確認できるのです。
写真だけで完結するため不動車を人に見られる恥ずかしさがない

これは意外と多くのオーナーが感じていることですが、大切にしていたはずのバイクをボロボロの状態で放置してしまった自分に対し、恥ずかしさや罪悪感を感じている場合があります。
近所のバイク屋に見せに行くのも気が引けるし、査定員を呼んで「なんでこんなになるまで放っておいたんだ・・」という無言のプレッシャーを受けるのも辛いものです。
カチエックスは写真査定です。あなたは、自分のタイミングで、自分の納得いく角度からバイクを撮影するだけで済みます。
もちろん傷やサビは隠すべきではありませんが、画面越しであれば、必要以上の気まずさを感じることなく情報を提示できます。
不動車と訳あり車を少しでも高く評価させる術

カチエックスは写真だけで全てが決まるため、不動車であっても撮影の工夫次第で入札額を伸ばすことが可能です。
単に「汚いバイク」として見せるのではなく、「磨けば光る、あるいは部品として価値があるバイク」として見せるためのコツをいくつかお伝えします。
不動車だからこそ「欠品パーツがないこと」を証明する

不動車をパーツ取りとして考える業者が最も嫌うのは、必要な部品が欠けていることです。
例えば、キャブレターの蓋が開いたままだったり、電装系のハーネスが切られていたりすると、業者はリスクを感じて入札を控えます。
逆に、エンジンはかからなくてもパーツがすべて揃っていることが写真で確認できれば、業者は安心して高い金額を提示できます。
サイドカバーを外した状態の中身や、シート下のバッテリー周り、エンジンの細部などを、隠さずにしっかりと撮影しましょう。
タンクの中のサビやタイヤの状態をあえて正直に見せる

不動車の査定額を左右する大きなポイントの一つに、ガソリンタンクの状態があります。
タンクの中がサビで全滅しているのか?、それとも意外と綺麗なのか?、ここが明確にならないと、業者は最悪の事態(タンク交換)を想定して査定します。
キャップを開けて、スマートフォンのライトを当てて中を撮影した一枚があるだけで、情報の透明性が格段に上がります。
同様に、タイヤの溝の状態や、サスペンションのオイル漏れの有無なども、あえてクローズアップして見せましょう。
「ここさえ直せば動く!」という箇所を写真とメモで伝える
もし、バイクが不動になった原因が自分である程度分かっているなら、それを写真やコメントで積極的に伝えましょう。
例えば、「半年前にバッテリーが上がってから乗っていない・・」「プラグに火が飛んでいないようだ・・」といった具体的な情報は、整備のプロにとって非常に有益な診断材料になります。
原因不明の不動車よりも、原因が特定されている不動車の方が、業者は修理コストの計算がしやすいため、強気な入札を入れやすくなります。
逆にカチエックスでも売れないケースとは?

カチエックスがどれほど強力なプラットフォームであっても、どうしても扱えない、あるいは価格がつかない限界点というものも存在します。
期待しすぎて後でがっかりしないために、現実的なラインを知っておくことも大切です。
盗難車や所有権が不明確すぎる車両

これは当然のことですが、法的に問題がある車両は絶対に扱えません。。
盗難届が出ている車両はもちろん、前オーナーと連絡が取れず書類も一切ない、かつ車体番号が削られているといった、出所が不明確な車両はカチエックスの規約によって厳格に排除されます。
カチエックスは健全な業者が集まる場であるため、コンプライアンスに関わる部分には非常に厳しい基準を設けています。
もし、正規のルートで入手したものの書類がないという場合は、事前にその旨を相談し、正当な手続きが可能かどうかを確認しよう。
フレームが完全に破断している鉄クズ状態・・
いくら不動車で大丈夫と言っても、物理的に車両としての形を全く留めていない場合や、フレームが真っ二つに折れ、かつエンジンも真っ二つに割れているといったような、完全に「素材」としての価値しか残っていない場合は、入札が入らないこともあります。
このようなケースでは、カチエックスよりも、近所のスクラップ業者や金属回収業者に依頼したほうがスムーズかもしれません。。
オークションで入札が入らなかった時の次の一手
非常に稀なケースですが、車種が極端にマイナーであり、かつ状態も最悪な場合、オークション期間が終わっても入札がゼロということがあります。
しかし、カチエックスの担当者はそこでおしまいにはしません。個別で提携している業者に打診してくれたり、再出品のアドバイスをくれたりと、最後まで売却の可能性を模索してくれます。
もしどうしてもカチエックスで売れなかった場合は、そこではじめて有料の廃車手続きを検討すれば良いのです。
最後に統括

これまで述べてきた通り、カチエックスが不動車や訳あり車に対して「OK」を出しているのは、決してボランティア精神からではありません。
そこには、バイクという精密機械が持つ多層的な価値を、全国のプロフェッショナルたちがそれぞれの得意分野で見極め、正当に評価するという、非常に健全で合理的なマーケットが存在しているからです。
あなたが「ゴミ」だと思い込み、処分費用を払ってまで捨てようとしていたそのバイクは、実は別の誰かにとっては「宝物」であり、ある業者にとっては「商売道具」であり、また別の国では「生活を支える足」になる可能性を秘めています。
その可能性を閉ざしてしまう前に、カチエックスという大きな舞台に一度だけ愛車を立たせてみよう。
嘘だろ?、と疑うのは、査定額の通知を見てからでも遅くないはずだ。
諦めて廃車にするその前に、カチエックスが提示する「真実の価値」を、ぜひその目で確かめてみよう!
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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
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