【サイズ確認】PCXのおすすめバイクカバーを完全伝授!

ホンダ車

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Taku
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念願のPCXを手に入れて、さあこれから大切に乗っていこうと決意した矢先、最初にぶつかる壁がバイクカバー選びではないか?

特にPCXは125ccクラスのスクーターとしては車体が大柄で、全長も長めに設計されているため、バイクカバーのサイズ選びが非常に難しいバイクの一つです。

このコンテンツでは、歴代のPCX(JF28、JF56、JF81、JK05)およびPCX160(KF47)、そしてe:HEVモデルまで、すべてのPCXオーナーに向けて、絶対に失敗しないバイクカバーのサイズ選びと、自信を持っておすすめできる厳選カバーを紹介します。

コスパ重視のアイテムから、最強の防犯性と耐久性を誇る高級カバーまで、あなたの保管環境とカスタム状況に合わせた正解をプロの二級二輪整備士である私が完全伝授します!

■この記事でわかること

  • 失敗しない!PCXのバイクカバーサイズ選びの正解
  • リアボックス装着車はLLサイズ~3Lサイズが鉄則!
  • ロングスクリーン(風防)装着車は全高を確認せよ
  • PCXオーナーが選ぶべきおすすめのバイクカバー3選!
  • 安物(100均・薄手)vs 専用品(厚手)どっちが良い?
  • カバーを長持ちさせ愛車を守るための正しい使い方
  • 最後に統括

失敗しない!PCXのバイクカバーサイズ選びの正解

Taku
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バイクカバー選びにおいて最も重要なのは、大は小を兼ねるという原則と、メーカーごとのサイズ表記の罠を知ることです!

PCX専用設計と謳われているものであれば安心ですが、多くの場合は汎用品から選ぶことになります。ここではPCXの車体特性を踏まえた正しいサイズの選び方を解説します。

ノーマル(純正)なら基本はLサイズ~LLサイズ

まず、リアボックスやスクリーンを付けていない、納車されたままのノーマル状態のPCXについてです。

PCXの全長は約1935ミリメートルあり、これは一般的な原付一種のスクーターと比べると20センチ以上も長い数値です。

そのため、ホームセンターなどで売られているMサイズや、原付用と書かれたカバーは絶対に入りません。無理に被せようとすると、フロントカウルやマフラー部分に強いテンションがかかり、すぐに破れてしまいます。

なので、基本的にはLサイズ、もしくはLLサイズを選ぶのが正解となります。

注意点も・・

が、ここで注意が必要なのはメーカーによって基準が異なるという点です。

あるメーカーのLサイズはPCXにぴったりでも、別のメーカーのLサイズは小さいということが頻繁に起こります。

失敗しないためには、パッケージや商品説明に記載されている適応全長を確認してください。

PCXの全長1935ミリメートルに対して、カバーの全長が210センチメートルから220センチメートル前後あるものを選ぶと、前後タイヤまですっぽりと収まり、強風でもめくれ上がりにくくなります。

リアボックス装着車はLLサイズ~3Lサイズが鉄則!

Taku
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PCXオーナーの半数以上が装着していると言っても過言ではないリアボックスですが、このボックスが付いているだけで、必要なカバーのサイズは劇的に変わります!

純正のトップボックスや、GIVIなどの社外製リアボックスを装着している場合、車体の全高が高くなるだけでなく、全長も実質的に長くなります。

ボックスの分だけカバーの生地が後ろに引っ張られるため、ノーマル車用のサイズではリアタイヤが完全に露出してしまったり、最悪の場合はファスナーが閉まらなかったりします。

リアボックス装着車の場合、基本的にはノーマルサイズよりも2ランク上のサイズ、つまりLLサイズから3Lサイズを選ぶのが鉄則です。

専用モデルを選ぶ?

どうしても不安であれば、パッケージに「PCX専用」と明記されている専用モデルを選んでください。

これらの対応品は、背面の生地が立体的に裁断されており、ボックスの出っ張りを包み込むような形状になっています。

もし通常の形状のカバーで代用しようとするならば、4Lなどのかなり大きなサイズを選ばないと、後ろが持ち上がってしまい、雨水が侵入する原因となります。

ボックスを付けているのにケチって小さいサイズを買うことだけは絶対に避けてください!

ロングスクリーン(風防)装着車は全高を確認せよ

Taku
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リアボックスと並んで人気のカスタムが、ロングスクリーン(風防)の装着です。

純正のスクリーンは低めに設定されていますが、防風効果を高めるために背の高い社外スクリーンに交換している場合、カバー選びでは全高に注意を払う必要があります。

スクリーンが高くなると、カバーを掛けた際にフロント部分が上に持ち上げられます。すると、相対的にフロントタイヤの裾部分が上に引っ張り上げられ、前輪が露出してしまうのです。

ロングスクリーン装着車の場合は、全長だけでなく、カバーの全高が十分に確保されているかを確認してください。

通常のカバーではフロント部分の高さが不足することが多いため、ビッグスクーター用などの全高が高いモデルを選ぶか、あるいは3L以上のオーバーサイズを選ぶことで対処する必要があります。

PCXオーナーが選ぶべきおすすめのバイクカバー3選!

Taku
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サイズ選びのポイントを押さえたところで、実際にPCXオーナーから高い評価を得ているおすすめのバイクカバーを3つ厳選して紹介します!

それぞれの特徴やメリットを比較して、あなたの予算と環境に合ったものを選んでください。

【ホンダ純正】バイクカバー

やはり愛車には純正品を使いたいというこだわり派には、ホンダ純正のバイクカバーがおすすめです。

当然ながらPCXのために設計されているため、サイズ感は完璧です。

ミラーの位置、ハンドルの幅、リアの形状など、すべてが計算し尽くされており、オーダーメイドスーツのような美しさで車体を包み込みます。

魅力は、その耐久性と安心感にあります。難燃性素材を使用しているものが多く、万が一の放火や、マフラーの熱によるトラブルにも配慮されています。

Taku
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【バリチェロ】厚手バイクカバー(高級オックス300D使用)

屋根のない屋外駐車場で、雨ざらしの環境にPCXを停めなければならない人にとっての救世主が、バリチェロのバイクカバーです。

このカバーの最大の特徴は、その圧倒的な生地の厚さです!

「オックス300D」という非常に太い糸で織られた生地を使用しており、その重量感と強度は一般的なペラペラのカバーとは比較になりません。

厚手の生地は、紫外線による劣化に強く、長期間使用しても破れにくいという特性があります。また、猫が乗って爪を立てたり、強風で飛んできた小石が当たったりしても、ボディまで傷が到達するのを防いでくれます。防水性能も高く、撥水加工が強力なため、雨水を玉のように弾きます。

PCXを新車のような状態で維持したいのであれば、バリチェロのような厚手・高耐久タイプのカバーを選ぶのがベストな選択です。

Taku
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【デイトナ】PCX専用 耐水圧20,000mmバイクカバー

PCXオーナーの間で定番中の定番となっているのが、デイトナから発売されているPCX専用 耐水圧20,000mmバイクカバーです。

この商品の最大の特徴は、その名の通り生地の耐久性がハンパないことです!

通常のバイクカバーの10倍の耐水性能を誇る耐水圧20,000mmの生地を使用し、水の侵入を防ぐ構造になっています。

また、通気性を良くするエアベンチレーションを採用し、こもった湿気を外部に排出する優れた機能も搭載しています。縫い目にはシームテープ加工が施されているため、激しい雨でも浸水を防ぎます。

Taku
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安物(100均・薄手)vs 専用品(厚手)どっちが良い?

Taku
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バイクカバーの価格帯はピンからキリまでありますが、果たして価格差に見合うだけの違いはあるのか?

結論から言えば、PCXを大切にしたいのであれば、安物の薄いカバーは避けるべきです。ここでは、安物と専用品(厚手)の決定的な違いについて解説します。

耐久性と防水性能の決定的な違い

最も大きな違いは、生地の厚さと素材の質にあります。

100円ショップや激安カバーで使われている薄い生地は、紫外線に対して非常に脆弱です。

夏の直射日光を浴び続けると、わずか数ヶ月で生地が紙のように脆くなり、指で押しただけで裂けてしまうようになります。また、防水性能も低く、雨が降るとすぐに内部に水が染み込み、バイクを濡らしてしまいます。

濡れたカバーが車体に張り付くことで、逆に塗装を傷めたり、サビを誘発したりすることさえあります。

一方、厚手の専用品は、紫外線を遮断する能力が高く、長期間使用しても強度が落ちません。

また、裏地に起毛素材を使っているものは、脱着時の擦れによる微細な傷から塗装面を守ってくれます。

PCXの美しい外装を維持するためには、物理的な保護能力が高い厚手のカバーが必要です!

盗難防止効果(ロックホール・バタつき防止)

しっかりした専用品のカバーには、前後のタイヤ部分にチェーンロックを通すための大きな穴(ロックホール)が装備されています。

カバーの上からロックを掛けることで、カバーをめくって車種を確認したり、イタズラをしたりすることを防ぐことができます。

また、車体中央付近に風飛び防止のベルトやバックルが付いているかどうかも重要です。

安物のカバーは、単に紐で縛るだけの簡易的なものが多く、強風が吹くとパラシュートのように風を孕んで飛んでいってしまったり、バタバタと激しい音を立てて近所迷惑になったりします。

盗難や転倒のリスクを減らすためにも、機能が充実したカバーを選ぶ意義は大きいのです。

カバーを長持ちさせ愛車を守るための正しい使い方

Taku
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良いカバーを手に入れても、使い方が間違っていればその効果は半減してしまいます。PCXをより良い状態で保管するために、カバーの使用における注意点とコツを紹介します。

マフラーが熱いままかけても大丈夫?(耐熱性)

帰宅直後、エンジンやマフラーが熱々になっている状態でカバーを掛けるのは危険です!

一般的なポリエステルやナイロン素材のカバーは熱に弱く、高温のマフラーに触れると一瞬で溶けてしまいます。

溶けたカバーがマフラーにこびりつくと、冷えて固まった後に除去するのは非常に困難で、最悪の場合マフラーのメッキを剥がしてしまうことになります。また、万が一の発火のリスクもゼロではない。

基本的には、エンジンを切ってからマフラーが手で触れるくらいの温度に下がるまで待ってからカバーを掛けるのが正解です。

【湿気対策】ベンチレーションでサビを防ぐ

雨を防ぐためにカバーを掛けますが、実はカバー内部の湿気もPCXの大敵です!

特に雨上がりで地面が濡れている時にカバーを掛けると、地面から蒸発した水分がカバー内部に充満し、サウナのような状態になります。これが金属パーツのサビや、電気系統のトラブル、カビの原因となります。

これを防ぐためには、ベンチレーション(通気口)が付いているカバーを選ぶことが有効です。

ミラー部分などにメッシュの通気口があることで、内部の湿気を外に逃がしてくれます。適度な換気が、愛車の健康寿命を延ばすのです。

最後に統括

Taku
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PCXのカバー選びで最も大切なのは、自分のバイクの状態(リアボックスやスクリーンの有無)を正しく把握し、それに見合ったサイズを選ぶことです。

「たぶん入るだろう・・」という憶測で小さめのサイズを買ってしまうと、お金をドブに捨てるだけでなく、大切な愛車を傷や汚れ、盗難のリスクに晒すことになります!

ノーマルならLからLL、ボックス付きならLLから3Lという基準を念頭に置き、できればPCX専用やボックス対応を明記している信頼できる製品を選んでください。

たかがカバー、されどカバーです。

毎日PCXを守ってくれるその一枚の布が、数年後の愛車の輝きを決定づけます。あなたのPCXライフが、適切なカバーによってより快適で安心なものになることを願っています。

今日からしっかりと愛車をガードして、いつまでも綺麗なPCXを保管しよう!

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この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

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