【効果ヤバい】PCX/おすすめのナックルガード大全集!

ホンダ車

※このページのリンクにはプロモーションが含まれています。

Taku
Taku

冬の足音が聞こえ始めると、PCXオーナーにとって最も憂鬱な季節がやってくる。

そんな寒さ対策の迷宮に迷い込んだオーナーに、最適なのがナックルガードです!

別名ハンドガードとも呼ばれるこのパーツの効果は、まさに魔法の盾!

そこで今回は、PCXオーナーにおすすめのナックルガードをいち早くお届けしたい。

多くのライダーが「ナックルガードの効果は最高だけど、せっかくのPCXのスタイリッシュなデザインが台無しになる・・」というジレンマを抱えています。

オッサンぽいのは嫌だ・・でも寒いのも嫌だ・・。

そんなわがままな悩みを解決し、PCXにピッタリと合う防寒性と見た目のカッコよさを両立させるおすすめのナックルガードを提案しよう。

■この記事でわかること

  • 【効果はいかに?】PCXにナックルガードをつけるメリット
  • 逆にデメリットもある・・?
  • 失敗しないPCX用ナックルガードの選び方!
  • 【厳選】PCXにおすすめのナックルガード3選!
  • PCXにナックルガード取り付けの注意点
  • 最後に統括

【効果はいかに?】PCXにナックルガードをつけるメリット

Taku
Taku

PCXにナックルガードを取り付けるべきかどうか迷っているオーナーの多くは、その効果に対して半信半疑なのではないか?

「たかだかプラスチックの板一枚で、そんなに変わるわけがない・・」そう思うのも無理はありません。

しかし、物理的な理屈を知れば、その効果が本物であることが理解できるはずです。まずは、ナックルガードがもたらす具体的なメリットを見て行こう。

指先の感覚を守る圧倒的な防風防寒性能

まず最大のメリットとして挙げられるのは、やはり圧倒的な防風防寒効果です。

冬のライディングにおいて指先が冷える最大の原因は、気温そのものよりも「走行風」にあります。

体感温度は風速1メートルにつき1度下がると言われていますが、時速60キロで走行している場合、常に秒速約16メートルの風を受け続けていることになります。

これは計算上、実際の気温よりも15度以上も低い空気にさらされているのと同じことなのです。ナックルガードは、この「熱を奪う風」を物理的に遮断します。

グローブに直接風が当たらない状態を作ることで、グローブの中に溜まった暖かい空気の層を守ることができるのです。

実際に装着してみると、手の甲を撫でる風が消え、グリップヒーターを併用すれば、真冬でも薄手のグローブで走れてしまうほどの快適さを手に入れることができます。

雨天時の浸水遅延と飛び石や虫からの防御

二つ目のメリットは、雨や飛び石、虫からの防御効果です。

雨天時の走行で最も不快なのは、グローブが濡れて重くなり、さらに気化熱で体温が奪われることです。ナックルガードがあれば、前方からの雨粒を弾いてくれるため、グローブが濡れるまでの時間を大幅に稼ぐことができます。

完全防水とまではいきませんが、小雨程度であれば目的地まで手が濡れずに済むことも珍しくありません。

また、夏場であっても、高速走行時にカナブンなどの硬い虫が手に当たると激痛が走りますが、ガードがあればそんな不慮の事故からも手を守ってくれます。

林道を走るわけではなくても、道路上の小石の跳ね上げから手を保護してくれる安心感は絶大です。

逆にデメリットもある・・?

Taku
Taku

一方で、デメリットについても理解しておく必要があります。

最も注意すべき点は、車幅が広がることによるすり抜け時のリスクです。

すり抜け時のリスク

ナックルガードの形状によっては、バーエンドよりも外側に張り出すものがあります。

普段通りの感覚で渋滞中の車の間をすり抜けようとすると、ガードが車のサイドミラーに接触してしまう可能性があります。

装着後は、自分のバイクのハンドル幅が数センチ広がったことを常に意識して運転する必要があります。

ハンドルカバーとの防寒性能比較

また、究極の防寒性能という点だけで比較すれば、ハンドル全体を覆ってしまう「ハンドルカバー」には劣るという事実もあります。

ハンドルカバーはこたつの中に手を入れているような密閉空間を作りますが、ナックルガードはあくまで風を逸らすものです。巻き込み風によって多少の冷気は入ってきます。

しかし、ハンドルカバー特有の「手の出し入れのしにくさ」や「スイッチ操作の視認性の悪さ」、そして何より「野暮ったい見た目」というデメリットを考慮すれば、ナックルガードこそが機能とデザインのバランスが取れたスマートな選択肢であると言えるでしょう。

失敗しないPCX用ナックルガードの選び方!

Taku
Taku

ナックルガードの効果が理解できたところで、次は「自分のPCXに合うものはどれか・・?」という選び方の話に移ろう。

Amazonや楽天で検索すると無数の商品が出てきますが、適当に選ぶと「取り付けられない・・」「イメージと違う・・」といった失敗を招きかねません。

PCX専用の選び方のポイントを3つの視点から解説します。

【最重要】適合型式(JF81/JK05/KF47)の確認

一つ目のポイントは、最も重要かつ基本的な「適合型式の確認」です。

PCXは長い歴史を持つスクーターであり、これまでに何度もフルモデルチェンジを繰り返しています。

初代のJF28から始まり、JF56、JF81、そして最新のJK05や160ccモデルのKF47など、型式によってハンドル周りの形状やミラーの取り付け位置、カウルの干渉具合が微妙に異なります。

「PCX用」と書かれていても、それがどの年式のPCXを指しているのかを必ず確認してください。

特に、JF81以前のモデルとJK05以降のモデルでは、ハンドルカバーの形状変更に伴い、取り付けステーの角度が合わないケースが多発しています。

自分のPCXの型式を車検証や自賠責保険証で確認し、商品ページの適合リストと照らし合わせる作業は必須です!

初心者は「ミラー共締め」がおすすめ

二つ目のポイントは、固定方法の違いによる選択です。

ナックルガードの固定方法には、大きく分けて「ミラー共締めタイプ」と「バーエンド固定タイプ」、あるいはその両方を使うタイプがあります。

PCXオーナーに最もおすすめなのは、ミラーの根元にステーを挟み込んで固定する「ミラー共締めタイプ」です。

このタイプは、ハンドルのバーエンド(端の重り)を外す必要がなく、比較的簡単に取り付けが可能です。

また、ミラーのボルトだけで支えるため、ハンドルの振動対策であるウェイトをそのまま残せるというメリットもあります。

一方、バーエンド固定タイプは、見た目がスッキリして強固に固定できますが、PCX特有の長いインナーウェイトを取り外す作業が必要になる場合があり、初心者にはハードルが高いことがあります。

DIYに自信がない場合は、ミラー共締めタイプを選ぶのが無難でしょう。

スモークかクリアか?デザインとサイズの決め手

三つ目のポイントは、デザインとサイズ感の選定です。

ナックルガードには、風防効果を最優先した大型のものから、スタイル重視の小型でシャープなものまで様々な形状があります。

真冬の防寒をメインに考えるなら、やはり面積が大きく、手首まですっぽりと覆ってくれるラウンド形状のものがおすすめです。

しかし、あまりに大きすぎると風の抵抗を受けやすくなり、ハンドリングに影響が出ることもあります。逆に、夏場の虫除けやドレスアップがメインなら、エッジの効いた小型のデザインが良いでしょう。

カラーに関しては、視界の邪魔にならない「クリア」、車体の引き締め効果がある「スモーク」、高級感のある「カーボン調」、ボディカラーに合わせた「塗装タイプ」などがあります。

初めて装着する場合は、どんな車体色にも馴染みやすく、カスタム感を出しつつも悪目立ちしない「スモーク」を選ぶのが鉄板です。

【厳選】PCXにおすすめのナックルガード3選!

Taku
Taku

ここからは、市場に出回っている数多くのナックルガードの中から、PCXオーナーに自信を持っておすすめできる商品を厳選してご紹介!

品質、デザイン、コストパフォーマンス、そして取り付けのしやすさを基準に選びましたので、あなたのニーズに合った一品が必ず見つかるはずです。

ホンダ純正:安心重視

まず最初にご紹介するのは、やはり王道中の王道、「ホンダ純正(OEM)ナックルガード」です。

ホンダがPCXのために設計した純正アクセサリーであるため、フィッティングの良さは他社の追随を許しません。

カウルやスクリーンへの干渉が一切なく、まるで最初から付いていたかのような一体感があります。

デザインもPCXの流麗なフォルムを崩さないように配慮されており、派手すぎず地味すぎない絶妙なバランスが魅力です。

耐久性や耐候性といった品質面でもメーカー基準をクリアしているため、長期間使用しても白化したり割れたりする心配が少ないのも大きなメリットです。

価格は社外品に比べてやや高めですが、失敗したくない、安心を買いたいという方にはこれ以上の選択肢はありません。

Taku
Taku

私が自信を持っておすすめするホンダ純正のナックルガードはこちら!

キタコ:デザイン重視

次におすすめしたいのが、PCXカスタムの定番ブランド、「キタコ(KITACO)」の汎用ナックルガードです。

キタコはPCXパーツの開発に非常に力を入れており、多くのオーナーから絶大な支持を得ています。この製品の特徴は、その計算された形状にあります。

風の整流効果を考慮したエアロデザインとなっており、高い防風性能を発揮しながらも、走行風によるハンドルのブレを最小限に抑えています。

アクリル樹脂の厚みもしっかりしており、高級感があります。取り付けステーも頑丈で、走行中の振動でガードがブレることが少ないのも高評価のポイントです。

PCX専用の取り付けキットが用意されている場合も多く、カスタム初心者でも比較的スムーズに装着できるでしょう。

Taku
Taku

私が自信を持っておすすめするキタコのナックルガードはこちら!

エナジープライス:コスパ重視

三つ目は、バイクパーツの総合メーカー、「エナジープライス(EnergyPrice)」のナックルガードです。

この製品の魅力は、何と言ってもコストパフォーマンスと機能性のバランスの良さです。

このナックルバイザーは、シンプルながらも実用性を突き詰めたデザインとなっており、横幅が広く取られているため、風を広範囲でブロックしてくれます。

素材には耐衝撃性に優れたポリカーボネートを採用しており、飛び石などで割れるリスクも低減されています。

汎用性が高いため、もし将来PCXから別のバイクに乗り換えたとしても、ステーを買い替えるだけで流用できる可能性があるのも嬉しいポイントです。実用性を重視する通勤ライダーにおすすめの一品です。

Taku
Taku

私が自信を持っておすすめするエナジープライスのナックルガードはこちら!

PCXにナックルガード取り付けの注意点

Taku
Taku

お気に入りのナックルガードを手に入れたら、いよいよ取り付け作業です。

バイクショップに依頼するのも一つの手ですが、ナックルガードの取り付けは比較的難易度が低いため、自分で挑戦してみるのも愛車への愛着を深める良い機会になります。

ここでは、一般的なミラー共締めタイプを想定して、取り付けの手順と絶対に気をつけるべきポイントを解説します。

作業前に揃えておきたい必要工具

作業を始める前に、必要な工具を揃えましょう。

基本的には、ミラーを外すためのスパナ(多くの場合は14mm)、ステーを組み立てるための六角レンチ、そして仮止めなどで使うプラスドライバーがあれば事足ります。

ただし、PCXのミラー周りは奥まった場所にあるため、柄の短いスパナだと回しにくいことがあります。

できれば柄の長いメガネレンチや、モンキーレンチを用意しておくと作業が捗ります。また、万が一カウルに工具をぶつけてしまった時のために、周辺を養生テープやタオルで保護しておくと安心です。

【注意】ヤマハ・ホンダの一部は「逆ネジ」の罠がある

実際の取り付け手順ですが、まずは左右のバックミラーを取り外します。

ここで最大の注意点があります。それは「逆ネジ」の存在です!

PCXに限らずヤマハ車などでも採用されていますが、右側のミラー(あるいはアダプター)が、時計回りに回すと緩む「逆ネジ」になっている場合があります。

これを忘れて普通のネジだと思い込み、一生懸命反時計回りに回してしまうと、ネジ山を舐めてしまったり、アダプターを破損させてしまったりするトラブルに直結します。

必ず自分のPCXのミラーアダプターが正ネジなのか逆ネジなのかを確認し、慎重に緩めるようにしてください。

干渉チェックと本締めのコツ

ミラーが外れたら、ナックルガードのステーをミラーアダプターとミラーの間に挟み込みます。

この時、いきなり本締めをしてはいけません!

まずは手で回せる程度に仮止めをし、ナックルガード本体の位置決めを行います。

ハンドルを左右いっぱいに切った状態で、ナックルガードがスクリーンやメーターバイザー、あるいはブレーキレバーに干渉していないかを念入りにチェックします。

特にフルロック状態でカウルに当たってしまうと、走行中の転倒やカウルの破損につながり大変危険です。また、ブレーキレバーの動きを妨げないように、十分なクリアランスを確保することも重要です。

位置が決まったら、いよいよ本締めです。左右のバランスを見ながら、ステーが動かないようにしっかりとボルトを締め込みます。

走行中はエンジンの振動や路面からの突き上げにより、想像以上にボルトが緩みやすくなっています。

もし可能であれば、ネジの緩み止め剤(ロックタイトなど)を少量塗布しておくと、脱落のリスクを減らすことができます。

最後に、もう一度ハンドルを左右に切って干渉がないか、ブレーキランプが正常に点灯するか、スロットルの戻りが悪くなっていないかなどの安全確認を行えば作業は完了です。

最後に統括

Taku
Taku

ここまで、PCXにおけるナックルガードの効果や選び方、おすすめ商品について詳しく解説してきました。

改めてお伝えしたいのは、「ナックルガードは一度使うと戻れないほど快適である」という事実です。

最初は「見た目が少しゴツくなるかな?」とか「本当に効果があるのかな?」と不安に思うかもしれません。

しかし、いざ装着して冬の寒空の下を走り出した時、あなたの手元にあるのは、凍える痛みではなく、余裕のある温かさです!

記事の冒頭でお伝えした「効果ヤバい・・」という言葉の意味を、きっと身をもって体感できるはずです。

指先がかじかんでブレーキ操作が遅れるという危険も回避でき、雨の日も快適に走行できる。そして何より、愛車であるPCXがより逞しく、旅慣れた相棒のようなルックスへと進化する。

これだけのメリットがありながら、数千円から一万円程度で導入できるカスタムパーツは他になかなかない。。

まだ導入を迷っているのなら、まずは低価格でコスパ重視のデイトナからでも構いません。

今年の冬こそは、寒さに耐えるだけの修行のような通勤から卒業しよう!

ナックルガードという最強の盾を手に入れて、真冬でもどこまでも走りたくなるような、快適なPCXライフを楽しんでください!

■関連記事はこちら

この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

コメント