125バイクに適した耐水圧50000mmのレインウェア3選!

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Taku
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「また雨か・・」バイク通勤ライダーにとって、雨の日の憂鬱は言葉にできません。

ただでさえ疲れる通勤が、びしょ濡れになってさらに辛くなる。特に原付二種、125ccのバイクに乗るライダーは、車の流れに乗るため、雨風を強く受ける機会が多くなります。

「耐水圧が抜群なレインウェアを着ているのに、なぜか濡れる・・」 「雨具を着たのに、中までしみてきて不快・・」

そう感じているなら、それはレインウェアの**「耐水圧50000mm」**が足りていない証拠です!

この記事では、時速50kmで走る125ccバイクのライダーにとって、なぜ耐水圧50000mmという規格外の性能が必要なのかを徹底解説します。

そして、数ある製品の中から、特に125ccライダーに心からおすすめできる、最強のレインウェアを3つ厳選して解説!

プロの二級二輪整備士の私が、日々愛車のリード125で通勤し、耐水圧50000mmクラスのレインウェアで雨風をしのぐ体験談から解説していきます。

■この記事でわかること

  • なぜレインウェアに耐水圧50000mmが必要なのか?
  • 耐水圧5000mmのレインウェアを選ぶ適正ポイント
  • 125ccバイクにおすすめ耐水圧5000mmレインウェア4選
  • レインウェア性能を最大限に引き出すお手入れ術
  • 最後に統括

なぜレインウェアに耐水圧50000mmが必要なのか?

Taku
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レインウェアを選ぶとき、多くの人がデザインや価格を重視しがちですが、最も重要なのは「耐水圧」という数値です。

特にバイクに乗るあなたは、この数値を軽視してはいけません。

耐水圧とは、**「生地がどれだけの水の圧力に耐えられるか」**を示す数値です。

単位はmm(ミリメートル)で表され、「耐水圧50,000mm」は、生地の上に50メートルの水の柱を立てても水が染み込まない性能がある、という意味になります。

  • 耐水圧2,000mm: 小雨に耐えられるレベル
  • 耐水圧10,000mm: 大雨に耐えられるレベル
  • 耐水圧20,000mm: 嵐に耐えられるレベル
  • 耐水圧50,000mm: 危険レベルの嵐に耐えられるレベル

この数値が高ければ高いほど、雨の侵入を防ぐ性能に優れていると言えます。

一般的なレインウェアではダメなワケ

「耐水圧5000mmあれば十分じゃないの?」と思うかもしれません。

確かに、傘や一般的なレインコートであれば、この数値で事足ります。しかし、バイクに乗る場合、話は全く別です。

バイクは、雨粒を「風圧」という形で直接受け止めるからです。一般的なレインウェアは、静止した状態での雨を想定しています。

しかし、時速50kmや60kmで走行するバイクでは、雨粒がまるで高速の弾丸のように体に打ち付けられます。

この圧力は、雨粒が降るだけの圧力とは比べ物になりません。

時速50kmの風圧でもヤバい! だからこそ必要な耐水圧5000mm

時速50kmで走行中、雨粒が体にたる圧力は、静止時と比較して数倍から数十倍にも跳ね上がると言われています。

特に、胸や膝、肩など、正面から風を受ける部分は、想像を絶する水圧にさらされます。

耐水圧10,000mmのレインウェアでも、この強烈な風圧を受けると、生地の縫い目や防水性の低い部分から簡単に水が染み込んでしまいます。結果として、いくら高価なレインウェアでも、びしょ濡れになってしまうのです。

だからこそ、125ccバイクで車の流れに乗るライダーには、一般的なアウトドア用レインウェアの基準を遥かに超える、耐水圧50,000mmクラスの製品が必要なのです。

これは、嵐の中でも体を濡らさないことを想定した、まさに「最強」の性能と言えます!

耐水圧5000mmのレインウェアを選ぶ適正ポイント

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耐水圧だけでなく、バイク通勤を快適にするためには、以下の3つのポイントも非常に重要です。

耐水圧と「透湿性」も重要

耐水圧ばかりに注目しがちですが、もう一つの重要な数値が**「透湿性」**です。

透湿性とは、**「生地がどれだけ汗による水蒸気を外に逃がせるか」**を示す数値です。

単位はg/㎡/24hで表され、数値が高ければ高いほど、蒸れにくいことを意味します。

いくら耐水圧が高くても、透湿性が低いと、ウェアの中が汗で蒸れてしまい、結果的に「濡れた」と感じてしまいます。快適なバイク通勤のためには、**「高耐水圧」と「高透湿性」**の両方をバランス良く備えた製品を選ぶことが鉄則です。

  • 透湿性10,000g/㎡/24h: 激しい運動でも蒸れにくいレベル
  • 透湿性20,000g/㎡/24h以上: 非常に快適なレベル

フィット感とバタつきも重要

バイクに乗る際、レインウェアが風でバタつくと、運転の妨げになり、大きなストレスになります。

  • フィット感

ウェアのサイズは、必ず試着して選びましょう。特に、腕や足回りはタイトすぎず、かつ風でバタつかない、ちょうど良いサイズを選ぶことが大切です。

  • 調整機能

袖口や裾、フードにマジックテープやドローコードが付いているかを確認しましょう。これらの調整機能があれば、風の侵入やバタつきを効果的に抑えることができます。

  • 立体裁断

ライディングポジションに合わせた立体裁断のモデルは、体の動きを妨げず、快適な運転をサポートしてくれます。

携帯性と収納性も重要

バイク通勤では、レインウェアを常に持ち歩くことが多いでしょう。そのため、収納性と携帯性も重要なポイントになります。

  • 収納袋

小さく折り畳んで、シート下やバッグに収納できる専用の袋が付いているか確認しましょう。

  • 軽量性

重いレインウェアは、持ち運びの負担になります。薄手で軽量な素材のモデルを選ぶと、普段からバッグに入れておくことができます。

125ccバイクにおすすめ耐水圧5000mmレインウェア3選

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数あるレインウェアの中から、ここまでのポイントをクリアした、125ccライダーに心からおすすめできる製品を厳選しました。

Komine (コミネ) – ブレスター3レイヤーレインジャケット 

バイク用品メーカーであるコミネが手がける、本格的なライディング用レインウェア。

その中でも、ブレスター3レイヤーは、高い防水性能と透湿性を両立しています。

バイクに乗ることを前提とした立体裁断や、バタつきを抑えるためのアジャスター機能が充実しており、運転中のストレスを最小限に抑えます。

特に、高い首元や袖口の工夫など、バイク用としての細かな配慮が施されている点が魅力です。

MILLET (ミレー) – ティフォン ファントムジャケット

モータースポーツ用品で世界的に有名なミレーのレインウェア。

高い防水性能はもちろんのこと、その洗練されたデザインも魅力です。ライダーとしてのスタイルを崩したくない方におすすめです。

バイクに乗ることを前提に設計されているため、フィット感や動きやすさも抜群です。

ジンナイ – テトラテックス レインスーツ 5000

コストパフォーマンスに優れるジンナイのレインウェアの中でも、特に高機能なモデルを厳選。

耐水圧が非常に高く、急な豪雨でも安心です。最大の魅力は、そのストレッチ性。ライディング時の体の動きを妨げず、快適な着心地を提供します。

複数のポケットや反射材など、実用的な機能も充実しており、初めてのバイク用レインウェアとしても最適です。

これらの製品は、いずれも高い防水性能と、バイク乗車時の快適性を追求して設計されています。

レインウェア性能を最大限に引き出すお手入れ術

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せっかく高価なレインウェアを購入しても、お手入れを怠るとその性能はすぐに低下してしまいます。長く快適に使うための、正しいお手入れ方法をご紹介します。

レインウェアの表面には、雨を弾く「撥水加工」が施されています。

この撥水性が低下すると、生地が濡れてしまい、透湿性能も落ちてしまいます。

  • 使用後すぐに乾かす

雨の日に使用した後は、すぐにハンガーにかけ、風通しの良い場所で陰干ししましょう。

  • 汚れを拭き取る

泥や油汚れが付着した場合は、柔らかい布で優しく拭き取ります。

また、洗濯をすると、防水・撥水性能が落ちると思われがちですが、実は正しい方法で洗うことで、性能を回復させることができます。

  • 洗濯表示を確認

必ず製品の洗濯表示を確認しましょう。

  • 中性洗剤を使用

漂白剤や柔軟剤は使わず、レインウェア専用の中性洗剤を使用しましょう。

  • 乾燥機はNG

高温の乾燥機は、生地の防水フィルムを劣化させる原因になります。必ず自然乾燥させましょう。

保管方法と収納のコツ

次の雨でも安心して使えるように、正しい方法で保管しましょう。

シーズンオフで長期保管する際は、必ず完全に乾かしてから収納しましょう。湿気が残っていると、カビや劣化の原因になります。

また、付属の収納袋に入れるか、風通しの良い場所に保管しましょう。

  • 濡れたまま放置すると、カビや生地の劣化、嫌な臭いの原因になります。使用後は、すぐにタオルなどで水気を拭き取り、風通しの良い日陰で陰干しして完全に乾かしましょう。
  • 汚れたまま保管すると、汚れが生地に定着し、撥水性が低下します。泥や皮脂汚れなどが付いた場合は、洗濯表示に従って手洗いまたは洗濯機で丁寧に洗いましょう。

高温多湿や直射日光を避ける

高温多湿な場所に保管すると、生地のコーティングが加水分解を起こし、劣化やベタつきの原因となります。

紫外線は生地にダメージを与え、色褪せや撥水性の低下を招きます。

風通しが良く、直射日光の当たらない涼しい場所が理想的です。クローゼットに保管する場合は、除湿剤や乾燥剤を活用し、湿気対策をしましょう。

また、ハンガーに吊るして保管するのも有効です。

長期間たたんだままにすると、折りジワの部分に圧力がかかり、生地が傷んで劣化しやすくなります。

可能であれば、ハンガーにかけて吊るして保管するのが最も良い方法です。シワにならず、生地の負担を減らせます。

  1. レインウェアを広げ、シワを伸ばす。
  2. 袖を内側に折りたたみ、身頃を縦に三つ折りまたは四つ折りにする。
  3. 裾から襟に向かって、ゆるくクルクルと巻いていく。
  4. 付属のゴムや面ファスナーなどで軽くまとめ、上に物を重ねずに保管する。

以上のポイントを参考に、ご自身のレインウェアを大切に保管し、長く使ってください。

最後に統括

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バイク通勤の辛さは、雨による不快感が大きなウェイトを占めます。しかし、適切なレインウェアを選ぶだけで、その辛さは劇的に軽減されます。

特に125ccバイクに乗るあなたは、風圧という独特の環境にさらされています。一般的なレインウェアでは、その強烈な水圧には耐えられません。

この記事でご紹介した、耐水圧50,000mmクラスのレインウェアは、まさに雨の日のバイク通勤を快適にするための最高の投資です。

もう、雨予報にため息をつく必要はありません。

最高のレインウェアを手に入れて、どんな天候でも自信を持ってバイクに乗れる、快適なバイクライフを送ろう!

この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

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