
このコンテンツでは、レッドバロンのバイク預かりサービスの料金や冬季保管の詳細について解説していく。
「冬の間にバイクに乗る機会が減るけれど、自宅の駐輪場ではセキュリティや環境が不安・・」「長期出張で愛車を預かってほしい・・」、バイクを所有するライダーにとって、「いかに安全に、そして適切な環境で愛車を保管するか」は切実な問題です。
特に、厳しい冬を越させる「冬季保管」は、バイクのコンディションを維持するために欠かせない重要なメンテナンスの一環と言えます。
バイク業界最大手のレッドバロンは、車両の販売や整備だけでなく、こうしたライダーの悩みに応える「バイク預かりサービス」を提供しています。
ここでは、レッドバロンが提供する預かりサービスの具体的な種類、多くのライダーが気になる詳細な料金体系、そして愛車を最高の状態で保管するためのサービス内容を徹底的に解説します!
■この記事でわかること
- レッドバロンのバイク預かりサービスの種類と利用頻度
- なぜレッドバロンに預けるべきか?自宅保管との違い
- 【冬季保管】料金体系とサービス内容を徹底解説
- 冬季保管の申し込み方法と予約のベストタイミング
- バイクステーションの料金と緊急時預かりの利用方法
- 預かりサービス利用時の注意点と確認事項
- 最後に統括
レッドバロンのバイク預かりサービスの種類と利用頻度

レッドバロンのバイク預かりサービスは、ライダーのニーズに合わせて様々な形で提供されており、その利用シーンも多岐にわたります。
店舗によってサービス名や対応が異なる場合がありますが、大きく分けてその目的は二つに分類されます。
レッドバロンの預かりサービスは主に2種類

レッドバロンが提供している預かりサービスは、ライダーがバイクを預けたい期間と目的に応じて長期と短期に分けられます。
それぞれのサービスが持つ特徴を理解することで、ご自身の状況に最適な預かり方を選択することができます。
サービス1:長期保管と冬季保管
最も多くのライダーに利用されているのが、この「長期保管サービス」、特に冬季に特化した「ウィンターライディングサポート」です。
雪が多く降る地域や、寒さで路面凍結のリスクが高まり、数ヶ月単位でバイクに乗れなくなる環境のライダーにとって非常に需要の高いサービスです。
この長期保管の最大の目的は、単に場所を確保するだけでなく、「乗らない期間に発生するバイクの劣化を防ぐ」ことにあります。
特に、バッテリー上がりやキャブレター内のガソリンの腐食といった、長期放置によるトラブルを未然に防ぐための専門的な管理が含まれるのが特徴です。
このサービスは、数ヶ月単位で利用されることが前提となります。
サービス2:短期保管(バイクホテル/夜間・緊急時預かり)
もう一つのサービスが、数日〜数週間といった短期の預かり、通称「バイクホテル」です。

出典レッドバロン公式
これは、ライダーが旅行や出張などで短期間自宅を離れる際や、自宅での保管が難しい状況、あるいは急なトラブルで夜間や緊急時に一時的に愛車を安全な場所に保管したい場合に利用されます。
短期保管のメリットは、レッドバロンの高いセキュリティ環境とプロの管理下にバイクを置ける点です。
特に、夜間や週末など、店舗の営業時間外でも安心して預けられるよう、万全の盗難・破損対策が施されている場所での保管が期待できます。
なぜレッドバロンに預けるべきか?自宅保管との違い

自宅での保管、特に屋外や簡素なガレージでの保管と比較して、レッドバロンに預けることには複数の決定的なメリットがあります。
まず、最大の利点は「環境」です。

レッドバロンの多くの店舗では、バイクは屋内の専用スペースで保管されます。
これにより、雨風や紫外線、極端な温度変化からバイクを守ることができ、錆の発生や樹脂パーツの劣化を効果的に防げます。
次に、「セキュリティ」の高さです。
レッドバロンの店舗は基本的に営業時間外は厳重に施錠・管理されており、盗難のリスクを極限まで低く抑えることができます。自宅の駐輪場やカーポートでは決して得られない安心感があります。
そして、最も重要なのが**「プロの管理」**です!
特に冬季保管においては、バイク整備のプロフェッショナルが、乗らない期間に特有のトラブルを想定した適切な処置を施します。
これによって、保管期間が終わってすぐに愛車を最高のコンディションで乗り出せるという、自宅保管では難しい付加価値が得られるのです。
【冬季保管】料金体系とサービス内容を徹底解説

長期保管の中でも最も利用者が多い「冬季保管サービス」は、単なる場所貸しではなく、愛車を春のツーリングシーズンに向けて最良の状態に保つための包括的なメンテナンスパッケージとなっています。
ここでは、その中心となる料金と具体的なサービス内容について詳しく見ていきます。
冬季保管サービスの概要と利用できる期間

冬季保管サービスは、一般的に11月頃から翌年3月頃までの約4ヶ月間を想定した長期預かりサービスとして提供されています。
この期間は、積雪や路面凍結が懸念される地域や、冷え込みが厳しくバイクの運行に不向きな時期をカバーしています。
サービスを利用する際は、店舗との間で明確な預かり期間を設定し、契約を結びます。
期間が終了すれば、店舗側から連絡が入り、バイクを引き取りに行くか、改めて納車整備を依頼する流れとなります。
料金はいくら?排気量・車種別の料金目安
レッドバロンの預かりサービスの料金は、主に**「排気量」**によって変動します。
これは、排気量が大きいバイクほど物理的な保管スペースを要するほか、バッテリーや燃料系の管理にかかる手間が異なるためです。

具体的な料金は店舗や年によって改定される可能性があるため、最終的な金額は最寄りのレッドバロン店舗に直接問い合わせる必要がありますが、一般的な目安としては以下のようになります。
| 排気量区分 | 過去の料金目安(期間一括) | 備考 |
| 〜125cc | 12,000円〜18,000円程度 | 原付二種など |
| 〜250cc | 14,000円〜20,000円程度 | 軽二輪など |
| 〜850cc | 18,000円〜25,000円程度 | 中型・大型の一部 |
| 851cc〜 | 21,000円〜30,000円程度 | 大型バイク、大排気量モデル |
まず、原付や小型バイク(〜125ccクラス)は最も安価な料金設定となり、これに続いて中型バイク(250cc〜400ccクラス)、そして**大型バイク(401cc以上)**と排気量が上がるごとに料金が高くなります。
特にビックスクーター、アメリカン(クルーザー)、トライク、特殊な外国車などは、サイズが大きいため別途追加料金(例:+3,000円程度)が加算されることがあります。
冬季保管サービスは数ヶ月単位の契約となるため、月額ではなく「期間一括払い」として設定されていることが多く、その料金は数万円単位となることが一般的です。
ロイヤルクラブ会員は割引がある?現在は停止中・・
レッドバロンの「ロイヤルクラブ」は、会員向けの充実した特典を提供するサービスです。

このロイヤルクラブ会員になっている場合、冬季保管やその他の預かりサービスにおいて料金の割引や優遇が受けられることがあります。
| 特典 | 会員特典の具体的な内容 | 預かりサービスとの関連性 |
| メンテナンス・整備 | 会員特別価格での部品・工賃割引 | 預かり期間中に依頼する点検、修理、カスタムを通常より安価に実施可能。 |
| ロードサービス | 距離無制限の無料レッカーサービス(加入条件あり) | ツーリング中や緊急時にバイクを最寄りのレッドバロン店舗まで無料搬送し、そのまま預かりサービスに移行可能。 |
| オイルリザーブ | オイル交換が格安(リザーブシステム加入が必要) | 預かり期間前後でオイル交換を行う際、非常に低コストで実施でき、バイクを良い状態で保管・乗り出しできる。 |
| 盗難保険 | 格安で専用盗難保険に加入可能 | 自宅保管が不安な場合でも、専用保険に加入でき、預かりサービスと合わせて二重の安心を得られる。 |
多くの場合、ロイヤルクラブ会員は、非会員と比較して保管料金が大幅に割引される、または付帯するサービス(例:納車時の洗車、点検サービスなど)が無料になるといった特典が適用されます。
バイクの預かりサービスを継続的、あるいは頻繁に利用することを検討している場合は、このロイヤルクラブへの加入も同時に検討することで、トータルコストを抑えられる可能性があります。
ただし!このサービスは現在停止状態です!
再開されることを願いましょう。。
冬季保管に含まれる「標準サービス」

レッドバロンの冬季保管が単なる駐車場と異なる最大の理由は、以下の専門的な「標準サービス」が料金内に含まれている点です。
これらのサービスによって、冬眠明けのバイクがスムーズに始動できるようになります。
✅️バッテリー管理(充電、取り外し)
バイクを長期放置するとバッテリーは自然放電により劣化・過放電してしまい、春先にエンジンがかからない原因となります。
レッドバロンでは、預かり中にバッテリーを取り外し、専用の充電器で定期的に充電を行う、あるいは適切に管理された状態で保管するといった対策を施します。
✅️キャブレターのガス抜き・燃料処理
キャブレターを持つバイクの場合、長期間ガソリンを入れっぱなしにしていると、ガソリンが酸化・変質し、内部にタール状の物質が溜まって**「キャブ詰まり」**を起こすことがあります。
冬季保管では、事前にキャブレター内のガソリンを抜き取り、燃料コックを適切に管理することで、この重大なトラブルを防ぎます。
そして、保管期間が終わりバイクを引き渡す際には、多くの場合、納車時の洗車・点検サービスが含まれます。
プロの手による洗車でバイクは美しく磨かれ、保管期間中に異常がないかの最終点検が行われた状態で、ライダーの元へ戻されます。
冬季保管の申し込み方法と予約のベストタイミング

冬季保管サービスの需要は非常に高いため、特に積雪が多い地域や人気店舗では、保管スペースが早期に満車になる傾向があります。
申し込みは、秋の終わり(10月〜11月上旬)に行うのがベストタイミングです!
この時期になると、店舗側も冬季保管の受付を開始しますので、早めに最寄りのレッドバロンに連絡を取り、料金と空き状況を確認した上で予約を完了させましょう。
申し込みの際は、バイクの状態やカスタム状況、預かり期間などの詳細を担当者に明確に伝える必要があります。
バイクステーションの料金と緊急時預かりの利用方法

長期的な冬季保管だけでなく、急な旅行や日常の緊急事態にも対応できる短期預かりサービスも、レッドバロンの利便性を高めています。
「バイクステーション」とは?セキュリティと利用目的

出典レッドバロン公式
レッドバロンの「バイクステーション」という呼称は、短期での預かりサービスを指すことが一般的です。
これは、ライダーが数日から数週間といった短い期間、自宅以外の安全な場所にバイクを置いておきたいというニーズに応えるサービスです。
利用目的としては、海外旅行や長期出張、あるいは自宅のリフォームなどで一時的にバイクの置き場に困る場合が挙げられます。

最大の利点は、店舗の屋内で厳重に管理されるため、短期間とはいえ自宅の屋外に放置するよりも遥かに高いセキュリティと環境の安全性が確保できる点にあります。
短期預かりとバイクステーションの料金体系(1泊/月額料金)
「バイクステーション」は、全国の主要なツーリング拠点に設置されており、ライダーとバイクをサポートする施設です。
料金は**「レッドバロン会員」と「ビジター(非会員)」**で大きく異なります。

出典レッドバロン公式
| 施設タイプ | レッドバロン会員(1名1泊) | ビジター(非会員/1名1泊) |
| 個室利用 | 2,200円〜 | 4,400円〜 |
| 同室利用 | 1,870円〜 | 3,300円〜 |
| 大部屋(相部屋) | 1,650円〜 | 1,650円〜 |
| キャンプ場利用 | 550円〜 | 1,100円〜 |
緊急時や夜間の急な預かりは可能か?
急なトラブル(例:ツーリング中の故障、体調不良、緊急搬送)が発生した場合、レッドバロンは緊急時の預かりサービスに対応してくれる場合があります。
レッドバロンの店舗網は広く、多くの場合、緊急時には最寄りの店舗で一旦バイクを預かってくれる体制が整っています。
ただし、夜間や営業時間外の対応は、店舗の体制や状況によって異なりますので、まず店舗に電話で連絡を取り、現在の状況と預かりを依頼する旨を伝えることが必須です。
緊急時の預かりは、通常の「バイクホテル」とは異なる「応急的な対応」となるため、その後の正式な預かり契約や整備については、改めて日中に相談することになります。
預かりサービス利用時の注意点と確認事項

安全に愛車を預けるためには、料金やサービス内容だけでなく、万が一の事態に備えた補償や、預かり期間中の整備の可否といった細かな注意点も確認しておく必要があります。
預かり中のバイク保険や盗難・破損への補償は?
ライダーにとって最も気になるのが、預かり期間中に盗難や事故、自然災害による破損が発生した場合の補償です。
基本的に、バイクを預けている間は、車両にかけられた任意保険が適用されるかを保険会社に確認する必要があります。
多くの保険は、駐輪中や保管中の盗難・破損に対応していますが、保険の適用範囲は契約内容によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。
一方、レッドバロン側も、預かりサービスとして施設の管理責任を負っています。
通常、店舗の管理不備によって発生した損害については、店舗側が責任を負うことになりますが、その補償の範囲や上限額は契約書に明記されているはずです。
契約を結ぶ際には、補償に関する条項をしっかりと読み、担当者に疑問点を質問しておくことで、万が一の不安を解消しておくべきです。
預かり期間中にカスタムや整備を依頼できるか?

預かりサービスを利用するメリットの一つに、「預かり期間を有効活用できる」という点があります。
特に長期保管の場合、バイクに乗れない期間を利用して、カスタムパーツの取り付けや、オイル交換、車検整備といった各種メンテナンスを依頼することが可能です。
納車整備と同様に、整備やカスタムを依頼することで、預かり期間終了後にバイクを引き取る際には、整備が完了し、すぐに乗り出せる状態にしておくことができます。
これにより、シーズンインの繁忙期を避け、スムーズにメンテナンスを完了できるという大きなメリットが得られます。
ただし、整備やカスタムを依頼する場合、別途工賃や部品代が発生しますので、事前に見積もりを取ることが必要です。
サービス利用時の「事前点検」とは?
バイクを預ける際、レッドバロンの担当者とともに**「事前点検」**を行うことがあります。
これは、預ける時点での車両の外装や機能の状態を明確に記録し、預かり中のトラブルや、引き取り時の認識の相違を防ぐための重要なプロセスです。
具体的には、外装の傷や凹み、走行距離、燃料の残量などを担当者と共同で確認し、記録を残します。
この記録は、預かり契約書の一部となりますので、あなた自身も内容をしっかりと確認し、車両の状態が正確に反映されているかをチェックすることが、トラブル回避の鍵となります。
最後に統括

レッドバロンのバイク預かりサービスは、単なる保管場所の提供ではなく、「プロの整備士による適切な管理」と「万全のセキュリティ体制」がセットになった、ライダーにとって非常に価値の高いサービスです。
特に冬季保管では、バッテリーの管理やキャブレターのガス抜きといった長期放置によるトラブルを未然に防ぐ専門的な処置が標準で含まれており、春のシーズンインと同時に愛車を最高のコンディションで乗り出せるという安心感が得られます。
料金体系は排気量や会員特典によって異なりますが、その費用は愛車の劣化を防ぎ、整備コストを削減するという意味で、十分に見合う投資と言えるでしょう。
ご自身のバイクライフのスタイルや、長期・短期のニーズに合わせて、レッドバロンの預かりサービスを上手に活用し、安全で快適なバイクライフを続けてください!
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