【マジか?】グロム/買わない理由⇒壊れやすいの声が多数!?

ホンダ車
Taku
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ホンダのグロムというバイクを語る上で、インターネット上の掲示板やSNSで避けて通れないのが、買わない理由がイコール、壊れやすいという噂だ。。

これは、グロムを購入検討しているライダーにとって、この噂は非常に気になるポイントでしょう。

世界中で愛されるホンダのレジャーバイクでありながら、なぜこのようなネガティブな評価が散見されるのか?むしろ、その類まれなる耐久性と拡張性の高さが、皮肉にも壊れやすいというイメージを植え付けてしまったのかもしれない。。

今回は、グロムを買わないほうがいいと言われる理由や、壊れやすいという噂の裏側に隠された真実、そして後悔しないための選び方について、長年125ccクラスを見守ってきたプロの二級二輪整備士である私が徹底的に解説していきます!

■この記事でわかること

  • グロム/買わない理由が壊れやすい?ネットの声を検証
  • グロムを買わないほうがいいと言われる5つの理由
  • グロムの中古車は買わないほうがいい?
  • グロムではなくモンキー125やダックス125を選ぶべき?
  • 最後に統括

グロム/買わない理由が壊れやすい?ネットの声を検証

Taku
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まず最初に、最も多くのライダーが不安に感じているグロムは壊れやすいという点について、その情報の出所と信憑性を検証していく。

結論から言うと、グロムはホンダの誇る世界基準の耐久性を備えており、一般的な走行環境において他車種より壊れやすいということはまずあり得ません。

しかし、火のないところに煙は立たぬと言われるように、そうした声が上がるには相応の理由が存在します。

なぜ「壊れやすい」という口コミが広まったのか?

グロム/壊れやすい

グロムの壊れやすいという噂の最大の要因は、このバイクがスタント走行やジムカーナといった、極めて過酷な走行環境で多用される傾向にあることです。

グロムはその軽量コンパクトな車体と、転倒しても大きなダメージを受けにくい頑丈なフレーム構造から、ウィリーやジャックナイフ、深いバンク角での旋回練習などのベース車両として世界中で選ばれています。

こうした競技に近い使い方をすれば、当然ながらエンジンは常に高回転域に晒され、足回りやフレームにも多大な負荷がかかります。

特にスタント界隈では、バイクを垂直に立てた状態で長時間維持するため、エンジンのオイル循環に偏りが生じ、焼き付きを起こす事例もありました。

こうした特殊な用途でのトラブル事例が、断片的に一般のユーザーに伝わり、グロムはエンジンが弱い、壊れやすいといった誤解を招く結果となったのです。

ホンダの横型エンジンは世界トップクラス

グロムに搭載されているエンジンは、ホンダが世界に誇るスーパーカブシリーズの血統を受け継ぐ空冷4ストローク単気筒、いわゆる横型エンジンをベースに発展させたものです。

出典バイクのニュース

カブのエンジンが世界中の過酷な地で、オイルを抜いても動くといった伝説的なエピソードを持っていることは有名ですが、グロムのエンジンもそのDNAを色濃く受け継いでいます。

構造がシンプルであるため、冷却効率も安定しており、致命的な故障が発生しにくい設計になっています。

2026年の現行モデル(JC92型)では、さらにロングストローク化と5速トランスミッションの採用により、エンジンへの負担を減らしつつ効率的な走行が可能になっています。

最新の排出ガス規制に適合しながらも、これだけの信頼性を維持できているのは、ホンダが長年培ってきた単気筒エンジンの技術力があってこそです。

壊れやすいどころか、定期的なオイル交換さえ欠かさなければ、10万キロ以上の走行も現実的に可能です。

壊れやすいではなくメンテナンス不足が原因?

グロムが故障したという訴えの多くを詳しく紐解いていくと、その大半が適切なメンテナンスを怠っていたことが原因だ。

グロムは非常に親しみやすいバイクであるため、バイク初心者や、これまでスクーターにしか乗っていなかった層が初めてのマニュアル車として選ぶことも多い車種です。

そのため、チェーンの清掃や注油、規定の走行距離ごとのオイル交換といった、マニュアルバイクでは当たり前の維持作業が疎かになりがちです。

つまり、バイク自体に欠陥があるのではなく、オーナー側の管理や、安易なカスタムが不調を招いている側面が非常に強いのです。

グロムを買わないほうがいいと言われる5つの理由

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どんなに優れたバイクであっても、すべてのオーナーにとって完璧というわけではありません。

グロムの購入を検討している人が、後から「こんなはずじゃなかった・・」と後悔するポイントはいくつか存在します。

ネット上で囁かれる買わないほうがいいという意見は、実は壊れやすさよりも、こうしたパッケージング上の特性に起因することが多いのです。

長距離ツーリングでケツが痛くなる

グロム/買わない理由

グロムの最大の弱点として、多くのオーナーが口を揃えるのがシートの座り心地です。

現行モデルでは多少改善されましたが、それでもグロムのシートはスポーツ走行を意識してか、かなり硬めに設定されています。

特に1時間以上の連続走行をすると、ケツに独特の痛み、通称グロム結石のような不快感を感じるライダーが続出します。これは車体がコンパクトであるため、座面の面積が限られていることも影響しています。

ツーリングをメインに考えている人にとって、このケツの痛みは死活問題です。ゲルザブを敷いたり、社外品のコンフォートシートに交換したりすることで対策は可能ですが、ノーマルのままでは長距離を快適に走るのは難しいというのが現実的な評価です。

車体が小さすぎて大型トラックの横が怖い

グロムの取り回しの良さは最大の武器ですが、裏を返せば、交通社会の中では非常に弱小な存在に見えてしまうというリスクがあります。

12インチという小さなホイールサイズとコンパクトな車体は、大型トラックのドライバーの死角に入りやすく、また走行風による煽りも受けやすい性質を持っています。

幹線道路で時速60キロ付近で巡航している際、隣を大型車両が通過すると、その風圧で車体が吸い寄せられるような感覚に陥ることがあります。

また、周囲のドライバーから原付一種(50cc)と見間違えられ、無理な追い越しをされたり、一時停止を無視して突っ込まれたりといった危険なシーンに遭遇することも少なくありません。

自分ではしっかり走っているつもりでも、他者からの視認性が低いという点は、安全面を最優先に考えるライダーにとって、購入を躊躇わせる大きな理由の一つになり得ます。

5速化された現行型(JC92)と旧型のギアの好み

2021年以降のモデルからグロムは待望の5速トランスミッションを採用しましたが、これについてもオーナーの間では評価が分かれています。

従来の4速モデルは、各ギアが守備範囲を広く持っていたため、街乗りで頻繁にシフトチェンジをする必要がなく、楽に走れるというメリットがありました。

一方で、5速モデルはより細かくギアを選択できるようになった反面、街中での加減速に合わせて忙しくシフト操作を繰り返す必要があります。

これが操る楽しさに繋がるという意見もあれば、通勤などで毎日乗る場合には煩わしく感じるという意見もあります。特に、低回転から粘り強いトルクを楽しみたい旧来のファンの中には、あえて旧型の4速モデルを中古で探す人もいるほどです。

積載性が皆無

グロムをノーマルの状態で眺めると、荷物を積むためのスペースが驚くほど少ないことに気づきます。

リアフェンダー周辺は非常にスリムにデザインされており、標準で荷掛けフックなどは用意されていません。シートバックを固定するのにも苦労するレベルであり、もしキャンプツーリングに行きたいと考えた場合、頑丈なリアキャリアの装着や、サイドバッグの工夫が不可欠となります。

しかし、車体が小さいため、重い荷物を高い位置に積むと重心バランスが極端に崩れ、ハンドリングが著しく悪化するという特性もあります。

125ccクラスには、積載性の塊であるカブシリーズや、スタイリッシュながらも荷物を載せやすいダックス125などが存在するため、荷物を載せて旅をすることをメインにするなら、グロムはかなり不向きな部類に入ります。

カスタム地獄にはまる?

これはポジティブな理由の裏返しでもありますが、グロムの買わないほうがいい理由として、カスタム地獄を挙げるオーナーは多いです。

グロムは世界一カスタムパーツが豊富なバイクと言っても過言ではなく、マフラー、ハンドル、シート、足回りから外装キットに至るまで、無数の選択肢が用意されています。

少しだけいじるつもりが、気づけば車両価格以上の金額をカスタムに注ぎ込んでいた、という話はグロム乗りの間では日常茶飯事です。

自分だけのオリジナリティを追求できるのは素晴らしいことですが、自制心がないと、本来の経済的な125ccライフとは程遠い出費を強いられることになります。パーツを見れば見るほど欲しくなってしまう、グロムの持つ魔力のような魅力は、ある意味で最大の注意点かもしれません。

グロムの中古車は買わないほうがいい?

Taku
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新車価格が上昇傾向にある中、グロムを中古で探しているライダーも多いだろう。

しかし、グロムは遊び倒されることが多いバイクであるため、中古市場にはコンディションの差が激しい車体が混在しています。

最も避けたいのは、見た目だけ綺麗に直されたスタント上がりやサーキット走行を繰り返された車両です。

こうした車体を見分けるには、フレームの塗装の剥げや、エンジン下部の傷、さらにはステップの裏側が激しく削れていないかをチェックします。

また、リアホイールのハブダンパーに過度なガタがないか、スプロケットが異常に摩耗していないかも、急加速や急減速を繰り返したかどうかの指標になります。

もし可能であれば、車体を後ろから見て、タイヤと車体が真っ直ぐになっているかを確認してください。転倒歴のある車両は、目に見えないレベルでフレームが歪んでいるリスクがあります。

中古市場には、パワーアップを狙ってボアアップキットが組み込まれた車両も出回っています。こうした車両は非常に魅力的に見えますが、個人や技術の怪しいショップで組まれた場合、耐久性が著しく低下している可能性があります。

クランクシャフトやベアリングへの負荷が増大しているため、本来のグロムの長所である壊れにくさが損なわれているケースが多いのです。

もし、あなたが長く安心して乗りたいのであれば、エンジン内部には手が加えられていないノーマル車両、あるいは信頼できる専門店が製作したコンプリート車両を選ぶべきです。

グロムではなくモンキー125やダックス125を選ぶべき?

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一方で、バイクに何よりも快適性と質感を求めるなら、モンキー125の方が満足度は高いでしょう。

モンキーはグロムと同じエンジンをベースにしながらも、より分厚く柔らかいシートと、ゆとりのあるライディングポジション、そして所有欲を満たすクロームメッキパーツを多用しています。

また、タンデム(二人乗り)を楽しみたい、あるいはおしゃれに街を流したいという人は、ダックス125が候補に上がります。

グロムは一人でストイックに、あるいはアクティブに遊ぶための道具ですが、モンキーやダックスは、よりゆったりとした時間やスタイルを楽しむための乗り物です。自分のバイクライフが攻撃的なのか、癒やし系なのかを考えることで、自ずと答えは出るはずです。

最後に統括

Taku
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グロムを巡る壊れやすいという噂は、結局のところ、そのバイクが持つ可能性の広さと、あまりのタフさゆえに無理をさせられてしまった結果生まれた車体です。

適切な愛情を注ぎ、定期的なメンテナンスを行い、常識的な範囲で楽しむ分には、グロムほど信頼に足る125ccバイクは他にありません。

もし、あなたがグロムを買わない理由を探してこの記事に辿り着いたのであれば、一度立ち止まって、実際に現物を見て、可能であれば試乗してみてください。

スペック表やネットのネガティブな書き込みだけでは分からない、グロムの軽快なハンドリングと、アクセルを開けた時の小気味よい加速感に、きっと魅了されるはずです。

ケツが痛くなるシートも、積載性のなさも、それを補って余りある操る喜びがグロムにはあります。これほどシンプルで、それでいて奥が深い趣味の道具が手に入ることは、ライダーにとって非常に幸運なことです。

壊れやすいというデマに惑わされることなく、自分の直感を信じて、この小さなモンスターと共に新しい景色を見に行ってみてはいかがか?

そこには、大きなバイクでは決して気づくことのできなかった、等身大の自由が待っているはずだ!

この記事を書いた人
Taku
Taku
二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

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