【ガセ!】ハンターカブ/イエローの不人気説は大嘘だった!

ホンダ車
Taku
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数あるCT125ハンターカブのカラーラインナップの中で、ひときわ鮮やかで目を引く黄色のイエローが気になっているライダーも多い。

しかし、ネットやSNSで情報を検索したり、バイク仲間の話を聞いたりしているうちに、ある一つの不穏な噂を耳にして不安を感じているかもしれない。。

それは、ハンターカブのイエローは不人気色であり、黄色はダサい、やめておいたほうがいいという噂。。

せっかく高いお金を出して購入するハンターカブですから、イエローが不人気と言われると、将来手放すときにリセールバリューが極端に下がってしまうのではないか?、あるいは街中で乗っているとエモい・・と思われてしまうのではないか?、といった心配が頭をよぎることだろう。

しかし、結論から言います。

そのイエロー不人気説という噂は、現在においては真っ赤な嘘であり、完全なるガセネタだ!

その根拠を解説していきたいと思います。

■この記事でわかること

  • ハンターカブのイエロー不人気説はガセである3つの根拠
  • なぜ「黄色はダサい」という噂が流れたのか?

  • 実はメリットだらけ!ハンターカブのイエローの魅力
  • ハンターカブのイエローのリセールバリューは今後も高騰
  • ハンターカブのイエローオーナーのリアルな口コミ・評判
  • 最後に統括

ハンターカブのイエロー不人気説はガセである3つの根拠

Taku
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まずは結論として、ハンターカブのイエローが不人気であるという説が間違いである確固たる根拠を提示します。これを知れば、ネガティブな噂に惑わされることはなくなるでしょう。

根拠1:中古市場での価格が高騰している(プレミア化)

不人気であるかどうかの最も客観的で正直な指標は、中古市場での取引価格です。

もし本当に誰も欲しがらない不人気色であれば、中古相場は他の色に比べてガクンと安くなっているはずです。

しかし、大手中古バイク検索サイトやオークション相場を確認してみてください。イエローの個体は、決して安売りされてはいません。

それどころか、状態の良い車両に関しては、現行のスタンダードカラーよりも高値で取引されているケースすら散見されます。

これは、新車での販売が終了してしまったことにより、需要に対して供給が追いつかなくなったためです。

皮肉なことに、カタログ落ちした瞬間に「もう手に入らない・・」という心理が働き、これまで迷っていた層が一気に探し始めたことで相場が押し上げられました。

根拠2:街中で被らない希少カラーとして指名買いが多い

ハンターカブは発売以来、記録的な大ヒットを飛ばし続けています。

そのため、ツーリングスポットや道の駅に行くと、必ずと言っていいほど他のハンターカブと遭遇します。特にイメージカラーであるレッドや、アウトドアテイストの強いカーキやグリーンは圧倒的な台数が走っています。

そんな中で、イエローは圧倒的に遭遇率が低いカラーです。

これを不人気だからとネガティブに捉えるのではなく、あえて「人とは違う色に乗りたい!」と考える感度の高いライダーたちが、現在こぞってイエローを指名買いしています。

つまり、その希少性がイエローの価値を生み出しています。

根拠3:SNSやオーナー間での評価が極めて高い

ブログやSNSを覗いてみると、イエロー不人気説が嘘であることがよく分かります。

イエローのハンターカブを所有するオーナーたちは、自分の愛車に対して非常に強い愛着を持っており、美しい風景写真とともに投稿される頻度がとても高いのです。

オーナー同士のコミュニティでも、イエロー乗りは独自の結束力を持っています。

台数が少ないからこそ、街ですれ違った時の親近感や、オーナーズミーティングでの存在感は別格です。外野が勝手に言っている「不人気」という言葉がいかに実態とかけ離れているかが理解できるはずです。

なぜ「黄色はダサい」という噂が流れたのか?

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では、これほど魅力的なカラーであるにもかかわらず、なぜ「黄色はダサい・・」などという不名誉なレッテルを貼られてしまったのか?

火のない所に煙は立たないと言いますが、そこにはいくつかの誤解やタイミングの悪さが重なっていました。その背景を紐解いこう。

理由1:生産終了が「売れなかったから」と誤解された

最大の要因は、比較的早い段階でカラーラインナップから外れ、生産終了となってしまったことです。

一般的に商品が販売終了になると、売れ行きが悪かったから打ち切られたのだと解釈されがちです。

イエローがカタログ落ちしたのは、単に新しいカラーであるパールオーガニックグリーンやその他の新色を投入するための枠を空ける必要があったという、メーカー側のサイクルの問題も大きく影響しています。

しかし、この「廃盤」という事実だけが一人歩きし、やっぱり不人気だったから消えたんだという安易な推測が事実のように広まってしまったのです。実際には一定のファンがいたにもかかわらず、サイクルの波に飲まれたというのが真相です。

理由2:発売当初のレッドとブラウンの人気が凄すぎた

ハンターカブCT125がデビューした当初の熱狂は凄まじいものがありました。

特に、往年のCT110を彷彿とさせる「グローイングレッド」と、キャンプブームに完全にマッチした「マットフレスコブラウン」の2色は、納車まで半年から一年待ちが当たり前という異常なほどの人気を博しました。

イエローが悪いわけではなく、比較対象となったメインカラーが歴史的なヒットを記録していたため、販売台数という数字だけで比較するとどうしても見劣りしてしまったのです。

しかし、これはイエローの魅力が不足していたわけではなく、初期需要が特定の2色に集中しすぎたという特殊な事情によるものです。

理由3:派手すぎるという食わず嫌いのイメージ先行

日本人特有の感性として、あまりにも目立つ色を敬遠する傾向が少なからずあります。

バイクは趣味の乗り物とはいえ、通勤や通学にも使う場合、鮮やかな黄色は「派手すぎる・・」「目立ちすぎて恥ずかしい・・」と感じる層が一定数いたことは否定できません。

しかし、実際に実車を見た人の多くは感想を覆します。

ハンターカブのイエローは、安っぽい蛍光色ではなく、ホンダらしい深みのある塗装品質で仕上げられており、太陽の下で見ると非常に美しい発色をします。

アウトドアギアのような道具感と、ポップなファッション性が同居しており、決して悪目立ちするような色ではありません。この「実車を見ればわかる良さ」が伝わる前に、派手というイメージだけが先行してしまったことが、不人気説を助長した一因と言えるでしょう。

実はメリットだらけ!ハンターカブのイエローの魅力

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不人気説の誤解が解けたところで、ここからは積極的にイエローを選ぶべき理由、つまりイエローオーナーだけが享受できる独自のメリットについて解説します。

他の色では味わえない、黄色ならではの強みがたくさんあります。

圧倒的な「被らなさ」で所有欲が満たされる

ハンターカブは素晴らしいバイクですが、唯一の弱点は「売れすぎていること」です。

大型バイクのツーリング集団の中に必ず一台は混ざっているほどですし、近所のコンビニに行けば同じバイクが停まっていることも珍しくありません。

しかし、イエローを選んだ瞬間にその悩みは解消されます。

純正カラーでありながら、まるでカスタムペイントを施したかのような特別感があります。広大な駐輪場にバイクを停めたとき、自分のバイクがどこにあるか一瞬で見つけることができるでしょう。

郵便カブと間違われない独自の存在感

ハンターカブのアイコンである「レッド」は非常にかっこいい色ですが、一つだけ宿命的な悩みを抱えています。

それは、郵便配達のバイク(郵政カブ)と間違われやすいということです。

特にバイクに詳しくない一般の人から見れば、赤いカブに箱を積んで走っている姿は、郵便屋さんにしか見えないことがあります。

その点、イエローはその心配が皆無です。黄色いカブを郵便バイクだと思う人はいません。一目で「遊び心のある趣味のバイク」「おしゃれな人が乗っているバイク」として認識されます。

業務用の雰囲気を完全に払拭し、純粋なレジャーバイクとしてのオーラを放つことができるのは、イエローならではの大きなメリットです。

被視認性が高く事故に遭いにくい

実用面での大きなメリットとして「安全性」が挙げられます。

黄色という色は、人間の目にとって最も認識しやすい色の一つであり、注意を促す色として道路標識や工事現場などでも多用されています。

バイクは車体が小さく、四輪車のドライバーから見落とされやすいという弱点がありますが、鮮やかなイエローの車体はそのリスクを大幅に軽減してくれます。

特に雨の日や夕暮れ時、夜間の走行において、その被視認性の高さは強力な武器になります。

対向車のドライバーや、交差点で右折待ちをしている車から「そこにバイクがいる」と認識してもらいやすくなることは、事故に遭う確率を下げることに直結します。

ハンターカブのイエローのリセールバリューは今後も高騰

Taku
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バイクを購入する際にどうしても気になってしまうのが、手放す時の価格、いわゆるリセールバリューです。

不人気と言われると、二束三文で買い叩かれるのではないかと不安になる方もいるでしょう。ここでは、感情論ではなく市場のメカニズムに基づいたリセールバリューの真実について解説します。

他の人気色(レッド・ベージュ等)との買取相場比較

特に、ハンターカブの中古車市場の価格決定メカニズムはシンプルで、需要と供給のバランスで決まります。

レッドやブラウンなどの定番カラーは、需要も多いですが、それ以上に市場に出回っている台数(供給)が圧倒的に多いです。

中古車ショップに行けば何台も並んでいるため、価格競争が起きやすく、買取価格も一定のラインで安定してしまいます。

一方でイエローはどうなのか?

ハンターカブのイエローは、生産期間が短かったため市場に存在する絶対数が非常に少ないのです。

それに対して、「どうしてもイエローが欲しい!」という熱烈なファンが常に一定数存在します。供給が少なく需要があるため、相場は崩れるどころか高値を維持し続けています。

今後さらに価値が上がる可能性について

廃盤になったカラーというのは、時間が経てば経つほど神格化されていく傾向があります。

これはバイク業界の常であり、過去の名車たちを見ても、生産終了後に特定のレアカラーの価格が跳ね上がった例は枚挙に暇がありません。

ハンターカブ自体が将来的に名車として語り継がれる可能性が高いモデルであるため、その中でも数が少ない初期のイエローは、コレクターズアイテムとしての価値を帯びてくる可能性があります。

現時点でも十分に高いリセールバリューを誇っていますが、5年後、10年後には「あの時期にしか作られなかった幻のカラー」として、さらに価値が上がっていく可能性も大です!

つまり、イエローを買うことは、リセールが悪いというリスクを負うことではなく、将来的な資産価値上昇の可能性という楽しみを買うことでもあるのです。

ハンターカブのイエローオーナーのリアルな口コミ・評判

Taku
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カタログスペックや市場分析だけでは見えてこない、実際に所有して日々乗っているオーナーたちの生の声を紹介します。

これからオーナーになるあなたにとって、最も参考になる情報源です。

ターメリックイエロー!鮮やかな色で購入の決め手になりました。なんか男っぽい黄色です。また1年限りのカラーっぽいので人とあんましかぶらなくてうれしい。

出典みんカラ

「買ってよかった!」というポジティブな意見が多い

多くのオーナーが口を揃えて言うのは、「実車を見て一目惚れしてよかった!」という言葉です。

写真で見るよりも実物は遥かに質感が高く、太陽光の下で見るイエローの輝きを見るたびに所有欲が満たされるといいます。

また、駐輪場での見つけやすさや、知らない人から「綺麗な色ですね」と声をかけられることが多いというエピソードも頻繁に聞かれます。

さらに、ウェア選びが楽しいという意見もあります。

バイクが明るい色なので、ライダーの服装もアウトドアテイストの強いものや、カジュアルなスニーカーなどが非常によく似合います。

黒っぽい服装になりがちなバイクファッションですが、イエローの車体があることで全体が明るくおしゃれにまとまるというファッション面でのメリットを感じている人が多いようです。

そして何より、自分と同じ色のバイクとなかなかすれ違わないという特別感が、愛車への愛着を日々深めているようです。

最後に統括

Taku
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ここまで、ハンターカブのイエローにまつわる不人気説の嘘と、その真の価値について詳しく解説してきました。

改めて断言しますが、イエローが不人気であるという情報は過去の誤解に基づいた古い情報です。現在はその希少性と独自の魅力が再評価され、通好みのレアカラーとしての地位を確立しています。

もしあなたが、イエローのデザインに惹かれているにもかかわらず、周りの雑音やリセールへの不安で葛藤しているのなら、今すぐその考えを捨てよう!

イエローを選ぶことは、その他大勢の中に埋没することを拒み、自分らしいバイクライフを楽しむための最高の選択です。

郵便カブと間違われることもなく、安全性も高く、そして将来的な価値も期待できる。これほど条件の揃ったカラーは他にはありません。

中古車市場における良質なイエローの個体は、年々減少していく一方です。状態の良い車両に出会うことができたら、それは運命の出会いと言っても過言ではありません。

「あの時買っておけばよかった・・」と後悔する前に、ぜひその鮮やかなハンターカブのイエローを手にしてください!

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この記事を書いた人
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二級二輪整備士:大型二輪免許取得:愛車Lead125
125cc専門の情報発信者。各車種のスペックや走行性能、燃費比較からメンテナンスまで知識ゼロから詳しくなれるよう、すべてを“教科書レベル”で徹底解説しています!

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