
今、日本のバイク市場は大きな転換点を迎えている。
特に原付一種の定義が変更され、排気量ではなく最高出力で区分される新基準原付制度が本格的に動き出したことで、125ccへの注目度はかつてないほど高まっています。
その中でも、人気を集めてきたホンダのCB125Rは、今まさに多くのライダーが動向を注視している一台です。
今回は、2026年最新の視点から、CB125Rが新基準原付として発売される可能性や、中古相場の値段まで、バイク好きの視点で徹底的に掘り下げて解説していきます!
■この記事でわかること
- CB125Rは新基準原付として発売されるのか?
- 【もし発売したら】新基準原付でのCB125Rの価格や維持費は?
- 新基準原付版CB125Rの中古がもし出たら?相場は?
- CB125Rに乗るために必要な免許とルール
- 最後に統括
CB125Rは新基準原付として発売されるのか?

バイクファンにとって2026年最大の関心事は、やはり新基準原付のラインナップではないだろうか?
これまでの原付一種は50cc以下という排気量制限がありましたが、新基準では125cc以下のエンジンを使いつつ、最高出力を4kW(約5.4馬力)以下に制御した車両が原付免許で運転できるようになりました。
この制度改正を受けて、多くのライダーが期待したのが、CB125Rのような魅力的なスポーツバイクが新基準原付として登場することです。
新基準原付の最新動向とCB125Rの位置づけ
警察庁が実施した新基準原付の走行評価試験において、ホンダの125ccモデルが試作車として使用されていたことは記憶に新しい事実です。

しかし、CB125Rがそのまま新基準原付として市販されるかというと、現状では非常に高いハードルが存在します。
最大の理由は、CB125Rが持つプレミアムな性格そのものにあります。このバイクは本来、11kW(15馬力)というクラス上限のパワーを引き出すために設計された高回転型エンジンを搭載しています。これを4kWまで絞ってしまうと、本来の魅力である鋭い加速や伸びやかな回転フィールが大きく損なわれることになります。
メーカーとしては、コストの掛かるCB125Rの車体を、パワーを制限したエントリー層向けに販売するには価格設定が難しくなるという側面もあります。
とはいえ、現在、都市部でのコミューターとしてだけでなく、趣味性の高い乗り物としての原付一種を求める声は根強く、ホンダが戦略的に出力を抑えた制御ユニットを搭載して発売する可能性はゼロではありません。
もし発売されるならば、それは既存の50ccユーザーが憧れる究極の原付として君臨することになるでしょう。
2026年モデルは欧州で発表済み!日本導入は?
一方で、原付二種免許(小型限定普通二輪免許)以上で乗ることができるフルパワー版のCB125Rについては、2026年モデルの動向がより明確になっています。

出典ヤングマシン公式
欧州市場では先行して2026年モデルのカラーチェンジや細かな熟成が発表されており、環境規制であるユーロ5プラスへの完全適合を果たしています。日本国内においても、この欧州仕様をベースにした最新モデルの導入が期待されています。
2026年モデルの特徴は、これまでのメカニカルな美しさをさらに引き立てる新色の採用です。
マット系のカラーバリエーションが増え、より大型モデルであるCB1000Rに近い雰囲気を纏っています。日本導入時期については例年通り春から夏にかけての発表が予想されており、125ccクラスのフラッグシップモデルとしての地位を盤石なものにしています。
新基準原付を待つのも一つの選択肢ですが、バイク本来のダイナミズムを楽しみたい層にとっては、このフルパワー版こそが本命と言えるでしょう。
「CB125R Lite」が出る可能性を大胆予想
ここで少し大胆な予想をしてみましょう。
ホンダは過去にもさまざまな派生モデルを生み出してきましたが、新基準原付向けに専用設計を施したCB125R Liteのようなモデルが登場する可能性です。

これは、外装や基本的なフレームは共通としながらも、サスペンションやブレーキ周りを原付一種の速度域に合わせて最適化(コストダウン)し、出力を4kWに最適化したモデルです。
現行のCB125Rは足回りが豪華すぎるがゆえに価格が高騰していますが、これを新基準原付として手の届きやすい価格帯に落とし込んだLiteバージョンがあれば、若年層のバイク離れを食い止める起爆剤になるはずです。
2026年のモーターショーやホンダのビジネスミーティングにおいて、こうした新基準原付のスポーツモデルに関するアナウンスがあることを、多くのファンが待ち望んでいます。
【もし発売したら】新基準原付でのCB125Rの価格や維持費は?

高性能なバイクである以上、もし発売したら気になるのはやはりお金の話だろう。。
2026年の経済状況や物価高の影響を受け、バイクの価格も数年前と比較して上昇傾向にあります。ここでは、新車で購入する場合の想定価格と、実際に所有した際にかかる維持費について、最新のシミュレーションを行ってみましょう。
新車価格:新基準原付での想定価格は?
CB125Rの価格は、モデルチェンジや装備のアップデートに伴い、段階的に上昇してきました。

出典ホンダ公式
2024年モデルの時点で
という価格設定でしたが、新基準原付版が発売されたら原材料費の高騰や輸送コストの増加により、さらに数万円程度の値上げが予想されます。
具体的案予想としては、550,000円から570,000円前後のレンジに収まると見られます。
| 比較項目 | 新基準原付版(CB125R Lite想定) | フルパワー版(現行:原付二種) |
| 想定新車価格(税込) | 約 540,000円 〜 560,000円 | 約 550,000円 〜 580,000円 |
| 最高出力 | 4.0kW(5.4PS)以下 | 11kW(15PS) |
| 必要免許 | 原付免許 / 普通自動車免許 | 小型限定普通二輪免許 以上 |
| ナンバープレート | 白色(原付一種扱い) | ピンク色(原付二種扱い) |
| 二人乗り(タンデム) | 不可 | 可能 |
| 二段階右折 | 必要(交差点による) | 不要 |
| 制限速度 | 30km/h | 60km/h(法定速度) |
| 主な装備 | 出力制限ECU / 基本車体は共通 | 15PSフルパワー / 5インチTFT液晶 |
125ccで55万円を超えるというのは、一昔前なら250ccクラスが買えた価格ですが、その分装備の内容が当時とは比較にならないほど進化しています。
新基準原付版が登場したとしても、この豪華装備を維持するならば、フルパワー版と同等、あるいはそれ以上の価格になる可能性も考慮しておく必要があります。
原付二種と新基準原付で維持費は変わる?
もし新基準原付としてCB125Rが発売された場合、維持費の面でメリットがあるのかを考えてみましょう。
まず、軽自動車税については、現状の制度では原付一種(50cc以下)と原付二種(50cc超125cc以下)で金額が異なります。
新基準原付がどの区分に分類されるかにもよりますが、もし原付一種扱いになれば、年間の税金が数百円安くなる可能性があります。
しかし、最も大きな維持費の差は「自賠責保険」や「任意保険」にあります。
| 維持費の項目 | 新基準原付(白ナンバー) | 原付二種(ピンクナンバー) | 備考 |
| 軽自動車税(年額) | 2,000円 | 2,400円 | 唯一、400円の差が出るポイント |
| 自賠責保険料 | 共通(125cc以下の区分) | 共通(125cc以下の区分) | 125cc以下は同一料金(※1) |
| 任意保険(特約) | ファミリーバイク特約OK | ファミリーバイク特約OK | どちらも自動車保険に安く付帯可 |
| 重量税 | 0円 | 0円 | 125cc以下はどちらも非課税 |
| 燃費(ガソリン代) | 良好(出力制限のため) | 良好 | エンジンが共通なら大差なし |
| オイル・タイヤ代 | 同等 | 同等 | 車体構成が同じなら消耗品費も共通 |
| 定期点検費用 | 同等 | 同等 | 125ccクラスの点検基本料金が適用 |
現状では、排気量125cc以下であれば、原付一種も二種も保険区分は同じであることが多いため、大きな差は出にくいでしょう。
燃費性能についても、パワーを抑えた新基準原付の方がわずかに有利になるかもしれませんが、CB125Rのような高効率エンジンであれば、フルパワー版でもリッター40kmから50km程度は十分に走るため、燃料代の差も誤差の範囲内と言えます。
結果として、維持費の安さを求めて新基準原付を選ぶメリットは、税金面よりも「免許の取得のしやすさ」にあると考えたほうが自然です。
新基準原付版CB125Rの中古がもし出たら?相場は?

新車価格が上昇している今、中古市場への関心は非常に高まっています。
現在、CB125Rの中古市場は、年式や型式によって明確な価格差が生じています。自分にとって最適な一台を見つけるための、中古選びのポイントを整理します。
新基準原付版CB125Rの中古が出たら?

そもそもCB125Rは、高精度なサスペンションやフルカラー液晶メーターを備えたプレミアムモデルであり、たとえ最高出力が4kWに制限されても、車体そのものの製造コストはフルパワー版と大きく変わりません。
新車価格が55万円前後と想定される中で、中古車が登場したとしても、新基準原付への高い需要と供給不足が重なり、乗り出し価格で50万円を切る車体は当面現れないでしょう。
むしろ「原付免許で運転できる最高峰のスポーツバイク」という唯一無二の価値が先行し、中古価格が新車価格を上回るプレミア化さえ懸念されます。
現時点でコストパフォーマンスを重視してCB125Rを探すのであれば、新基準原付版の出物を待つよりも、流通量が安定している既存の原付二種モデル(JC79型やJC91型)の低走行車を狙うほうが、圧倒的に現実的な選択肢となります。
高年式(JC91型)の現在中古価格は?
現行モデルに近いJC91型(DOHCエンジン・TFTメーター搭載モデル)は、中古市場でも非常に人気が高く、価格は高止まりしています。現在、程度の良い車体であれば、乗り出し価格で
となっています。
新車価格との差が少ないように感じますが、すでにカスタム(マフラーやフェンダーレスなど)が施されている車両も多く、それらを含めて考えると割安感が出る場合もあります。
この型式を狙うなら、走行距離が10,000km未満で、ディーラーによる定期点検の記録が残っている車両を最優先に探すべきです。
特に電子制御系のトラブルは修理費が高くつくため、保証が残っている、あるいはショップ独自の保証が付帯する車両が安心です。
旧型(JC79型)の中古価格は?

一方、初期型のJC79型(SOHCエンジン・モノクロ液晶メーター)は、現在ではかなり手頃な価格帯に落ち着いてきました。相場としては、
で取引されることが多く、予算を抑えたいライダーにとっては非常に魅力的な選択肢です。
SOHCエンジンと聞くと古臭く感じるかもしれませんが、実は低中速域のトルク感はこちらの方が扱いやすいという声もあります。
また、DOHCモデルよりも燃費が良い傾向にあり、街乗りメインのユーザーであればあえて旧型を選ぶ理由も十分にあります。
ただし、発売から年数が経過しているため、タンク内の錆や、ゴム類の劣化などは入念にチェックする必要があります。
CB125Rに関する中古車選びの注意点
CB125Rの中古車を探す際に注意したいのが、過酷に使われた車体の見極めです。
このバイクはその性能の高さから、サーキット走行やジムカーナなどで楽しまれることもあります。ステップの下部が削れていたり、エンジンケースに擦り傷がある場合は注意が必要です。
また、電装系のカスタムが激しい車両は、後に配線トラブルを引き起こすリスクがあります。
2026年の現在では、スマホホルダーの取り付けだけでなく、USB電源、ドライブレコーダー、グリップヒーターなどが後付けされているケースがほとんどです。これらの配線が綺麗に処理されているかは、前オーナーの車両への接し方を知る良いバロメーターになります。
できれば実車を確認し、エンジン始動時のメーターの動作や、アイドリングの安定性を自分の目で確かめるようにしましょう。
CB125Rに乗るために必要な免許とルール

新基準原付の施行により、免許制度の理解が非常に重要になっています。
2026年現在、自分が持っている免許でどのCB125Rに乗れるのか?、あるいはどの免許を取るべきなのか?を正しく理解しておかないと、意図せず無免許運転になってしまう危険性があります。
原付一種免許で乗れるのは制限付き(4kW以下)のみ

普通自動車免許に付帯している原付免許、または原付一種免許のみを持っている場合、運転できるのは
のみです。
もしホンダがCB125Rをベースにした新基準原付モデルを発売した場合、そのモデルであれば原付免許で運転可能です。
しかし、現在流通しているほとんどのCB125Rは、排気量に関係なく最高出力が11kWあります。これを原付免許で運転することは絶対にできません。
見た目が同じでも、ナンバープレートの色やメーカーの発行する書類によって区分が厳格に分けられています。原付一種は「白ナンバー」になるはずですので、購入前に必ず確認が必要です。
フルパワーを楽しみたいなら小型限定普通二輪免許以上が必要

CB125Rが持つ本来の性能、つまり15馬力のパワーをフルに楽しみたいのであれば、「小型限定普通二輪免許」以上の免許が必須となります。
現在、教習所での小型二輪免許取得は非常にスムーズになっており、普通車免許を持っていれば最短2日間程度の通学で取得できるケースも増えています。
新基準原付の4kW(5.4馬力)と、フルパワー版の11kW(15馬力)では、加速性能も最高速度も全くの別物です。特に幹線道路を走る際や、流れの速いバイパスを利用する場合、15馬力の余裕は安全性にも直結します。
CB125Rの真価を味わいたいのであれば、一歩踏み出して小型二輪免許を取得することをおすすめします。
間違えると無免許運転に!購入前に確認すべき区分
最も怖いのは、中古車サイトなどで「125ccだから原付で乗れる・・」と思い込んで購入してしまうパターンです。
新基準原付制度が始まったことで、同じ125ccという数字が二つの異なる免許区分に存在することになりました。
車検証(または標識交付証明書)の定格出力や最高出力の欄を必ずチェックしてください!
ここが4.0kWを超えていれば、それは原付二種です。また、二人乗りが可能かどうかも大きな違いです。新基準原付(一種扱い)は、排気量が125ccあっても二人乗りは禁止されます。
一方で原付二種であれば、タンデムステップが装備されているCB125Rなら二人乗りが可能です。自分の免許と、用途に合ったモデルを慎重に選ぶことが、楽しいバイクライフの第一歩です。
最後に統括

2026年という時代において、CB125Rは依然として125ccクラスのトップランナーであり続けています。
新基準原付制度の開始によって、このバイクを取り巻く環境はより複雑になりましたが、同時に選択肢が広がったとも言えます。最後に、あなたが今CB125Rを買うべきか?、どのモデルを選ぶべきか?の指針をまとめます。
✅️CB125Rがおすすめなライダー
という人です。
クラス最高の装備とデザインは、数年経っても色褪せることはありません。
また、任意保険のファミリーバイク特約を利用して、賢く維持費を抑えたいリターンライダーや、セカンドバイクを探しているベテランライダーにも最適です。
✅️CB125Rがおすすめじゃないライダー
という人です。
CB125Rはスポーツバイクゆえに積載性はほぼ皆無であり、価格もクラス最高峰です。
実用性だけを求めるのであれば、スクータータイプのPCX125やNMAX125、より安価なアクシスZを選んだ方が満足度は高いでしょう。
2026年のバイク市場は、物流の安定により一時期の極端な在庫不足は解消されていますが、CB125Rのような人気モデルは依然として入荷待ちが発生することもあります。
新車を狙うなら、ホンダドリーム店など、メーカー直営に近いショップに早めに相談し、入荷スケジュールを押さえるのが鉄則です。
中古車については、大手のバイク販売サイトを毎日チェックするだけでなく、地域密着型のショップのブログやSNSをフォローしておくことで、ネットに載る前の掘り出し物に出会える確率が高まります。
こうした市場動向は随時アップデートしていきますが、最終的には自分の足でショップを巡り、相棒となる一台を見つけ出す過程こそが、バイクライフの醍醐味だ!
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