
このコンテンツでは、2026年版の新型クロスカブの予約状況&最新納期のまとめ情報を詳しく解説していく。
いざバイクショップに足を運んでみると、店員から伝えられる「納期未定」という言葉や、「数ヶ月待ち」という現実に直面し、出鼻をくじかれてしまうケースが後を絶たない。。
世間の注目はすでに新型モデルへと移りつつありますが、果たして今の時点で注文を入れるといつ手元に届くのか?
メーカーから発表される公式情報だけでなく、現場の販売店で実際に起きているリアルな在庫事情や、少しでも早く納車してもらうための具体的なテクニックについても触れていきます。
これから新型クロスカブの購入を検討しているライダーや、すでに予約済みで納車を心待ちにしている人にとって、次の一歩を踏み出すための道しるべとなるはずだ!
■この記事でわかること
- 【随時更新】新型クロスカブの最新納期・予約状況
- 2026年モデルの変更点まとめ
- クロスカブの納期が遅れている3つの理由
- クロスカブを「最短」で納車するための3つのコツ
- どうしても待てないなら?中古車やレンタルという選択肢
- 最後に統括
【随時更新】新型クロスカブの最新納期・予約状況

まず最初に、最も気になっているであろう現在の納期状況について解説します。
結論から言うと、クロスカブ110の供給状況は、一時期の深刻な車両不足に比べればだいぶ改善傾向にありますが、依然として地域や店舗によって大きなばらつきがあるのが実情です。
欲しいと思ったその日に乗って帰れることは稀であり、ある程度の待ち時間を覚悟する必要があります。
ホンダドリームのリアルな納期目安

ホンダのバイクを購入する場所としては、メーカー直系のホンダドリームと、街のバイク屋である正規取扱店の二つが大きく挙げられますが、この両者では納期の目安が異なることが多々あります。
ホンダドリーム店はメーカーからの車両割り当て数が多いため、入荷台数自体は非常に豊富です。
しかし、その分だけ抱えているバックオーダー、つまり予約待ちのお客さんの数も桁違いに多いのです。
そのため、ドリーム店に問い合わせると、カラーによっては2ヶ月から3ヶ月待ち、人気色であれば半年近くかかると案内されることも珍しくありません。
街のバイク屋のリアルな納期目安

一方で、街の個人経営のバイクショップなどの正規取扱店はどうか?
こちらはドリーム店に比べると入荷台数は少ないものの、予約を入れているライバルの数も少ないという特徴があります。
そのため、タイミングさえ合えば、メーカーから割り当てられた在庫がフリーの状態で置いてあり、即納が可能となるケースも存在します。
現在の全体的な肌感覚としては、平均して1ヶ月から2ヶ月程度の納期を見込んでおくのが安全圏ですが、店舗ごとの在庫状況に大きく左右される運の要素も強くなっています。
2026年モデルの発売日と受注開始日はいつ?
続いて、気になる2026年モデルの動きについてです。
2026年モデルに関しても、2025年の12月頃から徐々に情報が出回り始め、正式発表の数週間前から各販売店での先行予約、いわゆる仮予約が水面下でスタートするのが通例となっています。
そこで、2025年の12月11日にホンダがクロスカブ110の新型として「くまモンバージョン」をリリースしています。


例年のホンダのサイクルを見ると、翌年のモデルチェンジやカラー変更のアナウンスは、年末から年明けの春先にかけて行われることが多いです。
もしあなたが最新の2026年モデルを誰よりも早く手に入れたいと考えているなら、メーカーの公式サイトでの正式発表を待っていてはいけません!
ニュースリリースが出た時点では、すでに感度の高いユーザーによって初期入荷分が埋まってしまっている可能性があるからです。
なじみのバイクショップがある場合は、今のうちから新型が出たらすぐに連絡が欲しいと伝えておくことや、購入の意思を明確に示しておくことが重要です。
2026年モデルの変更点まとめ

納期と並んで購入検討者を悩ませるのが、現行モデルを買うべきか、それとも待って新型を買うべきかという問題です。
2026年モデルのクロスカブ110は、どのような進化を遂げるのか?現時点で予想される変更点や、注意すべきポイントを整理しておきましょう。
これを知ることで、自分がどちらを選ぶべきかの判断材料になるはずです。
新色と廃盤カラー

カブシリーズの最大の魅力の一つは、その豊富なカラーバリエーションにあります。
特にクロスカブは、アウトドアテイスト溢れるアースカラーや、街に馴染むポップな色が採用されることが多く、モデルチェンジのたびにファンを一喜一憂させています。
2026年モデルでも、新しいトレンドを取り入れた新色が投入されることはほぼ確実でしょう。
近年の傾向から予測すると、キャンプブームに合わせたサンドベージュ系やカーキ系の新色、あるいは初代クロスカブを彷彿とさせる鮮やかなイエローなどの復刻カラーが登場する可能性があります。
注意点も・・
一方で注意しなければならないのは、新色の登場と引き換えにカタログ落ちしてしまう廃盤カラーの存在です。

もしあなたが現在ラインナップされている特定のカラー、例えばプコブルーやマットアーマードグリーンメタリックなどを強く希望している場合、新型の発表と同時にそれらが生産終了となってしまうリスクがあります。
過去にも人気色があっさりと廃盤になり、後から中古車相場が高騰した例がいくつもあります。
欲しい色がすでに決まっている場合は、新型を待つことが裏目に出る可能性もあるため、現行モデルの在庫があるうちに押さえておくのが賢明な判断と言えるでしょう。
スペック変更はある?(法規対応など)
機能面やスペックに関しては、現行のJA60型ですでに完成の域に達していると言えます。
2026年モデルにおいて、エンジンやフレームに関わるようなフルモデルチェンジ級の大きな変更が行われる可能性は極めて低いと考えられます。
あるとすれば、厳格化が進む排ガス規制への適合や、灯火類の細かい仕様変更、あるいはメーター周りの視認性向上といったマイナーチェンジに留まるでしょう。


キャストホイールやチューブレスタイヤ、ディスクブレーキ、ABSの搭載など、かつての弱点であった足回りは大幅に強化されていますし、エンジンもロングストローク化された最新型が搭載されています。
法規対応に伴う型式変更はあるかもしれませんが、乗り味や使い勝手が劇的に変わるようなアップデートは期待できません。つまり、スペックの向上を期待して新型を待つ必要性はあまり高くなく、あくまで好みのカラーリングが出るかどうか、という点が待ちの判断基準となります。
車両価格の改定について
避けて通れないのが価格の問題です。。

世界的な原材料費の高騰や物流コストの上昇、円安の影響などを受け、バイクの車両本体価格は年々上昇傾向にあります。
残念ながら2026年モデルのクロスカブに関しても、現行価格からの値上げが行われる可能性が高いです。
数千円から数万円の幅での価格改定が予想されます。
たかが数万円と思うかもしれませんが、自賠責保険やオプションパーツ代など、乗り出しにかかる総額を考えると、少しでも安く抑えたいのが本音でしょう。
スペックに大きな差がないのであれば、価格が上がる前の現行モデルを今のうちに購入しておくというのは、経済的な観点から非常に合理的な選択です。
クロスカブの納期が遅れている3つの理由

そもそも、なぜクロスカブの納期はこれほどまでに不安定で、時間がかかるのか?
一時期のような半導体不足は解消されたというニュースも耳にしますが、バイク業界においてはまだ完全には正常化していない部分があります。
納期が遅れてしまう背景には、複合的な要因が絡み合っています。理由を知ることで、ただ待たされるイライラを少しでも納得感に変えていきましょう。
半導体・部品供給の影響
まず一つ目の理由は、依然として尾を引いているサプライチェーンの問題です。

バイクにはエンジン制御ユニットやABSモジュールなど、多くの半導体部品が使われています。これらの部品供給は全盛期の混乱期に比べれば安定してきましたが、世界的な需要に対して供給が完全に追いついているわけではありません。
特にホンダのようなグローバルメーカーは、世界中で生産と販売を行っているため、部品の取り合いになることがあります。
また、半導体以外にも、樹脂パーツやゴム製品、塗料などの原材料調達においても、地政学的なリスクや生産国の情勢によって遅延が発生することがあります。
たった一つの小さな部品が届かないだけで、工場での組み立てラインはストップし、完成車として出荷することができなくなります。
人気カラーへの注文集中
二つ目の理由は、特定のカラーへの注文の偏りです。

クロスカブには複数のカラーバリエーションが用意されていますが、すべての色が均等に売れるわけではありません。例えば、くまモンバージョンなどのコラボモデルや、マットアーマードグリーンメタリックのようなミリタリーテイストの強い色は圧倒的な人気を誇ります。
人気色には全国からオーダーが殺到するため、メーカーの生産が追いつかず、その色だけ納期が極端に長くなるという現象が起きます。
逆に言えば、比較的不人気なカラーや、あまり指名買いされないカラーであれば、メーカーの倉庫に在庫が残っていたり、販売店の店頭に即納車として並んでいたりする確率が高くなります。
物流・コンテナ不足の影響
三つ目の理由は、完成したバイクを運ぶための物流の問題です。
海外の工場で生産されたクロスカブは、船に乗せられて日本へとやってきますが、海上輸送のコンテナ不足や港湾の混雑状況によっては、日本への入港が遅れることがあります。
また、日本国内に入ってからも、港から各都道府県のデポ、そして販売店へと配送するためのトラックドライバー不足、いわゆる2024年問題以降の物流キャパシティの低下が影響しています。
車両自体は完成していて日本国内にあるのに、お店まで運ぶトラックの手配がつかないために、納車が数週間遅れるというケースも実際に発生しています。
これは販売店の努力だけではどうにもならないインフラの問題であり、現在の物流事情を考えると、ある程度の輸送リードタイムを見ておく必要があります。
クロスカブを「最短」で納車するための3つのコツ

納期が遅れる理由はわかりましたが、それでもやはり「一日でも早く乗りたい!」というのがライダーの心情です。
指をくわえて待っているだけでは状況は変わりません。
ここでは、少しでも早くクロスカブを納車してもらうために、購入者側ができる具体的なアクションプランを3つ紹介します。これらを実践することで、数ヶ月単位で納期を短縮できる可能性があります。
1. 「ホンダドリーム」と「個人店」の両方を回る

先ほども少し触れましたが、バイクショップ選びは納期短縮の最大の鍵です。まずは自宅近くのホンダドリーム店に行き、正確な納期と予約状況を確認しましょう。
もしそこで「数ヶ月待ち」と言われたとしても諦めてはいけない!
次は、地域にあるホンダ正規取扱店の看板を掲げた個人店や、中規模のチェーン店をしらみつぶしに回ってみてください。
ホンダドリーム店は多くのバックオーダーを抱えていますが、個人店にはメーカーからの「見込み発注枠」が残っている場合があります。
これは、お店側があらかじめ「この月にこの色が1台入ってくる」という枠を確保しているもので、その枠に予約が入っていなければ、その車両を自分のものにすることができます。
2. カラー・グレードにこだわらない(在庫車狙い)

もしあなたが「クロスカブに乗ること」自体を最優先とし、色にはそこまで強いこだわりがないのであれば、即納への道は大きく開かれます。
ショップで商談をする際に、「何色でもいいので、一番早く入る色はどれですか?」と聞いてみてください。
店員はパソコンの端末を叩き、メーカーからの次回入荷予定表を確認してくれます。その中に、偶然キャンセルが出た車両や、まだ成約が決まっていないフリーの車両が見つかることがあります。
また、くまモンバージョンなどの特別仕様車は人気ですが、通常のスタンダードモデルの方が生産台数自体は多いため、回転率が良い場合もあります。
第一希望の色を数ヶ月待つよりも、第二希望、第三希望の色であっても今すぐ手に入れて、ツーリングの季節を楽しむという選択肢も十分にアリではないか?
3. 複数の店舗で「仮予約」が可能か確認する
どうしても早く欲しい場合の奥の手として、複数の店舗に声をかけておくという方法があります。ただし、これはマナーと節度を守る必要があります。
多くのバイクショップでは、正式な契約の前に「仮予約」や「入荷連絡待ち」というリストを作っています。これは手付金を払わずに名前だけ載せてもらうもので、キャンセル料が発生しないケースが多いです。
複数の店舗でこのリストに載せてもらい、「最初に入荷した店で購入する」という作戦です。ただし、これを実行する場合は、必ず事前にお店側に「他店も回っている」ことを正直に伝えておくのが誠実な対応です。
また、一店舗で購入が決まったら、速やかに他の店舗にはキャンセルの連絡を入れることが絶対条件です。
これを怠るとお店に多大な迷惑をかけることになります!
どうしても待てないなら?中古車やレンタルという選択肢

どれだけ手を尽くしても新車の納期が見えない、あるいは春のツーリングシーズンにどうしても間に合わせたいという場合、新車以外の選択肢にも目を向けてみましょう。
視野を広げることで、意外な解決策が見つかるかもしれません。
新古車・中古車の相場高騰に注意
真っ先に思い浮かぶのは中古車市場です。

大手中古車サイトを検索すれば、在庫ありのクロスカブがたくさん出てきます。これなら契約から1週間程度で乗り出すことが可能です。
しかし、ここで注意が必要なのは価格です。
新車の納期が遅れている現状では、すぐに乗れる中古車の価値が異常に高騰しており、走行距離がほとんどない「新古車」や程度の良い中古車は、新車の定価よりも高いプレミア価格で取引されていることが珍しくありません。
「時は金なり」と割り切って、高いお金を払って時間を買うという考え方もありますが、保証期間の長さや最初のオーナーであるという満足感を考えると、冷静な判断が必要です。
CT125ハンターカブやスーパーカブ110との比較
クロスカブの納期が絶望的である場合、兄弟車であるCT125ハンターカブや、元祖であるスーパーカブ110を検討してみるのも一つの手です。
特にハンターカブは生産体制が強化されており、時期によってはクロスカブよりも在庫が潤沢にある場合があります。
オフロード性能や積載性ではハンターカブの方が優れている点も多く、実際にクロスカブを見に行ってハンターカブに一目惚れして契約したというライダーも少なくありません。
クロスカブという車種名にこだわりすぎず、自分のライフスタイルに合ったカブファミリーの中から、すぐに出会える一台を探してみるのも素敵な縁の始まりかもしれない。
最後に統括

ここまで、2026年の新型クロスカブ110の予約状況と納期について詳しく解説してきました。
状況を整理すると、現在は即納が難しいものの、店舗選びや色の妥協によって早期納車は十分に狙える状況にあります。
そして何より重要なのは、2026年モデルを狙うのであれば、メーカーの公式発表を待つことなく、今すぐにでも情報収集と行動を開始すべきだということです。
バイクの納期は水物であり、状況は日々刻々と変化しています。昨日までは在庫がなかった店に、今日突然キャンセル車が出ることもあります。
インターネットの情報だけで判断して諦めるのではなく、実際に電話をかけ、お店に足を運び、店員とコミュニケーションをとることが、理想の一台と巡り合うための最強の近道です。
あなたの行動力が、最高の相棒を引き寄せるはずだ!
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